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- 2025/09/01 12:00
横浜の名門スーパー【もとまちユニオン】11年にわたる人気弁当の中身は? 646円で「大満足」!
国際都市横浜のトレンド発信地として知られる横浜元町ショッピングストリートの、名門老舗スーパー「もとまちユニオン」。6月にリニューアルをしたと聞きつけ、実際に買い物してきました。
「もとまちユニオン本店」の外観(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【もとまちユニオン】とは? 横浜の外国人向けに創業
・【もとまちユニオン本店】地下1階、地上2階! 注目ポイントは?
・野菜はやや高めながら、なかなか手に入らない品ぞろえ
・人気商品「彩りガパオライス」(646円)実食
・「11品目のキアヌサラダ」(322円)実食
・新商品「北海道小粒納豆」(149円)実食
・「クルミヌガー」(237円)実食!
・【もとまちユニオン】進化中、そごう横浜店もオープン!※2025年8月29日時点の情報です。
※価格は注記がないものは税込みです。【もとまちユニオン】とは? 横浜の外国人向けに創業
1958年、横浜の居留地に住む外国人向けに創業された「もとまちユニオン」。
創業者は、食料品や日用品、船具などの物資やサービスを船舶に提供するシップチャンドラーで、その経験を生かし、海外から質のよい商品を仕入れて販売。
外国人客の要望に応じ、当時の日本にはなかったズッキーニや、チョコレート、スパイス、ウィスキーなど数々の品を輸入するようになり、日本人の間でも「珍しい商品を売っている外国人御用達スーパーがあるらしい」と評判に。多くの人々に愛されるようになりました。
もとまちユニオンでは、ここ数年で日本で定着したエコバッグを、1970年から販売。シンプルで色づかいのよいデザインで、このバッグで元町を歩くことがステータスシンボルとなりました。
おしゃれなデザインは今も人気で、エコバッグだけでなくマグカップも登場。ビームスなどブランドとのコラボ商品も販売されるようになりました。
オリジナル商品はバッグだけにとどまらず、ジャムやパンなど、こだわりのPB(プライベートブランド)食品も展開。
質のよい商品を、高級価格だけでなくリーズナブルな価格でも提供するというコンセプトに移行し、庶民からも支持を得るようになっていったのです。
なお、同店を経営するユニオネックスは、2013年に京急ストアと統合。現在は株式会社京急ストアの経営となっています。
【もとまちユニオン本店】地下1階、地上2階! 注目ポイントは?
石畳の車道で異国情緒あふれる観光スポットとして有名な、横浜元町ショッピングストリート。その中心に位置する「もとまちユニオン本店」は、元町・中華街駅(みなとみらい線 5番出口)から徒歩5分、石川町駅(JR京浜東北線・根岸線 南口)から徒歩10分です。
本店は、これまで何度もリニューアルされてきましたが、14年ぶりになる今回のリブランディングでは「もとまちユニオン」らしさを全面に出し、なおかつプライベートブランドが強化されました。
地下1階、地上2階のフロアガイド(写真:スーパーマーケットファン) 店内は、1階のデリコーナーが一新。対面式のショーケースを取り払い、売り場面積を広げたことで、これまで混雑しがちだったデリコーナーがすっきり。ゆったりとした気分でお惣菜を選べるようになりました。
東京労災病院の院長監修のお弁当も登場(写真:スーパーマーケットファン) これまで地下で販売されていたお寿司も1階デリコーナーの一角に移動し、見やすく、選びやすくなりました。
また2階にあったレジは廃止され、少し狭かったお菓子の空間が広くなりました。エコバッグなどのオリジナル商品も2階で販売されており、ビームスジャパンとのコラボ商品は「お一人様1点限り」にもかかわらず品薄に!
地下1階の旧お寿司コーナーには、これまで少ないと感じていた新鮮魚介類がたくさん並べられており、丸々太った旬の秋刀魚も置かれていました。
野菜はやや高めながら、なかなか手に入らない品ぞろえ
高級価格のイメージが強い、もとまちユニオン。
この日の売り場をチェックすると、野菜はやや高め(一袋税抜価格:レタス399円、にんじん299円)ながら、泉州水なす(税抜499円)やフルーツパプリカ(税抜299円)、カリーノケール(税抜299円)など、ほかではなかなか手に入らない品ぞろえなのがうれしい!
野菜、果物、肉・魚介類は全て新鮮。選択肢が多く、複数の価格帯が提示されていることから、安心してグローサリーショッピングを楽しめました。
また、牛乳は「北海道 浜中のおいしい牛乳」が1000mlで税抜298円。日本初のパスチャライズ牛乳で知られる木次の「パスチャライズ牛乳」は1000mlが税抜412円などです。
豆腐は、もとまちユニオンオリジナルの「山形県産大豆使用 木綿 350g」が税抜148円となっています。
【もとまちユニオン】「彩りガパオライス」(646円)実食
そんな「もとまちユニオン本店」が力を注ぐ、こだわりのPB惣菜を、1500円という予算で購入!
ユニオンオリジナルの人気商品「彩りガパオライス」(598円)は、発売以来11年にわたる人気商品だそう。
人気商品「彩りガパオライス」(646円)(写真:スーパーマーケットファン) 日本のガパオライスはとり肉が定番ですが、ユニオンはぶた肉を使っています。
国産米の上にぶた肉のほか、ズッキーニ、ピーマン、なす、赤&黄パプリカをバジルやガパオソースで炒めたものを乗せ、新鮮なミニトマトとグリーンレタス、ゆで卵と紫キャベツの甘酢漬け、そしてレモンが添えられた、ボリューミーなお弁当です。
レモンをかけるとマイルドな辛さに(写真:スーパーマーケットファン) レモンで味がマイルドになるので、辛い料理が苦手な人にもおすすめ。あまりのおいしさに箸が止まらない、暑い夏にぴったりの大満足なお弁当です!
【もとまちユニオン】「11品目のキヌアサラダ」(322円)実食
充実のラインアップを誇るサラダコーナーから選んだPBサラダは、アンチエイジングや美肌効果だけでなく、免疫アップも期待できる「11品目のキヌアサラダ」。
「11品目のキヌアサラダ」(322円)(写真:スーパーマーケットファン) キヌア、トマト、コーン、グリンピース、にんじん、厚揚げ、インゲン、金時豆、ひよこ豆、きゅうりにレモンを絞り、ビーフやチキンエキスなどで味付けした、爽やかな一品です。
噛めば噛むほどおいしい!(写真:スーパーマーケットファン) どの食材もそれぞれの味がしっかりと出ており、噛めば噛むほどおいしさが増し増し! キヌアもつぶつぶもクセになる、満足度の高いサラダです。
【もとまちユニオン】新商品「北海道小粒納豆」(149円)実食
4月21日より販売開始となったこの「北海道小粒納豆」は、オリジナル新商品の一つ。3パックで138円という、うれしい価格です。バイヤーがえりすぐった北海道産ユキシズカ大豆による納豆です。
「北海道小粒納豆」(138円)(写真:スーパーマーケットファン) 小粒なのに口の中に入れると豆が大きく感じられるほどしっかりとした食感で、付属のからしとたれとの相性も抜群。
豆の味も濃いので、素麺に混ぜてもおいしそうだなと感じました。
粒がしっかり(写真:スーパーマーケットファン) 豆の味も強い(写真:スーパーマーケットファン) お店の公式サイトでは、この納豆が出来上がるまでのこだわり製造過程を写真付きで詳しく紹介しており、ユニオンの気合が感じられます。
【もとまちユニオン】「クルミヌガー」(237円)実食
パンやジャムがおいしいと評判のもとまちユニオン。マフィンやマドレーヌの焼き菓子なども有名ですが、今回はクルミヌガーをチョイスしました!
「クルミヌガー」(238円)(写真:スーパーマーケットファン) ヌガーと聞くと歯にベタベタとくっつくイメージがありますが、このヌガーはそこまで硬くはなく、口に入れると溶けていくような感覚も楽しめます。
くるみたっぷり(写真:スーパーマーケットファン) くるみたっぷりで、水あめでつくったキャラメルの味もしっかりとあるものの、しつこさはなく、お茶請けに最高のお菓子だなと感じました。
【もとまちユニオン】進化中、そごう横浜店もオープン!
神奈川だけでなく東京にも店舗を持つ「もとまちユニオン」ですが、9月5日に11店舗目となるそごう横浜店がオープン。24年10月に一旦閉店していましたが、このたび、改めて開業を迎えます。
公式サイトには「普段のお買い物から特別な日のお買い物までさまざまな需要に合わせた商品の提案や、専門知識を持つスタッフによる商品価値を表現した売り場展開により、快適なお買い物体験をご提供」と紹介されており、期待が膨らみます。
進化し続ける老舗スーパー「もとまちユニオン」で、ほかのスーパーでは味わえないような”ワクワク感”をぜひ、体験してみてください。
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