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東京・丸の内に【ロピア】進出! ステーキ屋「THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)」、食べてわかった実力は?

近年店舗数を増やし、人気を集めるスーパーマーケットチェーン「食生活♥♥ロピア」(読み:しょくせいかつラブラブロピア)。同チェーンの運営会社が展開するステーキ店「THE BIFTEKI」をグルメライターが訪れ、その実力を確かめてみました。

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「THE BIFTEKI」の店舗外観(写真:スーパーマーケットファン)

目次

【ロピア】のステーキ屋「THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)」とは?
【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】メニューは? 最安1089円から
「熟成ビフテキ定食 L」ステーキ240gで1,639円
「熟成ビフテキ定食 L」実食!
【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】格安ステーキチェーンの実力店になりそう

※2025年4月15日公開の記事を再編集しています。

【ロピア】のステーキ屋「THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)」とは?

 株式会社OICグループの子会社である、株式会社ロピアが運営するスーパーマーケットチェーン「食生活♥♥ロピア」。

 昨年の11月23日、国内100店舗目となる屯田店を北海道北区にオープンしたことが話題を集めた同チェーンですが、店舗数は現在国内113店舗、海外6店舗(公式サイトによる)まで成長。消費者から獲得した大きな人気を背景に、急速に拡大しています。

 そんな「ロピア」の魅力の一つが販売されるお肉のクオリティ。神奈川県藤沢市の精肉店「タカラヤ」を発祥とする同チェーンは、精肉コーナーで販売される、あるいは惣菜に使用されるお肉の質が良いことで知られています。

 そんな肉の質を活かすためか、OICグループの子会社の一つである株式会社eatopiaは、「THE BIFTEKI」という格安ステーキ店を2023年11月に神奈川県川崎市に出店。順調に店舗数を増やし、4店舗目で東京・丸の内に進出。25年6月12日に「KITTE丸の内」をオープンしました。

【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】店舗一覧

・THE BIFTEKI 川崎砂子店
・THE BIFTEKI 深川ギャザリア店
・THE BIFTEKI 赤坂見附店
・THE BIFTEKI KITTE丸の内店

【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】メニューは? 最安1089円から

 「同じグループってことは、『ロピア』と同じくクオリティが高いお肉が使われているのかな? 絶対おいしい気がする……!」と興味を抱いた筆者は、同チェーンの店舗を訪れ、その実力を確かめてみることにしました。

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店内にあったメニュー表(写真:スーパーマーケットファン)

 この「THE BIFTEKI」は、現在東京都に2店舗、神奈川県に1店舗展開されています。

 公式サイトによれば、「日常的にはなかなか食べることのできない上質なビフテキを“もっと気軽で・もっと身近に”する」というコンセプトを掲げ、働き盛りの男性や、育ち盛りの子どもを応援するために誕生した店とのこと。

 今回は1号店であるある川崎砂子店を友人とともに訪れました。店内はこうしたファストフード的な店舗にしては比較的ゆったりとしたスペースで、落ち着いて食べられるイメージ。

 メニューを見ると、最安は1,089円(税込み、以下同)の「スマッシュバーグ定食」。200gのハンバーグにライスとスープがついています。

 今回は、フラッグシップメニューと思われる「熟成ビフテキ定食」のうち、肉の量が240gのL(1,639円)をオーダー。友人は同じメニューで、肉の量が180gのM(1419円)を注文していました。

【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】「熟成ビフテキ定食 L」(1,639円)、ステーキは240g

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「熟成ビフテキ定食 L」の全体像(写真:スーパーマーケットファン)

 注文して10分ほどで商品が到着。

 以下、まずは写真でその魅力をお伝えできればと思います。

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メインである熟成ビフテキ部分のアップ(写真:スーパーマーケットファン)
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ステーキはカットされた状態で提供され、箸で食べるスタイル(写真:スーパーマーケットファン)
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もやしや人参などの野菜も、かなり多めの量が添えられています(写真:スーパーマーケットファン)
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ご飯の量は大盛りとは言えないものの、硬めの炊き加減でステーキに合います(写真:スーパーマーケットファン)
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スープはワカメとねぎ入り(写真:スーパーマーケットファン)
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卓上調味料はオリジナルステーキソース、塩、胡椒、からし、タバスコの5種類(写真:スーパーマーケットファン)

 ステーキはあらかじめカットされた状態で提供され、箸で食べるスタイル。もやしや人参などの野菜も、かなり多めに添えられています。

 ご飯の量は大盛りとはいえないものの、硬めの炊き加減でステーキに合いそう。スープはワカメとねぎ入りです。

 240gのステーキにライスとスープがついて1,600円台というのはかなりリーズナブルな価格設定だなと感じます。

 恐らく競合店の最大手であろう「いきなり! ステーキ」のロードサイド店と比較すると、同チェーンのランチメニューである「ランチ 赤身! 肩ロース」は、200gで1,760円。

 ランチとスープに加えサラダがついていたり、ライスが1回だけおかわり無料になったりするなどの違いはあるので、一概にどちらがお得だと言うことはできませんが、メインである肉をがっつり食べたい、という人にとっては、「THE BIFTEKI」に軍配が上がるかも知れません。

【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】「熟成ビフテキ定食 L」(1,639円)実食

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まずはシンプルに塩と胡椒で。赤身肉のおいしさがダイレクトに伝わります(写真:スーパーマーケットファン)

 メニュー表の説明によれば、この「熟成ビフテキ定食」に使われているのはいわゆるチャックステーキと呼ばれる肩ロース肉で、専用の冷蔵庫で数日間熟成をしているとのこと。

 期待が膨らみます。

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ステーキソースは甘みの強いタイプ(写真:スーパーマーケットファン)

 実食すると、赤身肉の味は、しっかりと肉そのもののおいしさがあり、値段を考えれば十二分に上質なお肉だといえるのではないでしょうか。

 卓上調味料では塩と胡椒のほか、オリジナルステーキソース、からし、タバスコの5種類が置かれていたので、それらを試してみました。

 ご飯が進むのは甘口のステーキソースで、一番相性が良いように感じます。ただ、同行した友人は「このステーキソースはちょっと甘すぎるかも……」とシンプルに塩と胡椒で食べていたので、人によって好みが分かれる味かも知れません。

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塩とからしで食べるのも十分おいしいのですが、個人的にはわさびの方が合うように思いました(写真:スーパーマーケットファン)
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意外にもかなりおいしかったのは、塩とタバスコの組み合わせ(写真:スーパーマーケットファン)
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ライスとの相性はやはり甘口のステーキソースが頭一つ抜けています(写真:スーパーマーケットファン)

 ほか、塩とタバスコの組み合わせが意外なほどにおいしく、ステーキ単体を味わうにはこれが個人的なベストです。

 もちろん、そのお得さを考えればこれでも十分ですが、ぜい沢を言えば辛口のステーキソースやわさびなど、調味料にもう少し幅があるといいな、と思いました。

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野菜とステーキをご飯の上に乗せ、ステーキソースをかけた丼を作って完食!(写真:スーパーマーケットファン)

【THE BIFTEKI(ザ ビフテキ)】格安ステーキチェーンの実力店になりそう

 掲げたコンセプト通り、気軽な値段でがっつりとステーキを楽しむことができた「THE BIFTEKI」。

 パイオニアである「いきなり! ステーキ」のフォロワーが多く誕生し、レッドオーシャンと化している格安ステーキチェーンですが、その中でも十分に存在感を放つことができる実力があるように感じました。

 これからも食べて応援を……と言いたいところですが、さすがに筆者の住んでいる埼玉県北部からはどの店舗も遠すぎるのがネック。

 筆者を含めた多くの人が気軽、かつ身近にその味にアクセスできるよう、「ロピア」と同じように精力的に店舗数の拡大してくれることを、期待したいと思います!

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  • 阿左美賢治(ライター)
  • 阿左美賢治(ライター)

    食品スーパー「ヤオコー」を愛する埼玉在住グルメライター。中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢でもある。コンビニやチェーン店のグルメにも詳しい。趣味はスイーツ作り。

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