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チェーン
- 2025/05/19 08:00
増加中のパン屋【ザ スタンダード ベイカーズ】、「クリームパン」に「あ、あれ……」思わず叫んだ理由とは?
近頃、じわじわと店舗数が増えている注目のパン屋「ザ スタンダード ベイカーズ」。その理由を探るべく、新店舗へ足を運んでみました。ま!
「ザ スタンダード ベイカーズ」のセカンドブランド「ネイバーズ ブレッド」(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・店舗数増加【ザ スタンダード ベイカーズ】とは?
・【ネイバーズ ブレッド】新店舗をチェック
・【ネイバーズ ブレッド】「キタノカオリブレッド(チーズ)1/2」384.48円を実食
・【ネイバーズ ブレッド】「北海道クロワッサン」297円を実食
・【ネイバーズ ブレッド】「キャラメルチョコバナナカンパーニュ」270円を実食
・【ネイバーズ ブレッド】「御養卵のクリームパン」345.6円を実食※価格は税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2025年5月13日の情報です。店舗数増加【ザ スタンダード ベイカーズ】とは?
栃木県宇都宮市を拠点としている「ザ スタンダード ベイカーズ」は、東京駅や栃木県・日光などに11店舗(公式サイトより。セカンドブランドなどを含む)を展開するベーカリー&レストラン。
運営するのはCULTURE BANK STUDIOで、社長はJR東日本ステーションリテイリングでの勤務経験があるとか。その経緯もあるのか、JR東海の子会社「JR東海リテイリング・プラス」とフランチャイズ契約を締結しており、店舗が拡大中です。
最近では、5月に千葉県流山市にセカンドブランドである「ネイバーズ ブレッド」がオープン。11月にも東京・駒沢大学駅前の新しい商業施設に「ネイバーズブレッド バイ スタンダード ベイカーズ」がオープン予定だといい、今後も新店舗のオープンが続きそうです。
そんな「ザ スタンダード ベイカーズ」は、小麦粉やバター、旬の食材、自家製酵母、水といった素材にかなりこだわっている様子。例えば、フランス産小麦のバケットには日本の軟水ではなく硬水として有名な「コントレックス」を使用したりと、手間を惜しまないオリジナルパンを提供しているようです。
【ネイバーズ ブレッド】新店舗をチェック
今回は、千葉県・流山おおたかの森駅に今月オープンしたばかりの「ネイバーズ ブレッド」へ。こちらは千葉県初出店だそうです。
都会的でおしゃれな店舗デザイン(写真:スーパーマーケットファン) 開店に伴うプレスリリースによると、同店舗は「その土地に住む皆様に“賑わい”、“活気”、“エネルギー”を生み出す唯一無二のベーカリーとなることを目指し、どんな時も最高の笑顔と、ほっぺたが落ちるくらいおいしい焼きたてのパンを種類豊富に取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております」とのこと。
なお、「ザ スタンダード ベイカーズ」と「ネイバーズ ブレッド」で販売されているパンのラインナップは、ほぼ共通しているようです。
店舗に並ぶパンはざっと見る限り20種類弱で、デニッシュ系やハード系、惣菜パン、蒸しパンなど幅広いラインナップが印象的。
レジの背後には、ガラス越しにオーブンや小麦粉が置かれた調理室がチラ見えしており、店員さんが時おり「〇〇が焼き立てです!」とアナウンスしていました。
光に照らされて際立つパン(写真:スーパーマーケットファン) 買いたいパンをトレーに乗せてレジで差し出すと、思わぬ光景にびっくり。テーブルの下にLED的なものが仕込まれているようで、パンが神々しく下からの光に照らされているではありませんか! こうした演出は、パンがスペシャルなものに見えてうれしくなりますね。
一方、店長らしき店員さんの接客は温かみが感じられ、「地域に愛されるお店にしたい」という志の高さが伝わってきました。
ドリンクメニューも充実(写真:スーパーマーケットファン) こちらの店舗はちょっとしたイートインスペースがあり、飲み物を買うこともできます。ドリップコーヒー(R)はイートイン価格で446円でした。
持ち帰り用のビニル袋は10円(写真:スーパーマーケットファン) ここからは、パン4種を順番に実食していきます。
【ネイバーズ ブレッド】「キタノカオリブレッド(チーズ)1/2」384.48円を実食
「ザ スタンダード ベイカーズ」を代表する人気商品「キタノカオリブレッド(チーズ)1/2」(384.48円)からいただきます。
オレンジ色のチーズがぎっしり(写真:スーパーマーケットファン) こちらはハーフサイズですが、フルサイズのものや、チーズが入っていないバージョンも売られていました。
北海道産のブランド小麦粉「キタノカオリ」を使用しているそうで、口に入れると弾力があり、小麦の力強さが感じられます。
何より、どこを食べても濃厚なチーズにあたるのがうれしい! 表面の焼かれたチーズも香ばしく、チーズ好きにはたまらない商品です。
【ネイバーズ ブレッド】「北海道クロワッサン」297円を実食
続いて「北海道クロワッサン」(297円)を実食。
美しいフォルム(写真:スーパーマーケットファン) めっちゃパリパリ!(写真:スーパーマーケットファン) ナイフで半分にカットしてみると、パンがほとんどつぶれないほどに超パリパリ! 当然ながら、口に入れても驚くほどパリパリです。ここまで噛んでもつぶれないクロワッサンをいただいたのは初めて。
そして、バターの香りがしっかりと感じられ、この芳醇さはぜひコーヒーと味わいたいところ。リッチな味わいなのに、300円以下なのはうれしいですね。
【ネイバーズ ブレッド】「キャラメルチョコバナナカンパーニュ」270円を実食
3つ目は「キャラメルチョコバナナカンパーニュ」(270円)。こちらも「ザ スタンダード ベイカーズ」で数年前から販売されている定番商品のようです。
バナナの形がキュート(写真:スーパーマーケットファン) 北海道庄司農場のライ麦を使用したハード系のカンパーニュ生地に、ドライバナナと小粒のキャラメルチョコを混ぜて焼き上げた商品とのこと。
食べてみると、表面は「ザク」、中は「ムチ」っとしていて、食感のコントラストが楽しい! バナナ味がしっかりと感じられ、ライ麦の香りとキャラメルの相性も抜群で激うまでした。
【ネイバーズ ブレッド】「御養卵のクリームパン」345.6円を実食
最後に「御養卵のクリームパン」(345.6円)をいただきます。
丸いクリームパン(写真:スーパーマーケットファン) 生地とクリームに栃木のブランド卵“日光御養卵”を使用しているそうです。
あ、あれ……(写真:スーパーマーケットファン) 包丁でカットすると、黄色いクリームが登場するも、ぽっかりと開いた空間に思わず「クリーム少な!」と叫んでしまった筆者。公式サイトや公式SNSの商品写真と比べても、だいぶクリームが少ないように見えます。
しかし、食べてみると、硬めなカスタードクリームとブリオッシュ生地の“とろける口溶け”に感動! 上品な甘さを前に、クリームへの不満は一瞬で吹き飛びました。
卵感が強いクリームは、バニラビーンズの香りもしっかりときいていて、もはやクリームパンというよりケーキ屋さんのスイーツを食べているような感覚。「とろけるプリンより、昔ながらの硬めのプリンが好き!」という方に特におすすめです。
【ザ スタンダード ベイカーズ】「キャラメルチョコバナナカンパーニュ」が良コスパでおすすめ!
「ザ スタンダード ベイカーズ」のセカンドブランドである「ネイバーズ ブレッド」を訪れましたが、正直なところセカンドブランドならではの特徴はイマイチわからず……。ただ、おしゃれで居心地の良い空間だったので、次はぜひイートインで利用したいところ。
実は行く前、ネット上で「高くて手が出ない」との書き込みが散見されたため、少しビビっていた筆者。実際に訪れてみると、ここまで素材にこだわった“おしゃれパン屋”の価格設定としては、むしろ「安いのでは?」という印象でした。
特に今回食べた中では、270円の「キャラメルチョコバナナカンパーニュ」がおすすめ! こういう食べ応えのあるハード系のパンは「高くても仕方ない」という感覚で生きてきましたが、この商品は“良コスパ”なだけでなく、オリジナリティーの面でも「ここでしか味わえない」という価値を感じられました。
パン一つひとつに素材へのこだわりが感じられた今回の実食。「ザ スタンダード ベイカーズ」が今後、どこまで店舗を拡大していくのか見守っていきたいと思います。
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