【角上魚類】950円「ひつまぶし丼」、うなぎたっぷりでテンション上がる！　ただし食べ方に注意

首都圏郊外を中心に約20店舗を展開し、「旨い、新鮮、安い」がウリの鮮魚小売りチェーン「角上魚類」。うなぎがのった丼の実食レビューをお届けします。

目次

・【角上魚類】全店舗に配置「親切係」とは？
・【角上魚類】「ひつまぶし丼」950円をチェック
・【角上魚類】「ひつまぶし丼」950円を実食
・【角上魚類】「ひつまぶし丼」食べ方間違えた!?
・【角上魚類】後日、売り場へ行くと……

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2025年6月11日の情報です。

【角上魚類】全店舗に配置されている「親切係」とは？

　角上魚類は新潟と埼玉に本社を置く角上魚類ホールディングスが運営。1店舗あたりの売上が鮮魚専門店としては日本一であるため、「日本一売れる魚屋」としても知られています。

　売り場には新潟や東京・豊洲などから仕入れた鮮度抜群の魚介がズラリ。一般的なスーパーでは見かけない珍しい魚に会えることも多く、眺めているだけでも楽しめます。

　ただ、「見たことない魚の食べ方なんてわからない」って思いますよね？　そんな時は店員さんに質問すれば、おいしい食べ方や身おろしの方法を親切に教えてくれます。

　しかも、角上魚類では全店舗に“魚のコンシェルジュ”のような存在の「親切係」を配置。黄色い帽子が目印なので、迷ったときは気軽に相談してみるのもおすすめです。

【角上魚類】「ひつまぶし丼」950円をチェック

　鮮魚だけでなく作り立ての惣菜や弁当も人気の角上魚類ですが、今回はこれからの季節にもぴったりな「ひつまぶし丼」（950円）を見つけたので、実食していきます。

　ひつまぶしといえば、細かく切ったうなぎの蒲焼をごはんの上にのせ、薬味や温かい出汁をかけながらいただく贅沢料理。

　ただ、こちらの商品にはわざわざ「丼」の文字がついています。ということは、“ひつまぶし風の丼”ということ？

　添えられているのは、錦糸玉子と緑色の何か。削ぎ切りされたうなぎがたっぷりとのっていて、テンションが上がります。

　うなぎは中国産とのこと。緑色のトッピングは、どうやら花芽わさびのようです。

　食べる前に付属のたれをかけてみます。サラサラとしていて、さっぱりしていそうです。

【角上魚類】「ひつまぶし丼」950円を実食

　うなぎを食べてみると、皮がゴムのような食感でなかなか噛み切れず……。そこで、丼ごと電子レンジで2分ほど温めてみると、皮が軟らかくなり食べやすくなりました。

　うなぎの身はふわっとしていて、あっさりめの味付けも上品でおいしいです。

　パッケージを見る限り、食べ方の説明文は見当たりませんが、もしかしたら温めて食べる前提なのかも？

　うなぎの下には、細かくカットされた海苔がありました。こういうのってうれしいですね。

　角上魚類のお弁当を食べるといつも思うのですが、白米がふっくらとしていてなんかおいしいんですよね。こういう点にも、店舗数などより“質”にこだわっているという“角上らしさ”が感じられます。

　花芽わさびは、さわやかな香りとしゃきしゃき食感がいい！　口の中がさっぱりとするので、うなぎとの相性も抜群です。

【角上魚類】「ひつまぶし丼」食べ方を間違えた!?

　完食後、「最初にかけたたれって、意味あったのかな？」と疑問に思い、よくよく袋の裏を見てみると、一番下に小さく「お湯（約100ml）を注いでお召し上がりください」と書いてあるではありませんか！

　これってもしや……温かいだし汁をかけたひつまぶしを再現するタイプの丼!?　すなわち、食べる前にお湯を沸かす必要があったということ？　確かにたれの表面に「シメの一品」って書いてあったわ……。

　てっきり“ひつまぶし風の丼”だと思い込んでいましたが、思った以上にひつまぶしを再現した丼だったようです。

　しかし、時すでに遅し……「たれって書いてあったら、とりあえずかけるっしょー！」と何も考えずに行動してしまったせいで、だし汁とともにサラサラ～っと食べることはかないませんでした。

　とはいえ、“うな丼”としては十分おいしかったので、ひとまず良しということにします。

【角上魚類】後日、売り場へ行くと……

　後日、角上魚類を訪れると、売り場に食べ方の説明を発見！　やはり熱湯が必要だったようです。完全に見落としてました……。

　ちなみに2025年の夏の「土用の丑の日」は7月19日（土）と同31日（木）なので、もしその日にゲットできたらリベンジしたいところです。

　まさかの大失敗を犯してしまった今回の実食。筆者のようなトンチキ者はいないと思いますが、皆様は熱湯のご用意をお忘れなく！