-
暮らし
- 2025/11/05 17:00
収納のプロが教える「捨てない片付け」アイデア6! 使い方を変えるだけでリビングすっきり【ビフォーアフター】
整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、収納のやり方、散らかるお部屋を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「お片付け」ビフォーアフター】。
目次
・【お悩み】なるべく捨てずに、片付けたい
・【捨てない例①】解体して使い回す
・【捨てない例②】合わない棚は、使う場所を変える
・【捨てない例③】バスケットはふたを変える
・【捨てない例④】ラタン製バスケットを可動式にDIY
・【捨てない例⑤】コルクマットはフィットネスマシンの保護マットに
・【捨てない例⑥】動かせない植物や加湿器は可動式にする
・【まとめ】捨てるだけが正解ではない! 不要品も使い方次第【お悩み】なるべく捨てずに、片付けたい
埼玉県戸田市の一軒家に住む4人家族のリカさん(40歳)のお宅を片付けています。リカさん宅の片付けテーマは「捨てない片付け」。大型の家具を捨てずに再利用した例を中心に紹介します。
【クライアントプロフィール】
・リカさん(40歳)
・埼玉県戸田市在住
・4人家族(夫婦+小学生の兄弟)
・築10年目の注文住宅(持ち家/3LDK+WIC)
(After)ロボット掃除機もかけやすくなった(写真:maki_organize) 写真は片付け終わった“アフター写真”です。元からあった家具やモノを捨てずに「使い方を変える」だけで、これだけスッキリしました。
今回は、リビングをスッキリするために「使い方を変えた」家具やもの6例を紹介します。
【捨てない例①】解体して使い回す

壊れたイケアの「シェルフユニット」から赤丸部分をDIYで解体して再利用(写真:maki_organize) 
コの字ラックにして、下駄箱横クローゼットへ移動(写真:maki_organize) リビングにあったイケアの「シェルフユニット」は、組み立てタイプだったので解体も簡単です。元の板材パーツにして、各部屋の戸棚に使う「棚板」や「コの字ラック」などに再利用しました。
リカさんの親戚にDIYが得意な方がいるということで作成してもらいましたが、板材をカットする丸のこは、ホームセンターでレンタルできるので500円程度で済みますよ。
【捨てない例②】合わない棚は使う場所を変える

下駄箱クローゼットにあった白い棚(写真:maki_organize) 
(After)子どもが取り出しやすい本棚に(写真:maki_organize) 下駄箱クローゼットにあった白い棚は、空間の高さより小さい棚だったので収納力が半減していました。大きなラックに交換して、リビングへ移動。子どもが管理できる量の本棚へと変わりました。コンパクトな分、圧迫感もないのでスッキリ見えます。
【捨てない例③】バスケットはふたを変える

(After)箱ゲーム入れに変更(写真:maki_organize) 大型の「ラタン製バスケット」には、小物がゴチャゴチャ入っていました。ふたがペラペラだったので頑丈な板材に変更し、出し入れしやすいベンチ型に再利用しました。
【捨てない例④】ラタン製バスケットを可動式にDIY

(Before)部屋の片隅にあったモノを再利用(写真:maki_organize) 
(After)ソファサイドのテーブル使用にもOK(写真:maki_organize) 部屋の片隅で埃だらけだったラタン製バスケットも、ボックスゲーム入れへと再利用。バスケットの底面が薄かったので、板材を足して強度UPして、さらに100均キャスターを取り付けました。片手で動かすのも簡単になりましたね。
【捨てない例⑤】コルクマットはフィットネスマシンの保護マットに

(Before)100%コルク製のジョイントマット(写真:maki_organize) 
(After)フィットネスマシンの保護マットに(写真:maki_organize) お子さんがいる家庭や、床材を守りたい家なら一度は購入する「ジョイントマット」。3畳相当の量なので、捨てるのも大変ですよね。
7年ほど使っていたということで、汚れが少ないマットのみフィットネスマシンの保護マットとして再利用しました。ほかには、工作の材料や「コルクボード」に再利用できます。
【捨てない例⑥】動かせない植物や加湿器は可動式にする

(Before)動かせないものほど、汚れが増える(写真:maki_organize) 
(After)ダイソー「角型花台キャスター」に乗せるだけ(写真:maki_organize) 部屋の隅に、観葉植物と加湿器が置いてあります。どちらも、持ち上げにくい重さなので周辺は埃だらけでした。
ダイソー「角型花台キャスター」220円(JANコード:4549131442779)を使うだけで、可動式に変わります。
【まとめ】捨てるだけが正解ではない! 不要品も使い方次第
この投稿をInstagramで見る部屋を片付けるときは、捨てるだけが正解ではありません。使い方、つまり「目的を変える」という発想も大切です。今回は、部屋の片隅にある「重たい」「使いにくい」「不要になった」という家具類を別の使い道を与えて再利用した実例ばかりです。参考にしてみてください。
◆関連記事
- RELATED ARTICLES
-
アクセスランキング
- ACCESS RANKING
2025.11.05.18:00更新スーパー
- SUPERMARKET
【トップバリュ】159円数量限定カップ麺は「誰にも真似できない味」のはずが……食べたら日清「カップヌードル」!?
新商品
- NEW
「ビジュアルかっこよすぎ!」【Netflix】初コラボ、セブン「金のマルゲリータ」食べたら「生地にびっくり!」
レシピ
- RECIPE
10分でバレンタイン完了、【チョコレートサラミ】に救われた! マジ簡単なのに子ども大興奮レシピ
プロが解説
- PROFESSIONAL
収納のプロが教える「捨てない片付け」アイデア6! 使い方を変えるだけでリビングすっきり【ビフォーアフター】










