リップクリーム難民、岩手の田舎スーパーで「フランス原産」900円リップを買って「よかった」！

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

目次

・ここ数年、リップクリーム難民
・リップクリームに3,300円って。
・フランス原産の微妙にださいリップクリーム
・＠コスメの宣伝力おそるべし

ここ数年、リップクリーム難民

　私、なぜか唇の皮が弱いんですよねえ。

ちょっとほうっておくと、ぺりぺりとめくれ、よせばいいのに、気づくと剝いてしまうもんだから、痛てーのなんの。

　そんなわけで、ここ数年。リップクリーム難民だったんです。

　数年前、「おっ！　こりゃいい！」と思ったのは、「DHC 薬用リップクリーム 1.5g （医薬部外品）。言わずと知れた名品。私も評判を聞きつけて購入した一人。

　ドンキなんかだと運が良ければ400円くらいで売っていて、ごっそりまとめ買いしたもんです。

　ところが最近になって、このリップクリームを塗ってもカサカサが止まらなくなってきました。

リップクリームに3,300円って。

　それから、いろいろ試して、2度目の「こりゃいい！」となったのが、こちら。「10ve to（ラブトゥ）UVリップクリーム （SPF20/PA＋＋） 」。これはめちゃくちゃよかった！

　SPF20のUVクリームだから、唇の日焼け止めにもなってくれるし、スルスルなめらかな塗り心地で最高。……なんだけど。……おたけーの。

　リップクリームに3,300円ってあなた。お高いわ……庶民がリピ買いできる値段じゃないわよ。

　しかも、先ほど「スルスルなめらか」だと褒めましたが、クリームが柔らかいからすぐに減る!!　それでも、やはりいいものはいいので、追加でリップクリームを買い足し、2,500円のレフィルも買いましたが、ほぼ6,000円よ！　庶民にはきついよお!!

　そんなわけで、悶々となり、スーパーでリップクリーム売り場を覗いてみることに。

フランス原産の微妙にださいリップクリーム

　1,000円以上の高いリップクリームはやっぱり、効きそうだし、目立つ場所にあるし、300円とかのリップクリームは食指が伸びない。

　うーん、やはり、リップクリーム選びは難しいなあと思っていた時、ふと、頭上の目立たない場所にあったリップクリームに貼られていたシールが目に留まりました。

「＠コスメメンバーの95％が☆4以上の評価」

　（へえ……？　＠コスメ1位のシールはよく見るけど、こんなシールもあるんだ）

　手に取って背面を見ると、フランスが原産と書いてありました。

（フランスのリップクリームが岩手の田舎の町のスーパーに並んでいるなんて、すごいことなんじゃないか？）

　パッケージは微妙にださいけど、それでも置かれているということは、コアなファンがいるということ。

　私は思い切ってそのリップをカゴに入れました。

＠コスメの宣伝力おそるべし

　で、どうだったのかというと……。

　よかった!!

　変な匂いもしなくて使いやすいし、皮むけはしないし、なにより、リップクリームの塗り口が斜めにカットされているところがいい！

　きっと、海のかなたのどこかの田舎町でも「おっ!?　日本製!?　こんなところで売ってる日本製なんていいものでは？」なんて感じで、アイテムを買う人がいるのかもね。

　そして、＠コスメの宣伝力おそるべし！

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