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レシピ
- 2025/10/12 17:00
おいしい【飲む酢】プロが選ぶ、おすすめ3!ざくろ酢、レモン酢「料理レシピ」も
調味料ソムリエで食養生士のMICHIKOさんに“飲む酢”のおすすめと、アレンジレシピを教えてもらいました。
目次
・おいしい「飲む酢」の世界!
・【飲む酢】おすすめ飲み方アレンジ5
・飲むときのポイント3つ
・「ざくろ酢」は美と健康のシンボル
・【飲む酢】おすすめ①「フルーツビネガー ざくろの酢」
・アレンジレシピ:チキンとトマトのざくろ風味のビネガー煮込み
・【飲む酢】おすすめ②「美酢ざくろ」
・アレンジレシピ:きのこのざくろ風マリネ
・【飲む酢】おすすめ③「レモン果汁を発酵させて作ったレモンの酢」
・アレンジレシピ:レモンの酢で楽しむフルーツポンチ
おいしいドリンク「飲む酢」の世界!
「お酢」といえば、料理に欠かせない定番調味料ですが、近年は“おいしいドリンク”感覚で楽しむ人が増えています。そう、「飲む酢」が注目を集めているんです。
「飲む酢」とは、果実酢や穀物酢などに果汁や甘味料などを加えて飲みやすくした飲料用のお酢のこと。爽やかな酸味が気分をスッキリさせ、カラダにもうれしい効果がたっぷり。
調味料として使うお酢と違い、水や炭酸で割ってドリンク感覚で楽しめるのが魅力です。スーパーやカフェでも「フルーツビネガードリンク」や「黒酢ドリンク」をよく見かけますよね。
「飲む酢」は、疲労回復・美容・生活習慣病予防などに効果が期待できる健康ドリンクです。いちばん大切なことは、“続けること”。
お気に入りの味を見つけて、毎日をちょっと元気にしてくれる“お酢習慣”を始めてみませんか?
主な種類
・果実酢ベース
りんご酢やぶどう酢、ブルーベリー酢など、果汁の香りと酸味が絶妙! 飲みやすく、初めての方にもおすすめです。
・黒酢ベース
発酵玄米から作られる黒酢は、独特のコクとアミノ酸が豊富! 健康志向の方に人気です。
【飲む酢】おすすめ飲み方アレンジ5
①炭酸割り(定番)
酢1:炭酸水5~8
シュワッと爽やか、お風呂上がりやリフレッシュにピッタリ。
②牛乳割り(ヨーグルト風)
酢1:牛乳5~6
とろっとまろやか。ヨーグルトのように。
③お湯割り(ホットビネガー)
酢1:お湯5~8
寒い日や冷えが気になるときに。
④トマトジュースやグリーンスムージー割り
酸味とコクがプラスされて、まるでカフェのドリンク。
⑤カクテル風
焼酎やワインに少しプラス。大人の酸味が楽しめる。おしゃれな一杯に。
飲むときのポイント3つ
①原液のままはNG! 酸が強いので、必ず薄めて飲みましょう。
②1日の目安は、大さじ1~2(15~30ml)。
③糖分入りの商品も多いので、甘さ控えめタイプを選ぶのもおすすめです。
「ざくろ酢」は美と健康のシンボル
ルビーのように鮮やかな色合いが特徴のざくろは、古代より“生命の果実”と呼ばれます。さっぱりとした味わいで、美肌効果や血流の改善にも良いといわれています。
ざくろ酢のドリンクは、フルーティーな香りとしっかりとした果実感が楽しめ、甘さと酸味のバランスが絶妙。初めて「飲む酢」を試す方や酸味が苦手な方でも飲みやすく、まるでデザート感覚で楽しめるビネガードリンクです。
【飲む酢】おすすめ①
「フルーツビネガー ざくろの酢」(内堀醸造株式会社)「フルーツビネガー ざくろの酢」(写真:MICHIKO) お酢特有のツンとした刺激や酸っぱさがなく、やさしい香りとまろやかな味わいが楽しめます。
原材料はとってもシンプル。ざくろ酢・ぶどう・ざくろの果汁だけ。香料も甘味料も使わず、フルーツそのものの甘酸っぱい香りがふんわりと鼻をくすぐります。
ひと口飲むと、カラダにスッと染み渡るような爽やかさです。甘さは控えめで、果汁とお酢の自然な風味をストレートに感じられるのが魅力です。
炭酸水で割るだけで、気分もリフレッシュ。「何だか、カラダに良いことしてるかも!」と感じられる、そんな一杯です。
このざくろの酢は、老舗酢蔵である自社で果汁をじっくり発酵させて造ったざくろ酢をベースにしているから、お酢そのものにしっかりとした旨みがあります。
余計なものを加えていないので、ドリンクとしてだけでなく、料理にもピッタリ! 飲んでも、食べても、カラダが喜ぶ「飲む酢」です。
<アレンジ例>
・食べやすい多さに切ったきゅうりや山芋の漬け酢に
・酢の物の味付けに
・焼いた肉や魚のソースとして
・料理の隠し味にほんの少し
・納豆に入れてもおいしいアレンジレシピ:チキンとトマトのざくろ風味のビネガー煮込み
(写真:MICHIKO)
・生のトマトとビネガー入りのソースでさっぱり!
・鶏肉も柔らかく、甘酸っぱさに、箸が止まらない!【材料】(2人分)
鶏もも肉 300g
おろしにんにく 小さじ1
片栗粉 小さじ2
塩・こしょう 各少々
オイル 小さじ2
ミニトマト 8個
玉ねぎ 1/4個
ドライパセリ 適量A:
フルーツビネガー 大さじ2
酒 大さじ2材料(写真:MICHIKO) 【作り方】
①鶏もも肉は一口大に切り、塩とこしょう、おろしにんにくをまぶし、片栗粉を全体にまぶす。ミニトマトは4つ割りに切り、玉ねぎはみじん切りにする。
②フライパンにオイルを入れ、鶏もも肉を入れて両面をこんがりと焼く。
③②にミニトマトと玉ねぎ、(A)を加えて、ふたをして10分ほど弱火で煮込む。
④器に盛り、ドライパセリを振る。
【飲む酢】おすすめ②
「美酢ざくろ」(CJ FOODS JAPAN株式会社)「美酢ざくろ」(写真:MICHIKO) 日本にも昔から「飲む酢」の文化はありましたが、昔ながらのお酢は酸味が強くて、少しハードルが高いものでした。そのイメージをガラッと変えたのが――韓国発の「美酢(ミチョ)」です。
甘くてフルーティー、まるでジュースのような韓国風お酢ドリンク。「韓国っぽくておしゃれ」「美容に良さそう」「腸活にも◎」という印象が広まり、そのかわいいボトルとカラフルな見た目でSNSで大人気になりました。
美酢はまさに、“韓国の美と健康を詰め込んだボトル”、おしゃれな健康習慣として、楽しみながら続けられるのが魅力です。
そのまま飲むのはもちろん、毎日の食卓でも大活躍。
<アレンジ例>
・炭酸水や豆乳で割って、ドリンクに
・マリネの調味液として
・オリーブオイル+ざくろ酢で、おしゃれなドレッシングにアレンジレシピ:きのこのざくろ風マリネ
きのこのざくろ風マリネ(写真:MICHIKO) ・あっという間に火が通り、味もよく染み込む!
・甘酸っぱさが決め手、作り置きにも、箸休めにも!【材料】(2人分)
しめじ・しいたけ・えのきだけ 250g(合わせて)
大葉 適量A:
美味ざくろ 大さじ2材料(写真:MICHIKO) 【作り方】
①しいたけとしめじは石づきを除き、えのきだけは根元を切り落とす。しいたけは薄切り、えのきだけは長さを半分に切り、ほぐす。
②耐熱容器に①を加えて、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600w)で1分半ほど加熱し、一度取り出してから上下を返すように混ぜ、ラップを戻して、再度電子レンジ(600w)で2分ほど加熱し、きのこに火を通す。
③熱いうちに(A)を加え、さっと全体を混ぜ、味をなじませる。
④粗熱が取れてから保存容器に移して冷蔵保存する。(保存の目安:冷蔵庫で5日ほど)
※食べるときに、千切りにした大葉を散らす。
【飲む酢】おすすめ③
「レモン果汁を発酵させて作ったレモンの酢」(ポッカ サッポロ)「レモン果汁を発酵させて作ったレモンの酢」(写真:MICHIKO) ひと口飲めば、爽やかなレモンの香りがフワッと広がり、お酢特有のツンとした刺激はなく、まろやかでやさしい味わい。
ほんのり甘みがあって、ゴクゴク飲めるのがうれしいポイント。後味もすっきり爽快で、運動後やリフレッシュしたい時にピッタリです。
レモンの果汁をそのまま加えるのではなく、レモン果汁を発酵させて作っているからこそ、レモンの風味が凝縮され、その深いコクとまろやかさが楽しめます。
コップ一杯(180ml)飲んでも、たったの18Kcalと低カロリー。さらに、クエン酸やビタミンⅭもたっぷり含まれています。クエン酸は疲労回復に、ビタミンⅭは免疫力アップ&美肌サポートに働くとあって、まさに“おいしく飲めて、キレイもかなう”ご褒美ドリンクです。
<アレンジ例>
・ミントの葉+炭酸水 =レモンスカッシュ
・お湯割り=レモネード
・朝のヨーグルトにそのまま加えて
・から揚げやパスタの仕上げにアレンジレシピ:レモンの酢で楽しむフルーツポンチ
レモンの酢で楽しむフルーツポンチ(写真:MICHIKO)
・さわやかなレモンの風味とフルーツの相性は抜群!
・お好きなフルーツを加えて楽しみましょう!【材料】(1人分)
・シャインマスカット 3粒
・バナナ 1/3本
・りんご 1/6個、・レモンの酢ドリンク 30ml
・炭酸水 150ml材料(写真:MICHIKO) 【作り方】
①フルーツはすべて角切りにする。
②グラスに、①とレモンの酢ドリンクを加える。
③炭酸水を注いで、軽く混ぜます。
※フルーツをレモンの酢に少し漬けておくと、味がよくなじみます。
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