-
暮らし
- 2025/10/29 17:00
【片付けビフォーアフター】モノが多すぎるリビングが劇的スッキリ! 散らかる原因は大型家具?
整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、収納のやり方、散らかるお部屋を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「お片付け」ビフォーアフター】。
目次
・【お悩み】リビングにモノが多すぎて掃除する気力も出ない
・【手順.1】機能していない家具を手放す
・【手順.2】中にあるモノの「使う目的」を確認する
・【手順.3】この場所(リビング)になくても良いモノを選別
・【ポイント】デジタルとメディア整理は「早めの決断」を!
・【手順.4】全部出して、ひたすら「分類作業」をする
・【手順.5】使用頻度が低いモノを別の場所に移動する
・【手順.6】梱包品や文房具は、使いやすく入れ替える
・【ビフォーアフター】リビングの置き家具を減らして、劇的スッキリ!
・【まとめ】リビングには「最小限のモノ」を置く方が、家事楽!【お悩み】大型のシェルフユニットが壊れて使いにくい
埼玉県戸田市の一軒家に住む4人家族のリカさん(40歳)のお宅を片付けています。リカさん宅の片付けテーマは「捨てない片付け」。モノを捨てずに片付けます。
【クライアントプロフィール】
・リカさん(40歳)
・埼玉県戸田市在住
・4人家族(夫婦+小学生の兄弟)
・築10年目の注文住宅(持ち家/3LDK+WIC)
(Before)モノが多過ぎて、掃除をする気力も出ない(写真:maki_organize) リビングの片隅に、イケアの「シェルフユニット」があります。中には、思い出や雑貨などが詰まっていました。どんどん増える小物の重さで、扉や引き出しが壊れてしまったそう。
あまり使っていない家具は、散らかりを作る原因です。今回は、この「置き家具」から、必要なモノだけを残して片付ける作業を紹介します。
【手順.1】機能していない家具を手放す

棚は解体して、板材やコの字ラックに再利用(写真:maki_organize) 扉や引き出しが壊れています。イケアの「シェルフユニット」なので、組み合わせやサイズなどを考え抜いて購入したことも想像できます。ですが、このままでは使いにくくて危険です。散らかる原因にもなるので「置き家具を手放す」提案をさせていただきました。
【手順.2】中にあるモノの「使う目的」を確認する

DVDから配信へ、幼児から子どもへと変化(写真:maki_organize) 扉を開けると、ボックスゲーム以外の小物や雑貨は「リビングで使っていないモノ」と判明しました。壊れたプリンター、適齢期を過ぎた子どものおもちゃなども入れっぱなしです。どれも、見直す時間が無くて入れっぱなしだったそう。
【手順.3】この場所(リビング)になくても良いモノを選別

引き出しがズレて傾いていました(写真:maki_organize) 家族4人分の、サングラスとケース類です。使用頻度が高いサングラスは、1〜2点で他はすべてケースだけの保管です。サングラス類は、洗面所や玄関周り「使う場所」に置いて、ケース類は「保管する場所」にまとめ置きするのがおすすめです。

埃もたくさん積もっていました(写真:maki_organize) 思い出のアルバムや仕事の書類は、増えていくばかりのモノです。更新していく「新しい書類」は、リビングに残して良いですが、古い「保管したい書類」は、別の部屋でも良いモノです。
【ポイント】デジタルとメディア整理は「早めの決断」を!

湿度管理が高い部屋だと、カメラの性能を維持できない(写真:maki_organize) とても判断が難しいのが、スマホやカメラなどの整理です。とくに、高額商品のカメラは手放しにくいモノですがスマホの進化と共に「使わなくなったモノ」になります。カメラとレンズは「湿度管理ができる部屋」じゃないと、カビが生えてしまうので早めの判断(売る、譲るなど)が必須です。
【手順.4】全部出して、ひたすら「分類作業」をする

増えていくだけのものは、過去のモノと現在進行系で分ける(写真:maki_organize) 
どこに置いて良いかわからないモノ(写真:maki_organize) ペットボトルの段ボールを半分にカットしたボックスを使って、小物類を分類します。この作業をするたびに「戻す場所がわからないモノだろうな」などの片付けの行動が見えてきます。これらをすべて「出しやすく戻しやすい場所へ変える」のが、整理収納ADの仕事です。
【手順.5】使用頻度が低いモノを別の場所に移動する

滅多に使わないモノはリビングではなく倉庫へ(写真:maki_organize) 先に片付けた階段下の倉庫へ、使用頻度が低いモノ(雑貨や工作品など)を移動しました。アルバム類は、子ども部屋へ。DVDや書籍類は、残すモノを厳選してもらいました。使用頻度に応じて、収納する場所を移動しました。
【手順.6】梱包品や文房具は、使いやすく入れ替える

(Before)埋もれてしまって在庫が見えない状態に(写真:maki_organize) 
梱包材は倉庫へ移動。引き出しの底面に100均ミニキャスターをつけた(写真:maki_organize) 梱包用品は階段下の倉庫へ。文房具類は、使う頻度が高いのでテレビボードの浅い引き出しへ移動しました。
【ビフォーアフター】リビングの置き家具を減らして、劇的スッキリ!

(Before)耐荷重オーバーで傾いた棚とモノがあふれたリビング(写真:maki_organize) 
(After)楽器や運動ができるスペースに!(写真:maki_organize) 大きな「置き家具」は、解体してキッチンや下駄箱の棚板に使いました。また、玄関にあった白いラックや倉庫にあった木製ボックスなど「家にあったモノ」を再利用したので、ほぼ何も「買わない&捨てない」で片付けることができました。
【まとめ】リビングには「最小限のモノ」を置く方が、家事楽!

(After)ロボット掃除機も使いやすくなりました(写真:maki_organize) リビングの隅にあった置き家具には、最小限のモノ(書籍とボックスゲーム)だけ残しました。ほかは、階段下の倉庫と各部屋に移動しています。大きな「置き家具」は、使っていないモノをどんどん押し込んでしまいがちです。リビングは「使っているモノ」だけに留めましょう。
◆関連記事
- RELATED ARTICLES
-
アクセスランキング
- ACCESS RANKING
2025.10.29.18:00更新スーパー
- SUPERMARKET
【ロピア】160円「大容量ポテチ」全4種を実食! スパイシー味とバーベキュー味がうまい!
新商品
- NEW
「ビジュアルかっこよすぎ!」【Netflix】初コラボ、セブン「金のマルゲリータ」食べたら「生地にびっくり!」
レシピ
- RECIPE
10分でバレンタイン完了、【チョコレートサラミ】に救われた! マジ簡単なのに子ども大興奮レシピ
プロが解説
- PROFESSIONAL
【コンビニで指名買い】プロが選ぶ「スキンケアコスメ」ベスト7! セブンオリジナル品に驚がく!










