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「これが港区セレブのスーパーか!」高輪ゲートウェイの高級チェーン【明治屋ストアー】が圧倒的!行ってわかった「ウリ」とは?

東京を中心に38店舗を展開する高級小売りチェーン「明治屋ストアー」。2025年9月12日に都内にオープンしたばかりの「明治屋高輪ストアー」で実際にお買い物をして、魅力を探ってきました。

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明治屋はジャムも有名(写真:スーパーマーケットファン)

目次

25年9月12日オープン【明治屋高輪ストアー】とは?
【明治屋高輪ストアー】オープンフェア商品をチェック!
【明治屋高輪ストアー】「ブッツサンドウィッチ」売り場が広い!
【明治屋高輪ストアー】レジは2人1組! ビニル袋も紙袋も無料
【明治屋高輪ストアー】「ブッツサンドウィッチ」590.76円を実食
【明治屋高輪ストアー】PB秋期限定「マロン&塩キャラメルマシュマロ」216円を実食
【明治屋高輪ストアー】“百貨店の御用聞き”的な品揃え、根強いファンに納得も……

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※25年9月25日の情報です。

プレミアムスーパー【明治屋高輪ストアー】とは?

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明治屋のロゴ(写真:スーパーマーケットファン)

 明治18年創業の明治屋ストアーは、「いつも いちばん いいものを」を経営理念に掲げる高級路線の食品小売チェーン。古くから三菱財閥との関係が深く、現在も卸部門は三菱商事との合弁会社が手掛けています。

 9月12日には、東京・JR高輪ゲートウェイ駅直結の商業施設「ニュウマン高輪」の開業と同時に、同施設の1階に明治屋高輪ストアーがオープン。

 同チェーン内では「プレミアムスーパー」という位置づけで、「ワンランクアップのより豊かな食生活や食文化をご提案する、おもてなし・ホスピタリティ」をコンセプトとして掲げています。

 店内には明治屋ストアー最大級の惣菜コーナーが設けられ、都内に新設されたセントラルキッチンで製造したお弁当を、「デリベイクデリカ」のブランド名で販売。

 同ブランドは「高品質な素材や調味料を惜しみなく使用」し、素材の下処理から盛り付けまで“手作り”にこだわっているそうです。

【明治屋高輪ストアー】オープンフェア商品をチェック!

 ここからは、オープンフェア(9月30日まで)開催中の明治屋高輪ストアーの様子をレポートします。

 公式サイトに「JR高輪ゲートウェイ駅改札より徒歩1分!!」とあったため、「すぐに見つかるだろう」と場所の下調べを怠っていた筆者。しかし、「ニュウマン高輪」が妙に入り組んだ構造となっているため、速攻で迷子に……。

 フロアガイドを凝視しつつ10分近く右往左往していると、ようやく店舗の入り口を発見しました。

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高級感漂う店構え!(写真:スーパーマーケットファン)

 入り口から「ホテルのエントランス?」と勘違いしてしまいそうな高級感! 

 普段、「ロピア」や「ベルク」でお買い物している筆者は、「これが港区セレブが利用するスーパーか!」と圧倒されてしまいました。

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紀ノ国屋とのコラボバッグ(写真:スーパーマーケットファン)

 入口に置かれていたのは、紀ノ国屋とのコラボバッグ「【紀ノ国屋×明治屋】レザーハンドルコットンバッグ」(1,980円)。

 紀ノ国屋のオンラインショップでは売り切れ続出の人気商品のようですが、ここにはたくさんありました。

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オープンフェアの案内(写真:スーパーマーケットファン)

 店内には、あちらこちらにオープンフェアの対象商品が散らばっており、お値打ち品のほか、お楽しみ袋も散見されました。以下、フェア対象商品の一部です。

・生食用「ボイルずわいがに」(840g) 4,310円
・「ふくいサーモン 西京漬味噌漬け」(2切れ入り) 971円
・愛媛県宇和島産「だてまぐろ(赤身)」100gあたり1,070円
・数量限定「ウェッジウッド 紅茶お楽しみ袋」(4商品入り)2,160円
・「MCC スープお楽しみ袋」(1,080円)

 特に目を引いたのが、精肉売り場に並んでいた「焼肉用食べ比べセット(赤身肉&霜降り肉)」(500g入り6,480円)です。メスの松阪牛のお肉がたっぷりと入っていて、お得な印象。赤身のもも肉の美しいサシにしばらく見とれてしまいました。

 一方、鮮魚商品は精肉に比べると少なめですが、北海道産「活毛がに」(6,264円)がパックの中でモソモソと動いていたりと、新鮮さが伝わるものばかりでした。

【明治屋高輪ストアー】「ブッツサンドウィッチ」売り場が広い!

 各売り場には、「明治屋ストアー推奨品」と書かれたセレクト商品が散見されます。冷凍総菜コーナーにも数多く見られ、「山田家」の冷凍讃岐うどんや「チャイナチューボー」の袋入り中華総菜などがずらりと並んでいます。

 ちなみに、明治屋ストアーでは厳選した冷凍食品が毎月1回届く月額8,500円のサブスク「明治屋ストアーセレクト」を提供していますが、このコーナーにあった「明治屋ストアー推奨品」などが届くようです。

 また、「スープストックトーキョー」のチルドスープ売り場や、「RF1(アール・エフ・ワン)」の弁当コーナーなど、有名ブランドごとの売り場がそれぞれ広く確保されているのが印象的。

 中でも、東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」などにある人気サンドイッチ専門店「ブッツサンドウィッチ」の売り場の広さにびっくり!

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「ブッツサンドウィッチ」の売り場(明治屋ストアー公式インスタグラムより)

 視界の端から端まで「ブッツサンドウィッチ」で埋め尽くされるほど、大量のサンドイッチがびっしりと並んでいました。珍しいサンドイッチも多く、見ているだけでも楽しい!

 一方、お弁当売り場には前述した「デリベイクデリカ」の「海苔弁当」や「かつ重」(ともに1,059円)などが並んでいます。ただ、種類は少なめで、他社の有名ブランドのお弁当に埋もれている印象を受けました。

 また、近くに揚げ物などが並ぶ総菜コーナーもありましたが、明治屋が製造する商品は見つけられず。

 同店舗は明治屋ストアー最大級の惣菜コーナーがあることをウリの一つとしていますが、あくまでもセレクト商品が主力であるようです。

【明治屋高輪ストアー】レジは2人1組! ビニル袋も紙袋も無料

 「おもてなし ホスピタリティ」をストアーコンセプトに掲げている明治屋高輪ストアーですが、高級ホテルのロビーさながらに、インカムらしきものをつけて店内に注意を払う男性スタッフも見られ、「困っていたらすぐに助けに来てくれそう」という安心感がありました。

 さらに、複数あるレジにはもれなく「2人1組」で女性スタッフが待ち構えており、会計時は懇切丁寧に対応してくれます。そして、商品を持ち帰る袋は無料で、ビニル袋と紙袋の選択が可能です。

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無料の紙袋(写真:スーパーマーケットファン)

【明治屋高輪ストアー】「ブッツサンドウィッチ」(590.76円)を実食

 今回、筆者が購入した商品の中から、「ブッツサンドウィッチ」の「クリームチーズ&チキンのサラダ」(590.76円)と、明治屋の秋期限定「マロン&塩キャラメルマシュマロ」(216円)を紹介します。まずは前者から。

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「クリームチーズ&チキンのサラダ」(写真:スーパーマーケットファン)
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製造は「タカラ食品工業」(写真:スーパーマーケットファン)
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美しい断面(写真:スーパーマーケットファン)

 具材が異なるサンドイッチが2切れ入っています。

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クリームチーズ、キャロットラペ、清見などをサンド(写真:スーパーマーケットファン)
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もう一つは、チキン、ゆで卵、清見などが入っていました(写真:スーパーマーケットファン)
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清見が合う!(写真:スーパーマーケットファン)

 どちらのサンドイッチもおしゃれな味で、風味豊かな茶色いパンも最高においしい! 特にキャロットラペと清見の組合せがさわやかで、「ずっと食べていたい」と思うほどでした。

【明治屋高輪ストアー】PB秋期限定「マロン&塩キャラメルマシュマロ」216円を実食

 明治屋といえば、「マイジャム 果実実感」シリーズと並ぶ代表的なPB商品に「マシュマロ」がありますが、秋期限定で「マロン&塩キャラメル」味が発売されていました。

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秋らしいパッケージ(写真:スーパーマーケットファン)
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内容量は70g(写真:スーパーマーケットファン)

 千葉県の関連会社「明治屋コンフェクショナリー」が製造。

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全部出してみました(写真:スーパーマーケットファン)

 栗型のマシュマロは、和栗ペーストを使用したマロン味。

 かえで型は、練乳やフランスロレーヌ産岩塩を使用した塩キャラメル味です。

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たくさん入って216円!(写真:スーパーマーケットファン)

 マロン味は、栗のほくほく感まで伝わるような、濃厚な栗の風味が楽しめます。

 一方、塩キャラメル味は、華やかなキャラメルの香りが印象的。味が2種類あって飽きないので、一気食いしてしまいそうになりました。

【明治屋高輪ストアー】“百貨店の御用聞き”的な品揃え、根強いファンに納得も……

 今回、オープンフェア中の明治屋高輪ストアーで買い物して感じたことは、主に4つです。

①高級感が漂う店内で優雅な気持ちに
②精肉売り場が充実。“お肉屋さん”として利用する人も多そう
③「ブッツサンドウィッチ」の品ぞろえが楽しい!
④総菜コーナーはセレクト商品が中心。PB商品はごく一部

 昨今、オリジナル商品の開発合戦が激化しているスーパー業界ですが、高級スーパーもしかり。明治屋ストアーの競合ともいわれる「成城石井」や「カスミ」の高級路線「ブランデ」なども、オリジナル総菜を豊富に取り揃えています。

 そんな流れの中でも、明治屋高輪ストアーはその波にあえて乗らず、「質の良いものをお得意様に届ける」という“百貨店の御用聞き”のような役目をまっとうしている印象。

 もちろん店内には「明治屋」印のPB商品もたくさん並んでいましたが、それ以上に推奨品や直輸入品のセレクトに注力しているようで、そうした独自路線がブランド力を保ち、長年の根強いファンがついているのだと感じました。

 一方で、明治屋高輪ストアーに関しては良くも悪くも超有名ブランドの食品が目立っているため、ネット上で「厳選された良い商品ばかりが並んでいる」と好意的なファンがいる反面、「目新しさがなく、ワクワク感が足りない」という声が見られるのも納得してしまう部分があります。

 今後、目新しさを求める客にもアプローチするには、総菜ブランド「デリベイクデリカ」の強化は不可欠といえそうです。

「北海道どさんこプラザ」目当ての人も多そう

「これが港区セレブのスーパーか!」高輪ゲートウェイの高級チェーン【明治屋ストアー】が圧倒的!行ってわかった「ウリ」とは?の画像1
併設の「北海道どさんこプラザ」(写真:スーパーマーケットファン)

 なお、明治屋高輪ストアー内には、北海道物産ショップ「北海道どさんこプラザ」が入っています。筆者が訪れたタイミングでは、明治屋ストアーのエリア以上にどさんこプラザに人が多くいたので、ここを目当てに訪れる人も多そうです。

 個人的には「ブッツサンドウィッチ」の品揃えに一番テンションが上がった明治屋高輪ストアー。「ニュウマン高輪」自体の集客を不安視する一部メディアも見られるだけに、今後の明治屋高輪ストアーに注目です。

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  • 沢口ピア子(ライター)
  • 沢口ピア子(ライター)

    スーパーマーケット大好きライター。「ロピア」にほぼ毎日通うロピアウォッチャーとしても知られる。

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