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チェーン
- 2025/09/14 08:00
【関西モーニング】喫茶店6店で実食!1210円で「めっちゃでかい!」大満足メニューは?
喫茶店天国の関西・大阪。日本一の数を誇る大阪の喫茶店から、人気店のモーニングを実食してレビューでお届けします。
心斎橋ミツヤのモーニング(写真:アズマミサト) 目次
・【桜珈琲】「桜スペシャルモーニング」(ドリンク料金+530円)実食
・【ヒロコーヒー】990円「麦蔵バーガー」実食
・【にしむら珈琲店】1,300円「朝のフルーツサンドセット」実食
・【心斎橋ミツヤ】1210円「ミツヤモーニング」実食
・【上高地あずさ珈琲】1320円「軽井沢ソーセージセット」実食
・【カフェ英國屋】900円「ダッチクレープベーコンエッグ」※店舗によって、価格やメニューが異なるケースがあります。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。【桜珈琲】南大阪で絶大な人気カフェ
※2025年5月時点の情報です。
桜珈琲(写真:スーパーマーケットファン) 喫茶店天国・大阪。日本で一番喫茶店が多いのが大阪なんですよ。ご存じでしたか? そんな喫茶店天国の大阪において、特に個性豊かな喫茶店をご紹介します。
今回取り上げるのは南大阪では絶大な人気を誇る「桜珈琲」です。
桜珈琲は大阪府堺市に本社を置き、昭和51年に「珈琲専門店リオ」としてはじまり、平成18年に桜珈琲鳳本店(堺市)が開店、その後も店舗数を増やしていき、現在は南大阪で15店舗展開(別形態含む)の人気喫茶店へと成長しました。
【桜珈琲】鳳本店行ってみた!
中庭(写真:スーパーマーケットファン) そんなに人気の「桜珈琲」ですが、今回は鳳本店に行ってきましたよ。
店内は和風なつくりで優雅な空間が広がります。特徴的なのは、立派な石中庭で、桜珈琲の象徴でもある桜の木が。桜の季節には中庭の桜を眺めながらお茶がいただけるんです。
とにかく大人気のこのお店。特に人気のモーニングの時間帯の駐車場は常に満車。店内も待機のお客さんでいっぱいなんです。
人気の秘密は「桜モーニング」! とにかくバランスとボリュームがすごいのです。
【桜珈琲】モーニングメニューは8種類、午後2時まで提供
モーニングメニュー(写真:スーパーマーケットファン) 【モーニングメニュー】
・桜スペシャルモーニング ドリンク料金+583円
・トーストモーニング ドリンク料金+363円
・オープンサンドモーニング ドリンク料金+363円
・ふわふわサンドイッチモーニング ドリンク料金+363円
・こんがりホットドックモーニング ドリンク料金+363円
・もっちりふわっとドーナツモーニング ドリンク料金+378円
・イングリッシュマフィンモーニング ドリンク料金+407円
・桜モーニング ドリンク料金+407円【提供時間】
午前8時〜午後2時私は今回、こちらもお店の名物でもある「大阪といえば」のミックスジュースと共に「桜スペシャルモーニング」をいただきます。
ちなみにミックスジュースも喫茶店によって味が違ったりして、大阪の喫茶店を楽しむには欠かせないメニューです。
【桜珈琲】「桜スペシャルモーニング」(ドリンク料金+530円)実食!
ミックスジュースとモーニング(写真:スーパーマーケットファン) というわけで、数量限定「桜スペシャルモーニング」をいただきます。
桜珈琲自慢のクロワッサン、トースト、サンドイッチの3種のパン付き。さらにフライドポテト、ベーコン&スクランブルエッグ、サラダ、ヨーグルトフルーツ、日替わりジュースまでついているという。
これがドリンク料金と別でたった530円というから、そりゃあみんな並んででも来るよなあという感じです。
味は抜群。特に3種類のパンのおいしさは思わず顔がほころびます。
クロワッサン、トースト、サンドイッチ ミックスジュースは、好きなタイプのもったりした感じで大満足です(お店によってさらっとしたタイプともったりしたタイプがあります)。
モーニングの時間は朝8時からお昼の2時までということで、ランチを兼ねるお客さんも多いでしょうね。大人気なのも納得です。
そして何より、お姉さま世代のお客さんの多いこと。店内の8割方は女性。そしてみなさん漏れなくおしゃべりが止まらない止まらない……。
店内の雰囲気は抜群に優雅ですが、BGMはかなりかしましく、こみいった話をするには少々不向きな気もしますが、それでも満足度の高いモーニングは絶品なのでおススメです!
もちろん、モーニング以外にもランチもスイーツも大充実。南大阪に「桜珈琲」あり。今日もきっと店内はにぎやかなお姉さま方のおしゃべりが響いていることでしょう。
【ヒロコーヒー】北大阪を中心に20店舗展開
※2025年6月時点の情報です。
ヒロコーヒー(写真:スーパーマーケットファン) 今回は、北大阪を中心に20店舗展開中の人気喫茶店チェーン「ヒロコーヒー」をご紹介します。
ヒロコーヒーは、昭和52年に創業したCOFFEE HOUSE CLUB本店の直営店として、昭和62年に1号店を開店。2025年で創業48年を迎え、自社工房で製造から販売まで行うコーヒー事業のほか、いながわケーキ工房、石窯パン工房麦蔵といったケーキやパンの製造販売の店舗も展開しています。
「スペシャルティコーヒー」専門店であり、公式サイトではその意味について「生豆の選別がされ、ローストが新鮮であり、正しく抽出されたコーヒーであり、結果として産地の味がきちんとカップに表現されているコーヒー」としています。
【ヒロコーヒー】990円「麦蔵バーガー」実食
ヒロコーヒー(写真:スーパーマーケットファン) さて、そんなヒロコーヒーですが、今回はヒロコーヒー大丸梅田店(大阪市)へ訪問してきました。この店舗では残念ながらモーニングの提供は行っていませんが、通常メニューでも同じものが食べられるとのこと。
百貨店内の店舗という特性もあり、ランチ時や15時ごろになるといつも満員のこちらのお店。
広々とした店内と大きな窓からの明るい光が印象的で、つい長居してしまいたくなります。またホスピタリティが売りのお店ともあって、感じのいい店員さんに応対が心地よいです。
注文したのは、お店の名物メニューのひとつでもある「麦蔵バーガー」(990円)。モーニングでは指定ドリンクとのセットで50円引きです。
メニュー(写真:スーパーマーケットファン) このハンバーガー、ヒロコーヒーが運営する石窯パン工房麦蔵特製のバンズを使っていて、肉厚パティと特製のトマトソースがうれしい!
「ここはハンバーガー専門店ですか?」といわんばかりのボリュームたっぷり、お味も本格的なハンバーガーなのです。
麦蔵バーガー(写真:スーパーマーケットファン) 麦蔵バーガー、パティの厚みがすごい!(写真:スーパーマーケットファン) 特製バンズがとにかく抜群においしい。ふっくら、もちもちで存在感があります。
そんなバンズと、肉厚でジューシーなお肉とトマトソースが一体化することで、それぞれのおいしさがより引き立つという逸品です。
もちろん珈琲もマスト。こだわりぬいたスペシャリティコーヒーが揃っています。「ファーザーズブレンド」「ゲイシャ」など種類がとにかく豊富なので、きっと好みの珈琲に出会えると思いますよ。
今回はカフェオレをいただきました。深いコクを感じながらじっくり味わいたくなる、そんなカフェオレでした。さすが専門店。
カフェオレ(写真:スーパーマーケットファン) ヒロコーヒーにはほかにも自慢の自家製パンを使ったフードメニューや、自社製造のケーキもたくさん揃っています。近くにあったら通いたくなりますよね。
南大阪には以前ご紹介したチェーン店「桜珈琲」があり、そして北大阪には「ヒロコーヒー」ありといいったところです。
(イラスト:アズマミサト) 【にしむら珈琲店】神戸を中心に8店舗、本格珈琲店のパイオニア
※2025年6月30日時点の情報です。
にしむら珈琲店(写真:スーパーマーケットファン) 今回は個性的なモーニングで人気の老舗喫茶店「にしむら珈琲店」をご紹介します。「にしむら珈琲店」については、大阪ではなくはじまりは神戸になります。
歴史は古く、なんと創業77年。戦後まもないころから神戸市内ではじまり、本格珈琲店としては業界のパイオニア的な存在なんです。
「にしむら珈琲」といえば、なんといっても酒処・灘の名水「宮水」で淹れるブレンドコーヒーが定番。実は日本で初めて産地ごとに豆を淹れ分ける、ストレートコーヒーをメニューにのせたことでも知られています。まさにパイオニア。
現在は神戸を中心に8店舗で展開し、ほかに「北野坂にしむら珈琲店」1店舗があります。
【にしむら珈琲店】モーニング「朝のフルーツサンドセット」実食
今回はその中から大阪で唯一の店舗となる梅田店へ行ってきました。
大阪キタの中心地とあって、平日モーニングの時間帯にもかかわらず店内はたくさんのお客さんですでに賑わっていました。
店内はなんだかちょっと懐かしい感じもありつつ、ホテルのラウンジのような雰囲気もありつつ。長居しやすそうな昔ながらの感じ、とっても好きです。
モーニングメニュー(写真:スーパーマーケットファン) コーヒーメニュー(写真:スーパーマーケットファン) 今回の目的はモーニングメニューの中で気になる存在だった「朝のフルーツサンドセット」(1,300円)。
セットドリンクはアイスのブレンドコーヒーでいただきます。
「朝のフルーツサンドセット」(1,300円)(写真:スーパーマーケットファン) 季節のフルーツが入ってます(写真:スーパーマーケットファン) 赤肉メロンを中心に、キウイ、パイナップルなど季節のフルーツがぎっしりつまって、甘すぎないクリームがフルーツのおいしさを引き立てます。サイズは通常のサイズより少し小さいハーフサイズ。それでも満足感は十分です!
いわずもがな、もちろんコーヒーも絶品です。おいしいコーヒーとともに優雅に朝を迎えることができますよ。
アイスのブレンドコーヒー(写真:スーパーマーケットファン) モーニングメニューはほかにもサラダセットやフルーツセット、定番のトーストなども。朝から幸せな時間を過ごせました。
【にしむら珈琲店】実はケーキメニューがめちゃくちゃ豊富
コーヒーの種類が多いのはもちろん専門店でパイオニアらしさなんですが、実はケーキメニューがめちゃくちゃ豊富なんです。神戸・御影のお菓子のアトリエ「セセシオン」から毎日新鮮で個性豊かな本格ケーキを取り寄せているのだとか。すべてはコーヒーをおいしく楽しむため、といったところでしょうか?
「にしむら珈琲店」はこれからも関西のコーヒ好きの憩いの場であり続けると感じた朝でした。(イラスト:アズマミサト) 【心斎橋ミツヤ】大阪を代表する喫茶店! 「あんみつ」を考案
※2025年7月時点の情報です。
心斎橋ミツヤ(写真:スーパーマーケットファン) 大阪に住む人にとって「心斎橋ミツヤ」は一度は行ったことがあるというくらい、喫茶店の代名詞的な存在なのではないでしょうか? 繁華街に行けば必ず見かけるといえるほど、関西人おなじみの老舗喫茶店です。
はじまりはなんと明治30年で氷の販売店からスタートしたとのこと。そこからかき氷の販売、そして昭和18年には甘党喫茶「みつや」としてコーヒーなどの提供とともに、みつ豆に餡をトッピングした「あんみつ」も販売。
すでにみつ豆は大阪ではおなじみのメニューでしたが、餡を乗っけることを考案し、これが看板メニューとして人気を博したとか。
さらにレストランとして進化した昭和22年の「ミツヤ」では、鉄板からの「ジュー」という音がする状態のまま提供する「鉄板スパゲッティ」が人気になりました。
今回はそんな歴史のある「心斎橋ミツヤ」のモーニングをご紹介します。
【心斎橋ミツヤ】1210円「ミツヤモーニング」実食
喫茶店という言葉がなじむ店内(写真:スーパーマーケットファン) そんな「心斎橋ミツヤ」の現在の看板メニューのひとつでもあり、お得感満載な「ミツヤモーニング」をいただきに、今回は大阪・梅田の地下街にあるホワイティ梅田店へ行ってきました。
訪問したこの日は休日だったこともあり、モーニングの時間(午前9時〜11時)でも家族連れで店内はすでに満員御礼状態でした。
店内は昔ながらの喫茶店の雰囲気。「カフェ」ではなく「喫茶店」なんですよね、あくまで。
そして今回のお目当てが「ミツヤモーニング」です。
トースト、ソーセージ(めっちゃでかい!)、ベーコンエッグ、ミニハンバーグ(そこまでミニでもない)、ヨーグルト、サラダ、ドリンクがついて、これでお値段はなんと1210円(税込)!
「ミツヤモーニング」1,210円(写真:スーパーマーケットファン) トーストとヨーグルト(写真:スーパーマーケットファン) ソーセージ、ベーコンエッグ、ミニハンバーグ、ヨーグルト、サラダ(写真:スーパーマーケットファン) お箸でいただきます(写真:スーパーマーケットファン) ハンバーグはボリューム◎(写真:スーパーマーケットファン) ホテルの朝食バイキングをワンプレートでいただいているような、まさにそんな感じです。 もちろん味もボリュームも大満足。朝昼兼用でもOKですよね。
【心斎橋ミツヤ】ほかのモーニングメニュー、トッピングメニューは?
物足りない人には、別料金でトッピングメニューもあるからご安心を。
トッピングにはとんかつも!(写真:スーパーマーケットファン) ほかにもモーニングメニューは、定番のサンドイッチや、ボリューミーなドリアのセットもあります。
モーニングメニュー(写真:スーパーマーケットファン) 実は今回ずいぶん久しぶりに「心斎橋ミツヤ」に行ったんですが、昔と変わらないそのままの雰囲気でした。
長年愛され続けるその理由は、変わることのない雰囲気と親しみやすさかもしれませんね。
(イラスト:アズマミサト) 【上高地あずさ珈琲】兵庫に1号店の関西で人気のカフェ
※2025年8月時点の情報です。
上高地あずさ珈琲(写真:アズマミサト) 「上質な大人食堂カフェ」をコンセプトとした、山小屋風リゾートをイメージしている「上高地あずさ珈琲」。
信州のこだわりの食材や旬のフルーツを使った自家製スイーツなど 「日常のちょっと贅沢」を体験できるとあって人気の喫茶店です。
運営は和食レストラン「かごの屋」など飲食店を運営するKRフードサービス。2017(平成29)年、兵庫・加古川に「長野の山小屋にあるリゾート」をイメージしたカフェ&レストラン「上高地あずさ珈琲」を初出店。
その後は大阪・八尾や奈良・学園前など関西エリアの地方都市を中心に郊外型店舗を展開し、2022年には大阪北エリア初出店となる梅田・阪急三番街にもオープンし、現在では13店舗で展開中。
人気の秘訣はやはり信州・長野県産の食材を豊富に使用してること。同地の農家さんとの繋がりを大切にし、その徹底ぶりはHPでもうかがい知ることができます。
ではなぜKRフードサービスとは縁もゆかりもない(そうです)長野だったのか? というところは、とある企業紹介のHPによると「長野→おいしそう→空気がきれい」というちょっとした連想ゲームからはじまったそう。
そこからこれだけ地域のみなさんから愛される喫茶店へと成長したのは、大阪人の柔軟な発想力のたまものなのかもしれませんね。
【上高地あずさ珈琲】モーニングメニュー、ドリンクメニューは?
今回は八尾店に訪問して、人気のモーニングをいただいてきましたよ。
店構えからすでに山小屋風。喫茶店というより、ファミレスっぽい印象です。
店頭にはグランドメニューのパネルも(写真:アズマミサト) 人気のモーニングの時間帯は、平日の朝にもかかわらず満席に近い状態でした。店員さんが忙しそうにバタバタと……。ですが、特筆すべきは忙しそうな店員さんのどなたも、決して雑な対応をされていないということ。その点だけでもすでにポイント高し、です。
お目当てのモーニングは種類も豊富。長野の食材を使ったものはどれもとってもおいしそうです。毎日来たくなりますね。
モーニングメニュー(写真:アズマミサト) <パンモーニング>
【軽井沢ソーセージセット】
・フレンチトースト ドリンク料金+730円
・アーモンドトースト ドリンク料金+730円
・信州りんごバタートースト ドリンク料金+730円
・自家製パンのトースト ドリンク料金+630円<朝ごはん>
・信州の和定食 ドリンク料金+980円
・卵かけご飯と軽井沢ソーセージ ドリンク料金+830円
・白ご飯と軽井沢ソーセージ ドリンク料金+730円
・卵かけご飯 ドリンク料金+280円
ドリンクメニュー(写真:アズマミサト) ・あずさミルク珈琲(HOT/ICE) 590円
・マイルドブレンド珈琲 540円
・ストリングブレンド珈琲 540円
・水出しアイス珈琲 540円・信州アップルティー 640円
・信州ミルク工房牛乳 540円
・選べる信州りんごジュース 690円
ほか【上高地あずさ珈琲】1320円「軽井沢ソーセージセット」実食
今回はおそらく看板メニューかと思われる「軽井沢ソーセージセット」のフレンチトースト(ドリンク料金+730円)をいただくことに。
ドリンクは信州の牛乳が堪能できる「あずさミルク珈琲」(590円)をチョイス。
「あずさミルク珈琲」(590円)と「軽井沢ソーセージセット」(730円)で1320円(写真:アズマミサト) 信州ミルクのとろけるフレンチトースト(写真:アズマミサト) このモーニング、これがめちゃくちゃおいしかったんです……感動。
新鮮なサラダも、やみつきになりそうなソーセージも、とろけるようなフレンチトーストも隙がまったくありません。これがドリンク料金プラス税込み730円で味わえるなんて。
やみつきになりそうな軽井沢ソーセージ(写真:アズマミサト) 信州ミルクのとろけるフレンチトースト(写真:アズマミサト) やっぱりモーニング最高!
家の近くにできないかなあ……(切望)。
(イラスト:アズマミサト) 【カフェ英國屋】ゴージャスさが特徴! 大阪おなじみの喫茶店
※2025年8月時点の情報です。
※店舗によってメニュー、価格が異なります。カフェ英國屋の難波の本社ビル店(写真:アズマミサト) 喫茶店天国の大阪。日本一の数を誇る大阪の喫茶店は、個性豊かでお得感満載なのが特徴。
なかでも個性が出るのがモーニングということで、今回は大阪の老舗喫茶店「カフェ英國屋」をご紹介します。前回ご紹介した「心斎橋ミツヤ」と双璧をなすといっても過言ではない、大阪でおなじみの存在なんです。
「心斎橋ミツヤ」と「カフェ英國屋」との決定的な違いは「カフェ英國屋」の店舗内のゴージャスさにつきます。これは「カフェ英國屋」の一番のこだわりのようです。
そもそも「カフェ英國屋」は、1961年12月に1号店が大阪ミナミに誕生(当時の店名はミカド)。現在では大阪だけにとどまらず、東京、名古屋、京都、兵庫などに全40店舗と広く展開しています。
特徴は、英國屋の全店舗が人の流れの要であるターミナルに立地しているということ。そのため、目に留まりやすく、地域の憩いの場として愛されているのです。
そして、店内のゴージャスさも特徴のひとつ。75年に大阪・心斎橋に「英國屋」としての1号店がオープンした当時、コンセプトは“女性が着飾って行ける「高級喫茶」”というものでした。
そのためヨーロッパ調の高級インテリアや、英国製の人気陶磁器ブランド、ウェッジウッドのカップ&ソーサーを使って、こだわりの空間を演出。そのコンセプトは現在も全店舗で受け継がれています。
【カフェ英國屋】モーニングメニューは?
今回はそんな英國屋の中でもシンボリックな店舗でもある、大阪・難波の本社ビル店に行って、モーニングをいただいてきました。
こちらの店舗は地下1階、地上3階となっていて、3階は会議室となっています。5名から予約でき(2時間制、ひとり500円)、ちなみに私も利用したことあります。
さらに地下は喫煙可能とあって、喫煙目当てかと思われるお客さんも朝から何人かいらっしゃってました。
さて、お目当てのモーニングですが、実は長年の英國屋ユーザーだったのにもかかわらず、モーニングは初めて。
こんなにたくさんメニューがあることに驚きました。それもドリンク付きの1,000円以下。しかもコーヒーはおかわり1杯つきなんです。
本社ビル店のモーニング(写真:アズマミサト) 提供時間:午前9時〜午前11時
・ベーコンエッグセット 900円
・ダッチクレープベーコンエッグセット 900円※一日10食限定
・大きなブリオッシュセット 600円
・ハーフカレーセット 900円
・チーズトーストセット 700円
・トーストサンドセット 700円
・厚焼トーストセット(ゆで卵つき) 500円
・プレーンワッフルセット 600円※すべてドリンク付き。おかわり1杯付き
【カフェ英國屋】900円「ダッチクレープベーコンエッグ」実食
店舗によって多少ラインナップは違うようですが、今回は「一日10食限定」の「ダッチクレープベーコンエッグ」のモーニングセットをチョイスしました。
「ダッチクレープベーコンエッグセット」900円(写真:アズマミサト) ウェッジウッドの食器で優雅なモーニング(写真:アズマミサト) これがドリンク付きでお値段なんと900円。
お味も、もっちもちのクレープ生地にベーコンの塩味とサラダのさっぱりさ、その上目玉焼きと相性抜群。朝からなんてぜいたくな!
空間もゴージャスで、さらにかわいいウェッジウッドの食器で優雅に過ごすことができた朝でした。リーズナブルなのにリッチな気分になれる、我らが「カフェ英國屋」です。
ちなみに「カフェ英國屋」さんのカレーも絶品なんですよ。
(イラスト:アズマミサト) ◆関連記事
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