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- 2025/03/02 08:00
【ベルク】323円「いわし味付」が地味にスゴいワケとは? 青森八戸へのこだわり
ベルク外観(写真:スーパーマーケットファン) 埼玉、群馬を中心に関東で142店舗(2024年11月末現在)を展開する人気スーパーマーケット「ベルク」。鮮魚コーナーに気になるオリジナル商品を見つけたので、購入して実食してみました。
目次
・【ベルク】八戸の水産加工業者を傘下に!
・【ベルク】323円「いわし味噌煮」「いわし味付け」とは?
・八戸でいわしが異例の大豊漁、しかし年間漁獲量はワースト2
・【ベルク】新商品「いわし味付け」実食【ベルク】八戸の水産加工業者を傘下に!
埼玉に本社を置くベルクは、ディスカウント路線の地域密着型スーパーマーケット。埼玉、群馬を中心に関東1都6県に142店舗(2024年11月末時点、公式サイトによる)を展開しています。
プライベートブランド「くらしにベルク」も好調で、食品はもちろん化粧品や雑貨に至るまで多岐に渡る商品を展開。公式サイトによれば、762品(2月20日現在)もの取り扱いがあるそうです。
近年は、グループ会社に青森県八戸市内の水産加工業者「マルイチ水産」が加わりました。八戸港で水揚げされた鮮魚を使った商品も登場しています。
【ベルク】323円「いわし味噌煮」「いわし味付け」、青森県八戸市で製造
ベルクの鮮魚コーナーで目に留まった「いわし味噌煮」のポップ。 青森県八戸市にあるベルクのグループ会社「マルイチ水産」が仕入れたいわしを使っているそう。
力強さがみなぎる独特の字体で「はちのへ推し」と書かれているのが気になります。
「はちのへ推し」とは?(写真:スーパーマーケットファン) 「いわし味噌煮」は津軽味噌を使い、八戸酒蔵の酒粕で仕立てたという青森度満点の一品。「いわしの味付け」は、青森県製造のしょうゆだれを使用しているそうです。
今回は、味付けのほうを購入してみます。パッケージでは「はちのへ推し」の文字と「ベルク海産部」のロゴもあります。
パッケージ(写真:スーパーマーケットファン) 原材料など(写真:スーパーマーケットファン) 原材料のいわしは八戸港でとれたもの。そのほかは青森のしょうゆだれ、おろししょうが、増粘剤、調味料とシンプルですね。
製造は八戸の株式会社宝幸。鯖缶、レトルト食品などを手掛けていて、「くらしにベルク」の缶詰も製造しています。
八戸でいわしが異例の大豊漁、しかし年間漁獲量はワースト2
八戸では昨年夏、いわしが異例の大豊漁だったと報じられています。
しかし、青森県が先ごろ公表した海面漁業の調査結果によると、昨年の年間漁獲量は1958年以降で2番目に少ない11万7701トン。いわしが過去5年平均比192.6%と急増したのに対し、ホタテが同39.9%にまで激減しています。陸奥湾の海水温上昇による影響で、ホタテの稚貝のへい死が起こっているとのこと。
なお、今春もいわしが各地で豊漁で、神奈川県・三浦半島、新潟県佐渡市で異例の大漁だと伝えられています。
【ベルク】323円「いわし味付け」実食!
いわしは2〜3cmのものが12片(写真:スーパーマーケットファン) パッケージから中身を出すと、2〜3cmにぶつ切りされたいわしがゴロッと現われました。12個入っていたので、内容量150gということは一つあたり12gほどになります。
見た目と香りは、一般的ないわしの缶詰と同じ印象。パウチの割に身が崩れていないのはよいですね。
ギュッと詰まった身(写真:スーパーマーケットファン) 常温でも食べられるとのことで、このままいただきます。しっかりとした甘めの味つけで、しょうゆと砂糖、しょうがの組み合わせが間違いない味わい。身の詰まったいわしを噛むほどにジュワっとうまみが感じられ、これだけでも白米が進む!
半分ほど食べた後、残りはチーズとマヨネーズを乗っけて焼いてみたところ、甘めのいわしとばっちりあって、これまたおいしい! 子どもも喜びそうな味ですね。八戸に思いを馳せながら食べたら良い晩酌になりそう。
地味ながら、ベルクの海産への熱意が感じられる「いわし味付け」。魚好き、いわし好きの方はチェックしてみてくださいね。
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