「丸亀製麺」超えた？　【はなまるうどん】、620円「柚子鬼おろしぶっかけ」食べてちょっと驚きのワケ

讃岐うどんチェーンの「はなまるうどん」で期間限定販売中の「柚子鬼おろしぶっかけ」を食べてきました。その味をお伝えします。

目次

・【はなまるうどん】讃岐うどんの本場に本社を移転
・【はなまるうどん】期間限定「鬼おろしぶっかけ」とは？
・【はなまるうどん】620円「柚子鬼おろしぶっかけ」実食

【はなまるうどん】讃岐うどんの本場に本社を移転

　吉野家ホールディングの傘下にある「はなまるうどん」。香川県讃岐生まれのチェーン店で、讃岐うどんを提供しています。

　2000年5月に1号店を香川県高松市に開店し、2007年に200店舗を突破。20年2月に506店舗まで拡大しますが、コロナ禍に閉店ラッシュとなり、23年2月には444店舗、24年2月に418店にまで減少しました。しかし、不採算店舗を閉めた結果、近年は回復傾向にあるとのことです。

　また、ライバル「丸亀製麺」のうどんが厳密には「讃岐うどん」ではない一方、“正真正銘の讃岐うどん”であるはなまるうどんは、創業25年目となる25年1月に香川県高松市へ本社を移転。「おいでまい！さぬきプロジェクト」というキャンペーンを実施しています。

　なお、大手うどんチェーンの店舗数は、丸亀製麺が840店（24年3月時点）、はなまるうどん418店、杵屋92店（25年6月時点）、資さんうどん74店（24年12月時点）となっています。関東での新規出店が続く資さんうどん、人気の丸亀製麺にはなまるうどんは挟まれている格好です。

【はなまるうどん】「鬼おろしぶっかけ」とは？

　久しぶりにはなまるうどんにやってきました。はなまるうどんが提供している「鬼おろし」シリーズがおいしいと数年前から耳にしていたので、今回実食してみます！

　「鬼おろし」は以下の6種類で、　5月8日から6月中旬までの期間限定メニュー。豚肉が入っていると160円プラスされます。

※小＝うどん1玉、中＝うどん2玉、大＝うどん3玉

・柚子鬼おろしぶっかけ
（小）620円 （中）780円 （大）960円

・柴漬鬼おろしぶっかけ
（小）620円 （中）780円 （大）960円

・わさび鬼おろしぶっかけ
（小）620円 （中）780円 （大）960円

・柚子豚鬼おろし
（小）780円 （中）940円 （大）1,120円

・柴漬豚鬼おろし
（小）780円 （中）940円 （大）1,120円

・わさび豚鬼おろし
（小）780円 （中）940円 （大）1,120円

【はなまるうどん】620円「柚子鬼おろしぶっかけ」実食

　「柚子鬼おろしぶっかけ」の小サイズです。

　メニュー写真では柚子が鬼おろしの頂に乗っかっていますが、こちらは添えられている格好です。

　鬼おろしの山が絶景！　真っ白で美しい雪山のようです。そのふもとにあるネギの緑と、柚子の黄色が鮮やかで、清涼感があります。

　鬼おろしは箸でもつまめるゴロッとした粗さ。存在感があるので、立派な具材のひとつになっています。

　そのままおろしを食べてみると、辛みがない！　むしろ、みずみずしい甘さが広がってびっくりです。シャキシャキした食感と大根のほのかな甘味で、このまま食べても楽しめそう。

　ポン酢がかかっているので、うどんを下のほうから混ぜていただきます。具と合わせて食べると、ゴロゴロした大根のシャキシャキ食感と、うどんのコシがとっても良い！　

　「はまなるうどんの麺、おいしいなぁ」と、コシとのど越しの良さにちょっと驚きです。このところ、博多系のうどんか丸亀製麺ばかりを口にしていたのですが、この食感は個人的に丸亀より好みかも。

　柚子も爽やかで、柑橘の甘さが鬼おろしとナイスマッチ。皮の苦味に夏を感じます。

　うどんでありながら、シャキシャキした鬼おろしとポン酢の組み合わせによって、サラダっぽさもあります。

　辛みがほしくなってきたので、途中で卓上にある七唐辛子を足すことに。

　すると、これが正解！　辛みが足されただけでなく、七味の香りと柚子の爽快感が引き立って、食欲をそそるおいしさ。大根の甘みとみずみずしさが生きています。

　「鬼おろし」シリーズがおいしい、というのは間違いなく本当だったとわかった今回。

　次は、柴漬けのほうも食べてみたいところですが、シリーズは6月中旬までの提供予定なんだそう。ということは、いつ終了してもおかしくなさそう！　

　気になる方は、急いでチェックしてみてくださいね。