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- うなぎ実食まとめ2025
- 2025/07/30 08:00
「500円以下」の絶品【うなぎ】メニューは? 鰻の成瀬、くら寿司、ロピア、ロッテリア、角上魚類で全10品を実食!
今年は「土用の丑の日」が、7月19日と31日の2回あります。スーパーやコンビニ、ファストフード店でもさまざまなうなぎメニューが発売されていて気になりますね。実食した10品をまとめます。
角上魚類のうなぎ(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【鰻の成瀬】1600円「うな重(梅)」
・【くら寿司】830円シャリを使った「うな丼」
・【ロッテリア】990円賛否両論の「うな丼バーガー」
・【ロピア】719円ストック推奨「道場六三郎監修『鰻巻』」
・【ロピア】1,598円で30cm弱の「秘伝製法!ふんわり鰻の姿寿司(松)」
・【角上魚類】450円蒲焼トロットロで多幸感「うなぎおにぎり」
・【角上魚類】950円うなぎたっぷり「ひつまぶし丼」
・【角上魚類】780円手間とこだわりの「うなぎわっぱおこわ飯」
・【角上魚類】600円なのに蒲焼たっぷり「うなとろ丼」
・【角上魚類】2500円約28cmの「国産うなぎ長蒲焼き」
【鰻の成瀬】「うな重(梅)」を実食!
急成長を遂げた「鰻の成瀬」の実力は本物なのか――。ネット上では「まずい」との評価も聞かれるだけに、実際に店舗を訪れ、味を確かめることにしました。
簡素なメニュー表(写真:スーパーマーケットファン) 同チェーンの公式サイトによると、「鰻をもっと身近に」「鰻でもっと健康に」「鰻でもっと美しく」の3つの幸せを届けるべく、運営をしているとのこと。
また、“時期で最も美味しい鰻をお届けするために厳選された養鰻場から仕入れ、最先端の技術を導入することでリーズナブルなご提供を実現”というのがウリのようです。
訪れた店舗は、鰻専門店らしいシックな外観で、「ちょっと高そうだな……」というイメージを抱いてしまいました。しかし、入店後にテーブルに置かれていたメニュー表を見ると、3種類あるメニューのうち、最も安い「うな重(梅)」は1600円(税込み/以下同)。竹は2200円、松が2600円と、鰻にしてみるとかなりお手頃な値段でした。
今回は、一番安い「うな重(梅)」をオーダー。店員さんに注文を伝えたあと、10分ほどで提供されました。以下、写真でその魅力をお伝えしたいと思います。
「うな重(梅)」の全体像。うなぎのしっぽがはみ出しちゃってます(写真:スーパーマーケットファン) うな重のフタをとると、重箱におさまりきらない鰻が!(写真:スーパーマーケットファン) 正直なところ、注文した後に気掛かりとなっていたのは、鰻のサイズはどうなんだろう、ということ。
筆者はかつて会社員として都内に勤務していた際、「名代 宇奈とと」に行く機会がそこそこありましたが、最も安い「うな丼」(590円、筆者が訪れていた時期には500円だったと思います)では、鰻がかなり控えめなサイズで出てきた記憶がありました。
もちろん、それと比べると1,000円以上の価格差があるとはいえ、あまり大きなサイズではないだろうな……と思っていたのです。しかし、実際に提供されたものは、ついつい視線は重箱からはみ出ている鰻のしっぽの部分に釘付け。「あれ、一番安いの頼んだよな……」と、ついつい伝票を確認してしまいました。
「いや、もしかするとしっぽを敢えて出しているだけで、中はスッカスカだったりするのでは……」と邪推をしながらフタを開けてみると、胴の部分が逆サイドの重箱の端にくっつくほどのしっかりとした大きさの鰻が登場。1,600円であることを考えれば、かなりのお得感があると言えるでしょう。
鰻の下にはほどよくタレのしみたご飯がありました(写真:スーパーマーケットファン) 味のほうは、上で述べたパネルに書いてあった通り、ふっくらと蒸しあげられつつも、しっかりの焼き目がついた鰻がサクフワの食感で、脂の乗りもちょうどよく、上質な白身魚の味わいとジューシーさが合わさって、まさに幸せそのものといった味わい。
筆者のあまり多くない鰻重経験の中では、お高めの店にも引けをとらないものでした。
お吸い物。この写真だと見えにくくなっていますが、お麩のほかにわかめも入っています(写真:スーパーマーケットファン) わさびとねぎ、生姜の甘酢漬け、きゅうりの漬物が添えられていました(写真:スーパーマーケットファン) 【鰻の成瀬】薬味のわさびとねぎで食べるのも最高
はじめのうちはそのまま食べた後、卓上調味料として備えられていた山椒で“味変”にトライ。こちらも爽やかな風味が足されて鉄板とも言えるおいしさです。
鰻に山椒を乗せるのは鉄板のおいしさでした(写真:スーパーマーケットファン) さらに、提供された際に店員さんが「鰻と一緒にお召し上がりください」と言づけられた薬味のわさびとねぎを付けて食べるのにも挑戦。
一般的にこれらの薬味は、鰻重というよりはひつまぶしで提供されることが多い印象があり、実際に鰻重でこの食べ方をしたのは初めてでしたが、わさびとねぎの風味でさっぱりと食べられて、こちらも最高でした。
わさびとねぎとの組み合わせも最高ではあるものの、どうしてもだし汁が欲しくなってしまいます(写真:スーパーマーケットファン) 強いて言うのであれば、この組み合わせではどうしてもだし汁をかけて食べたくなるので、今後トッピングメニューとしてだし汁を提供することを、ぜひ検討して欲しいと思います。
なお、テーブルには山椒以外に、追いダレとして使ううなぎのタレがありましたが、そのままでも比較的しっかりした味であったため、筆者は使用しませんでした。濃口が好みの人は、こちらも活用するといいかもしれません。
卓上調味料には山椒と追いダレがありました(写真:スーパーマーケットファン) 【くら寿司】830円「うな丼」実食
うな丼は6月まで780円でしたが、いきなり50円値上がりしていてビックリ! 今回は、「うな丼(シャリ)」をオーダーします。シャリのほか、白米、発芽玄米、十六穀米が選べます。
くら寿司の「うな丼(シャリ)」(写真:スーパーマーケットファン) 830円のうな丼(シャリ)がこちら。
メニュー写真と見比べると、シャリのスペースが大きいのがちょっと気になります。カットされたうなぎのサイズは、それぞれ9cm×3cmと7cm×3cm。原産地情報を確認したところ、うなぎは中国産です。
シャリにはタレがかかっておらず、別添えで「うな丼のタレ」と山椒の小袋がついています。山椒は高級品として知られる「ぶどう山椒」なんだとか。
タレの袋を触ると、人肌程度に温かい! タプタプするほどたっぷり入っています。
「うな丼たれ」たっぷりでビックリ!(写真:スーパーマーケットファン) うなぎは脂でテラテラとおいしそうに光を反射しています。
箸でカットすると、スルッと皮の引っ掛かりもなく切れます。食べてみると、まさにとろける舌触り!
身がふっくらと厚く柔らかな食感で、口に残りがちな皮の存在感はほとんどありません。甘辛いタレとの相性もバツグン!
くら寿司のうなぎ(写真:スーパーマーケットファン) 身の厚みがある(写真:スーパーマーケットファン) 別添えのタレをかけていただいてみます。そのまま食べるとツーンとした酸味があるシャリですが、タレをかけるとそれがほとんどなくなり、うなぎのナイスパートナーに!
タレは甘め控えめなので、たくさんかけてもしつこくありません。
タレを好きなだけかけられる(写真:スーパーマーケットファン) 山椒は香り高くてビックリ。高級感のある香りと味わいで満足度が上がります。
山椒が高級感を醸す(写真:スーパーマーケットファン) 十分にタレを使ったつもりでも、半分近くが余っているので、シャリにじゃぶじゃぶとかけてみます。
子どもの頃にあこがれた、タレいっぱいのご飯が出来上がりました。このジャンクな感じがまた美味!
タレを存分にかけて使い切れない!(写真:スーパーマーケットファン) かなり大量にタレを消費したつもりでも、袋に3分の1程度は残ってしまいました。
タレごはんが好きな子どもは、じゃぶじゃぶかけ放題なので大喜びしそう!
内容量は35g(写真:スーパーマーケットファン) 【ロッテリア】「うな丼バーガー」(990円)を実食
今回は「うな丼バーガー」に加え、ドリンクのLサイズ(320円)を注文。うなぎと合わせて緑茶など和風な飲み物にしたかったのですが、見当たらなかったのでウーロン茶にしました。
注文から15分弱でメニューが提供されました。以下、写真でその魅力をお伝えできればと思います。
「うな丼バーガー」とウーロン茶(写真:スーパーマーケットファン) うなぎを使った商品ということもあり、山椒も添えられていました(写真:スーパーマーケットファン) 「うな丼バーガー」の箱を開けたところ(写真:スーパーマーケットファン) 箱から取り出しました(写真:スーパーマーケットファン) 中身の確認のため、上のバンズをとるとまずマヨネーズのついたレタスがあり……(写真:スーパーマーケットファン) その下にはソースのついた錦糸卵が。公式サイトの説明によれば、これはうなぎのたれではなくてりやきソースのようです(写真:スーパーマーケットファン) さらにその下にはメインの具であるうなぎが鎮座。こちらはうなぎのたれをつけて焼かれたものとのこと(写真:スーパーマーケットファン) 最後は物議をかもしたごはんパティが(写真:スーパーマーケットファン) ごはんパティとパンズの間には、こちらもマヨネーズがついています(写真:スーパーマーケットファン) 具材を確認したあと、いざ食べようとした際に困ったのが山椒の取り扱い。
通常のうな丼であれば、そのままうなぎに振りかけたり、うなぎとご飯の間に振りかけたりするのが一般的ですが、ハンバーガーということもあり、どうするべきか悩んでしまったのです。
結局、再び具材を開き、味の違いがわかるようにうなぎの半分に直接振りかけましたが、これは調理段階でうなぎに振りかけておき、不要な人には抜いて提供するという形にした方がいいのではないかと思いました。
うなぎを少し単品で食べてみたところ、しっかりとした身の食感とうなぎの濃厚な味わいがあり、おいしかったです(写真:スーパーマーケットファン) 実食をしてみると、てりやきソースとマヨネーズの濃い口の味が、身が比較的しっかりした食感ながらも、適度な脂と風味の強いうなぎとよく合い、口に入れた段階でのおいしさはかなりのもの。
ごはんパティの食感もしっかり感じられ、まさにおいしいうな丼を食べているような感覚になります。ごはんはそのままで食べると、ニチレイの冷凍食品「焼おにぎり」に似た味わいがありました。
ところが、そのまま口の中で噛んでいると、レタスのシャキシャキとした食感に気が付き、「あれ、今何を食べているんだっけ……?」と疑問を持ち始め、さらに追ってバンズの味を感じるようになると、完全に混乱状態に。
記憶の限りでは、筆者はうな丼どころかごはん自体をパンと一緒に食べたことがなかったと思うのですが、初めての経験で脳がバグってしまったのかもしれません。
なお、錦糸卵はほとんどインパクトを感じなかったほか、山椒もマヨネーズのせいなのか、かすかに香る程度で、あまり良さを発揮していないように思いました。
また、全体的に甘さが強めの濃い口であることから、さっぱりとした甘みのないドリンクを合わせるほうがいいのではないでしょうか。
この値段を出してうな丼を食べるであれば、同じゼンショーグループである「すき家」で980円の「うな丼 並盛」を食べたほうが満足度は高いのではないかというのが率直なところではありますが、一方で得難い経験を楽しむことができたという観点では、非常に面白い商品と言えるかもしれません。
【ロピア】道場六三郎監修「鰻巻」719.28円
今回は、道場氏監修「みちば先生お墨付き」シリーズの「鰻巻」(719.28円)を紹介します。
冷凍食品なので購入時はカチコチ(写真:スーパーマーケットファン) 「みちば先生お墨付き」シリーズは、厳選された数種類の節と昆布を使用した道場氏考案の「心の出汁」が使用されているのが特徴。
うなぎは中国産(写真:スーパーマーケットファン) 製造者は、“冷凍寿司のパイオニア”を謳う石川県の食品会社「ポーラスター」。賞味期限は購入日の約7カ月後でした。
原材料名には「うなぎ(中国)」「厚焼き玉子」「すし酢」「焼きのり」などとあります。
内容量は270グラム。あらかじめ8切れにカットされていて、1切れあたりの値段は90円ほど。
レンチン後の鰻巻(写真:スーパーマーケットファン) 調理方法は、外袋に切り目を入れ、500Wのレンジなら3分50秒調理した後、5分ほど置いたら完成。足りない場合は「10~20秒ずつ様子を見ながら追加で加熱してください」とあります。
断面(写真:スーパーマーケットファン) 1切れ分解してみました(写真:スーパーマーケットファン) 茶色いごはんの中心に、結構大きな鰻の蒲焼きと、色鮮やかな厚焼き玉子が入っています。
何より包丁でカットせずに食べられるのは、ラクチンですね!
いただきます!(写真:スーパーマーケットファン) 食べてみると、鰻がふっくらとしていておいしい!
軟らかくて口の中で皮がひっかかることもないので食べやすいです。当然、甘い玉子焼きとの相性も抜群。
一方、ごはんは蒲焼のタレっぽい味と酢飯の味が同時に感じられ、酢の効果でさっぱりいただけます。
【ロピア】「秘伝製法!ふんわり鰻の姿寿司(松)」1,598円
ロピアを特集した2月28日放送の『デカ盛りハンター』(テレビ東京系)で従業員162名が選んだ「コスパ最強惣菜BEST10」に8位ランクインした「ふんわり鰻の姿寿司」を実食します。
迫力のある見た目(写真:スーパーマーケットファン) パッケージに書かれていた商品名は、「秘伝製法!ふんわり鰻の姿寿司(松)」。ほかに1000円前後で買える「竹」も売られています。
なお、「梅」は存在しないのか、ネット上で情報を見つけることができませんでした。
消費期限は当日中(写真:スーパーマーケットファン) うなぎ蒲焼は「中国製造」とのこと。ごはんは酢飯だそうです。
上に塗られたテリテリのタレが食欲をそそる(写真:スーパーマーケットファン) 立派な蒲焼の長さは、30cm弱もありました。このビッグサイズで1,598円はお買い得に感じます。
あらかじめ12個にカットされていて、1カットあたりの値段は約133円。
断面(写真:スーパーマーケットファン) 原材料によると、ごはんは「酢飯」とのことですが、米の中心まで茶色。ごはんを炊く時点でタレを入れるのが「秘伝製法!」なのかも?
いただきます!(写真:スーパーマーケットファン) 食べる前にレンジで温めると、商品名どおり鰻もごはんも「ふんわり」。一気に「うな重」の香りが部屋に漂い、鰻好きにはたまりません。
「うな重の押し寿司版かな?」と思いながら食べてみると、これは明らかに「うな重」ではなく「お寿司」。タレ味のごはんの奥に酢飯の酸味がしっかりと感じられ、思いのほかさっぱりといただけて驚きました。
また、中国産の鰻の蒲焼を食べた際、黒い皮の部分が硬いと口の中で残ってしまうことってありませんか? しかし、こちらの皮はソフトで、口に引っ掛かることもありませんでした。
なお、「当日中にこんなに食べきれない」という方は、ラップやジッパー付きの袋で小分けして冷凍保存がおすすめ。冷凍するとカチコチになりますが、レンチンすれば鰻と酢飯のふわふわ感がちゃんと戻ります。
冷凍すると好きな時に食べられる(写真:スーパーマーケットファン) 1,598円で“ご褒美飯”が味わえる「秘伝製法!ふんわり鰻の姿寿司(松)」。ロピアの従業員がおすすめするのも納得のおいしさでした。
【角上魚類】新商品「角上うなぎおにぎり」(450円)
惣菜売り場に新登場した「うなぎおにぎり」(450円)を紹介します。
こちらは今年初め頃に登場した「角上たらこおにぎり」(300円)や「角上明太子おにぎり」(300円)と同じシリーズ。
ラップにくるまれた「うなぎおにぎり」(写真:スーパーマーケットファン) 白米の上にうなぎの蒲焼が3切れのっていて、丸く握られています。
大きさや形は、スーパーマーケットチェーン「ロピア」の「小林さんちのおにぎり」シリーズに似ていますね。
裏側(写真:スーパーマーケットファン) 裏側には、S&Bの山椒が貼り付けられていました。
うなぎは中国産とのこと。消費期限は製造日の午後11時でした。
大きい!(写真:スーパーマーケットファン) 直径は10cmほど。ずっしりとした重さがあり、コンビニおにぎり3つ分ほどの量がありそう。
高い!(写真:スーパーマーケットファン) 高さは5cmほど。おにぎりというか、もはやボール!
脂のテカり!(写真:スーパーマーケットファン) 一部ラップを剥がしてみると、見るからに脂がのったうなぎがお目見え。ラップのまま電子レンジで30秒ほどチンしてからいただきます。
粉山椒(写真:スーパーマーケットファン) 小袋入りの山椒は、おにぎりに直接かけるのが難しかったので、お皿に出して、つけながら食べることに。
大口でガブッとかぶりつくと、脂がのったうなぎがとろける~。うなぎってこんなに軟らかかったでしたっけ? もはや「飲み物」と形容してもいいほどトロットロで最高。
さらに、蒲焼とごはんの間に甘辛いたれがたっぷりとあり、白米が進む進む……。そして一心不乱に食べ進めたところ、衝撃の展開が!
まさかの!(写真:スーパーマーケットファン) なんと、おにぎりの中からうなぎの蒲焼がもう一切れ登場しました。完全に不意打ちをつかれ、ビックリ仰天!
ここで思い出したのが、前述の「角上たらこおにぎり」と「角上明太子おにぎり」。こちらも食べ進めると中から焼きたらこが登場するのですが、「うなぎおにぎり」にも同様に“隠しうなぎ”が仕込まれているとは想像が及ばず……見つけた瞬間、多幸感に包まれました!
食べる前はそこまでおなかが減っていたわけではないのに、気づけば一気に完食していた筆者。
これまで無性にうな重が食べたくなった際には、スーパーで1,000円ほどする中国産の蒲焼を買ってみたり、ふるさと納税の返礼品から探してみたりしていましたが、「角上うなぎおにぎり」のおいしさを知ってしまった今となっては「うな重食べたくなったらこれでいい!」という晴れやかな気持ちです。
今夏の「土用の丑の日」を前に、最高の商品に出会ってしまった今回の実食。450円で“うなぎ充”できるので、「うなぎ食べたいけど高いなあ」と足踏みしがちな方にもおすすめです!
【角上魚類】「ひつまぶし丼」950円
鮮魚だけでなく作り立ての惣菜や弁当も人気の角上魚類ですが、今回はこれからの季節にもぴったりな「ひつまぶし丼」(950円)を見つけたので、実食していきます。
丼なので丸いパック(写真:スーパーマーケットファン) ひつまぶしといえば、細かく切ったうなぎの蒲焼をごはんの上にのせ、薬味や温かい出汁をかけながらいただく贅沢料理。
ただ、こちらの商品にはわざわざ「丼」の文字がついています。ということは、“ひつまぶし風の丼”ということ?
丼と別添えの「まぶしのたれ」がセット(写真:スーパーマーケットファン) 添えられているのは、錦糸玉子と緑色の何か。削ぎ切りされたうなぎがたっぷりとのっていて、テンションが上がります。
原材料名など(写真:スーパーマーケットファン) うなぎは中国産とのこと。緑色のトッピングは、どうやら花芽わさびのようです。
水っぽいたれ(写真:スーパーマーケットファン) 食べる前に付属のたれをかけてみます。サラサラとしていて、さっぱりしていそうです。
盛り付けがきれいでおいしそう!(写真:スーパーマーケットファン) いただきます(写真:スーパーマーケットファン) うなぎを食べてみると、皮がゴムのような食感でなかなか噛み切れず……。そこで、丼ごと電子レンジで2分ほど温めてみると、皮が軟らかくなり食べやすくなりました。
うなぎの身はふわっとしていて、あっさりめの味付けも上品でおいしいです。
パッケージを見る限り、食べ方の説明文は見当たりませんが、もしかしたら温めて食べる前提なのかも?
うなぎをめくると……(写真:スーパーマーケットファン) うなぎの下には、細かくカットされた海苔がありました。こういうのってうれしいですね。
うなぎ&白米(写真:スーパーマーケットファン) 角上魚類のお弁当を食べるといつも思うのですが、白米がふっくらとしていてなんかおいしいんですよね。こういう点にも、店舗数などより“質”にこだわっているという“角上らしさ”が感じられます。
花芽わさび(写真:スーパーマーケットファン) 花芽わさびは、さわやかな香りとしゃきしゃき食感がいい! 口の中がさっぱりとするので、うなぎとの相性も抜群です。
【角上魚類】「ひつまぶし丼」食べ方を間違えた!?
たれの袋の裏(写真:スーパーマーケットファン) 完食後、「最初にかけたたれって、意味あったのかな?」と疑問に思い、よくよく袋の裏を見てみると、一番下に小さく「お湯(約100ml)を注いでお召し上がりください」と書いてあるではありませんか!
これってもしや……温かいだし汁をかけたひつまぶしを再現するタイプの丼!? すなわち、食べる前にお湯を沸かす必要があったということ? 確かにたれの表面に「シメの一品」って書いてあったわ……。
てっきり“ひつまぶし風の丼”だと思い込んでいましたが、思った以上にひつまぶしを再現した丼だったようです。
しかし、時すでに遅し……「たれって書いてあったら、とりあえずかけるっしょー!」と何も考えずに行動してしまったせいで、だし汁とともにサラサラ~っと食べることはかないませんでした。
とはいえ、“うな丼”としては十分おいしかったので、ひとまず良しということにします。まさかの大失敗を犯してしまった今回の実食。筆者のようなトンチキ者はいないと思いますが、皆様は熱湯のご用意をお忘れなく!
【角上魚類】「うなぎわっぱおこわ飯」780円をチェック
数あるうなぎ系弁当の中から、今回は「うなぎわっぱおこわ飯」(780円)を実食します。
まだ温かい(写真:スーパーマーケットファン) 角上魚類ではできたてを店頭に並べているようで、購入時にまだ温かさがありました。
なお、「わっぱ飯」は新潟県や福島県会津地方で味わえる郷土料理として知られています。
容器の底に貼ってあるラベル(写真:スーパーマーケットファン) 原材料は、国内製造の茶おこわを筆頭に、中国産のうなぎを使った蒲焼、殺菌加工凍結卵、錦糸卵、紅生姜、焼のり、青さ粉……と続きます。
熱量は1個あたり744kcal。消費期限は当日です。
鮮やか!(写真:スーパーマーケットファン) フタを取ると、カットされたうなぎや卵、刻みのり、青さ粉、紅生姜が美しく盛られていて華やか。
容器は結構高さがあります(写真:スーパーマーケットファン) 一口大にカットされたうなぎ(写真:スーパーマーケットファン) 錦糸卵を発見(写真:スーパーマーケットファン) 上の具材をめくってみると、茶おこわとの間に錦糸卵が隠れていました。玉子が2種類のっているのはびっくり。
このお弁当は具材が何層にも重なっていて、手間とこだわりが感じられます。
いただきます(写真:スーパーマーケットファン) フタを取り、レンジで温めてからいただきます。
口に入れると、うな重と違ってうなぎの味つけがとても優しく、一般的な蒲焼の味とは別物です。全体的にまろやかで、「親子丼のうなぎバージョン」という印象。
ふんわりと軟らかいうなぎ(写真:スーパーマーケットファン) うなぎ以外にも具材が盛りだくさん。食べる場所によって味が変わるので楽しいですね。
もち米を味付けしたもっちもちの茶おこわがたっぷりと入っていることもあり、完食すると超満腹に。この内容で780円は“高コスパ”といえるのではないでしょうか。
優しい味に心が満たされた「うなぎわっぱおこわ飯」。うな重ともひつまぶしとも異なるうなぎ料理を楽しみたい方は、要チェックです。
【角上魚類】「うなとろ丼」600円
角上のうなぎ弁当の中でも特にリーズナブルな「うなとろ丼」(600円)を紹介します。
消費期限は当日(写真:スーパーマーケットファン) フタをオープン(写真:スーパーマーケットファン) 白米とうなぎの蒲焼の上に、すり下ろした大和芋と刻みねぎがのっています。
パックは小ぶりながら、フタのぎりぎりまでうなぎが盛りつけられていて、容器を持ってみると結構なずっしり感。
原材料(写真:スーパーマーケットファン) 白米は国産、うなぎは中国産とのこと。
うなぎはレンジで温めたほうがふっくらと軟らかくなるのですが、この商品の場合は大和芋まで温まってしまうため、個人的には迷うところ……。
とりあえず今回は冷たいままいただいてみます。
一口大の蒲焼(写真:スーパーマーケットファン) うなぎを食べてみると、甘すぎないタレがおいしい! 一口大にカットされているのでかなり食べやすいです。
今回はレンチンしていないので皮の部分が多少口に残るものの、まったく気にならない程度。冷えていても軟らかいうなぎだったため、このまま食べ進めます。
力強いねばり(写真:スーパーマーケットファン) 味が最高!(写真:スーパーマーケットファン) うなぎと白米にとろろを絡めていただくと、喉越しが心地良い! するすると入っていくので、食欲がない時にもよさそうです。
濃厚なタレをまとったうなぎをとろろが優しく包み、うな重とはまったく別のおいしさ。これは精を付けたい時にぴったりですね。
また、容器は小ぶりですが、見た目以上に内容量が多くて満腹に。こんなにたっぷりとうなぎがのっていて600円とは……高コスパすぎて角上魚類の良心に脱帽です。
「うなぎ×とろろ」というスタミナをつけるには最強のタッグともいえる「うなとろ丼」。もちろん「国産うな重」(1800円)も魅力的ですが、こちらは値段がお手頃なのでおすすめです!
【角上魚類】「国産うなぎ長蒲焼き」2500円
埼玉・越谷店で実施された“焼き立て販売”で「国産うなぎ長蒲焼き」を購入できたので、ここからは実食レビューをお届けします。
でかい!(写真:スーパーマーケットファン) 長さを測ると、約28cmもありました。
蒲焼のたれと山椒も付いています。
包丁でカット(写真:スーパーマーケットファン) うなぎの断面を見ると、筆者が普段食べている中国産のうなぎと比べて皮が薄く、身が分厚い印象があります。
白米にドーン!(写真:スーパーマーケットファン) 蒲焼を半分にカットし、ごはんの上へ。今回は国産うなぎをシンプルに味わいたいので、付属のたれと山椒はかけずにいただいてみます。
“飯テロ”失礼します(写真:スーパーマーケットファン) 口に運ぶと、う……う……うますぎる!
中国産うなぎを「十分おいしい!」と思ってきた筆者ですが、国産うなぎは驚くほど臭みがなく、さらっとした脂とすっきりとした後味が後を引きます。
食感は、しっとりとしていてジューシー! 香ばしく焼かれた皮も最高においしくて、一気に完食してしまいました。
角上魚類で8年ぶりに復活した国産うなぎの“焼き立て販売”。次回開催は未定ですが、「もっとおいしいうなぎを食べたい!」という方は、角上魚類のSNSを要チェックです!
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