【ベルク】恐れ入りました！　301円「クリームぜんざい」、本気の“デパ地下”クオリティーだった

埼玉を拠点に1都6県で展開するスーパーマーケットチェーン「ベルク」。商品開発者が「本気で作った」と話題のクリームぜんざいを実食します！

目次

・【ベルク】から目が離せないワケとは？
・【ベルク】301.32円「わりと本気のクリームぜんざい」をチェック
・【ベルク】301.32円「わりと本気のクリームぜんざい」を実食

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2025年5月28日時点の情報です。

【ベルク】から目が離せないワケとは？

　関東で142店舗（2025年4月末時点）を展開する「ベルク」は、株式会社ベルクが運営。ポイントカードやSNSを活用した販促活動が効果を上げ、業績は増収増益が続いています。

　イオングループでありながら、独自色の強いユニークなPB商品も目立つベルクですが、最近では安田大サーカス・クロちゃんとコラボしたチャーハンを惣菜コーナーで発売。好評を得たことからシリーズ化もしています。

　さらに、毎月の通信費がベルクのポイントになる格安SIM＆モバイルWi-Fi「ベルモバ」のサービスを開始したことも話題に。こうした既存の枠にはまらない新たな挑戦を続けている点でも、目が離せないスーパーといえます。

【ベルク】301.32円「わりと本気のクリームぜんざい」をチェック

　ベルクのオリジナル和生菓子「わりと本気のクリームぜんざい」（301.32円）を紹介します。

　製造者は北海道で和菓子などの製造・販売を行う「とかち製菓」。同社のオンラインショップでは類似商品「白玉ぜんざい～ホイップクリーム入り～ 北海道十勝産小豆使用 6個入り」が1個あたり496円ほどの値段で売られているため、「わりと本気のクリームぜんざい」はかなりお得に感じられます。

　また、ベルクでは同じく猫のイラストをあしらった「わりとおいしいエスプレッソ」「わりとおいしいカフェラテシュー」といったPB商品のシリーズがすでに人気ですが、このぜんざいはなぜか「おいしい」ではなく「本気」。

　公式SNSによると、クリーム部分は植物性ホイップではなく乳脂45％の北海道産生クリーム、小豆は北海道十勝産にこだわったそうで、「開発担当者が北海道まで通い詰めて実現した」のだとか。

　どうやら「本気」の文字には、担当者の熱い思いが込められているようです。

　「保存温度変更者」なる珍しい表示を発見。物流・冷蔵倉庫事業などを行う群馬の企業名が書かれています。北海道から群馬の企業を経由して、ベルクに納品されているということでしょうか？

　生クリームとあんこの上に、大きくて見惚れるほどきれいな球体の白玉が5個ものっています。

【ベルク】301.32円「わりと本気のクリームぜんざい」を実食

　白玉、あんこ、生クリームを一緒にスプーンですくって食べてみると、まず白玉のソフトな食感に感激！　ちゃんと弾力がありつつも、かなり軟らかくて口の中でとろける感覚があります。

　これまで白玉の入ったコンビニスイーツを何度か食べたことがありますが、こんなにおいしい白玉に出会ったのは初めてです。

　あんこ部分は、皮がつぶれていないきれいな小豆がごろごろと入っています。甘さは控えめで、上品な味わい。一方の生クリームも甘さ控えめです。

　そして、白玉、あんこ、生クリームの味のバランスが絶妙。この“デパ地下品質”で約300円とは……ベルクの“本気”に恐れ入りました。

　「わりと本気」ではなく、実は「かなり本気」では？　と思わせるほど素材へのこだわりが感じられた今回の実食。スーパーのクオリティーを超えた和スイーツを、ぜひ味わってみては？