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スーパー
- 2025/06/14 08:00
なにかと話題の【西友】、現在の様子は? 買い物して驚いた5つのポイント
昨年頃から「西友」の動向がなにかと注目を集めています。実際のところ、西友の売り場はどんな様子なのか? 現在の魅力を知るべく、西友全店で244店舗となるオープンしたての店舗に行ってきました!
西友の千葉中央店(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【西友】なにかと話題の動向
・驚いたポイント①ブランド「食の幸」が楽しい!
・驚いたポイント②「厚切り!鮭弁当」は驚くほどズッシリ!
・驚いたポイント③パティシエ監修のスイーツブランドとは?
・驚いたポイント④「みなさまのお墨付き」、カレーが26種類
・驚いたポイント⑤ソムリエ社員によるワインコーナーが見やすい!
・もっとも意表を突かれたのは?※2025年6月5日の情報です。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。【西友】話題を集める近年の動向
1963年に設立された「西友ストアー」。衣食住のアイテムを扱う総合スーパー(GMS)チェーンで、80年にはPB「無印良品」が誕生。2000年には日本初のネットスーパー事業を開始しています。昨今はスーパーマーケット業態での出店が多く、「西友」のほかに「リヴィン(LIVIN)」との店名もあります。
西友の営業利益は、2021年度162億円、22年度242億円(前年比約49%増)、23年度315億円(同約30%増)と右肩上がり。
そんな追い風を受けて、24年4月「さらなる発展を目指すため」、北海道と九州から撤退し、本州での事業に注力すると発表しました。現在は、本州のみで244店舗を展開しています。(25年6月時点)
さらに、24年9月にネットスーパー「楽天西友ネットスーパー」のサービスを終了。以降は「楽天全国スーパー」内で「西友ネットスーパー」として出店しています。
25年3月には、福岡発のトライアルホールディングスが西友を買収したことが報じられました。ニュースが相次ぐ西友の動向に注目が集まっています。
こうした中でも、西友は今年すでに2店舗を新規オープンし、今夏に蒲田中央店の新店も明らかになっています。
【西友】ブランド「食の幸」が楽しい!
関心を集めている西友の現在の様子はどうなのか? ちょうど6月5日にオープンしたばかりの千葉中央店でお買い物していきます!
まずは、かねてより編集部が気になっていた西友のブランド「食の幸」をチェック。バイヤーが目利きで選んだ素材を扱う生鮮食品のブランドで、現在は惣菜や加工食品も展開しています。
生鮮コーナーを見ていると同ブランドの黄色いマークが目につきます。
味わい葡萄牛(写真:スーパーマーケットファン) かつおたたき(写真:スーパーマーケットファン) 「かつおのたたき(刺身)」は鮮度が良さそうで、見るからにおいしそう。切身のほか、サクで200円台からも展開していたので、単身者やちょっと食べたいときにもいいですね!
ほかに「サーモントラウト刺身用(養殖・解凍)」「国産うなぎ長焼き」など同ブランドの商品が目を引きます。
野菜や果物にも「食の幸」ブランドはズラリ!
すいかは8月末までの間によってさまざまな品種が登場し、6月中旬までは熊本産の「肥後浪漫すいか」。4分の1カットのサイズと、ブロックタイプのものがあり、ついついかごに投入してしまいました。
さつまいもの「紅天使」は5本入って(500g)322円というありがたい価格! 味に期待して購入です。
肥後浪漫すいか(写真:スーパーマーケットファン) 紅天使(写真:スーパーマーケットファン)
【西友】「厚切り!鮭弁当」は驚くほどの厚さでズッシリ!
スーパーといったら、やっぱり惣菜・弁当! 売り場の面積も広く取られています。
惣菜コーナー(写真:スーパーマーケットファン) 弁当は、ボリューム感のある「だし香るロースカツ重」や、「お弁当・お惣菜大賞2025特別賞」の「気仙沼産サバと野菜の黒酢あん弁当」などなど、おいしそうなものがズラリ!
中でも、「厚切り!鮭弁当」は驚くほどの身の厚さで、手にするとズッシリした重みを感じます。こちら、「食の幸」のトルコ産サーモントラウトを使っているとか。
「だし香るロースカツ重」(写真:スーパーマーケットファン) 「厚切り!鮭弁当」646.92円(写真:スーパーマーケットファン) 「気仙沼産サバと野菜の黒酢あん弁当」495.72円(写真:スーパーマーケットファン) 「ポケット弁当」は小ぶりながら、おかずがドーンと乗っていてボリューム感があります。
アジフライ弁当、ハンバーグ&コロッケ弁当、白身魚フライ&牛焼肉弁当と3種類あり、これにおにぎりやサラダ、カップ麺を+しても500円以内! スイーツをつけても良いですね。
価格破壊の299円弁当(写真:スーパーマーケットファン) 惣菜はよりどり3パックで999円(税別)のバイキングや、「食の幸」ブランドの「熟成うまリッチポーク」を使った「熟成うまリッチポークのロースかつ」、同ブランドの「牡蠣フライ」などがおいしそう!!
惣菜パックよりどりセール(写真:スーパーマーケットファン) 「熟成うまリッチポーク」セール価格で322.92円(写真:スーパーマーケットファン) 【西友】パティシエ監修のスイーツブランドとは?
パティシエ監修の西友オリジナルのスイーツブランド「ジュテ・アン・ソール」もチェック。同ブランドは全15商品を展開していますが、なんと、狙っていた「イタリア栗のモンブラン」が売り切れ!
未練が残りながらも、新商品の「黒糖シュー」を購入です。黒糖の味わいがしっかりと感じられるクリームで、満足度◎でした。
オリジナルスイーツブランドのコーナー(写真:スーパーマーケットファン) 【西友】「みなさまのお墨付き」、人気のカレーは26種類!
(写真:スーパーマーケットファン) 西友といえば「みなさまのお墨付き」ですよね。消費者テストで支持率80%以上を得たものしか商品化されないというブランドです。ハンバーグやカレーなど、指名買いしている商品がある人もいるのでは?
マッサマンカレー(写真:スーパーマーケットファン) 「On the ごはん」シリーズ(写真:スーパーマーケットファン) あらためて売り場を見ると、カレーの商品点数にびっくり! 14年に誕生したレトルトカレーは、千葉中央店には全26種類あるとか。新商品は「スリランカカレー」「パネーンカレー」です。ごはんにかけるシリーズの「On the ごはん」もズラリ。こちらも全17種類!
それにしても、お墨付きシリーズはパッケージもかわいい。「さきいか」など乾き物が並んでいるだけなのに、シャレた雰囲気があります。さすが、無印良品を生んだだけある!
乾き物すらパッケージデザインがかわいい(写真:スーパーマーケットファン) 【西友】にはソムリエがいる!
ワインコーナーをチェックしていたら、商品の選ぶやすさに気づきました。値札に記載されているチャート表が端的でわかりやすいんです。
他スーパーでもワインの紹介方法はそれぞれ色がありますが、わかりやすさではダントツかもしれません! というのも、西友はソムリエ資格を持った社員がいるそうで、その輿石勇太さんによるチャートなんだとか。
濃厚でマイルドタイプ(写真:スーパーマーケットファン) フレッシュでドライなタイプ(写真:スーパーマーケットファン) ワインコーナー(写真:スーパーマーケットファン) 【西友】もっとも意表を突かれたのは?
生かつおコーナー(写真:スーパーマーケットファン) ドーンと置かれたきれいなかつお(写真:スーパーマーケットファン) 西友でお買い物して、5つの魅力を再発見した今回。もっとも意表を突かれたのは「生かつお」の販売でした。
店内の中ほどに「獲れたて生かつお」というのぼりが掲げられ、勝浦漁港直送の今朝水揚げされた生かつおが並んでいるんです。決して広くはないコンパクトな店なのに、直送で生かつおを販売しようという心意気がすごい!
もちろん、それが可能な立地があってのことなので全店ではありませんが、その気持ちがうれしいですよね。新鮮なかつおが食べられる千葉中央店を利用される方がうらやましくなってしまいました。
今後の西友の動向にも注目ですね!
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