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- 2025/09/25 17:00
【焼肉きんぐ】2508円「ランチ食べ放題」肉メニュー全21種を実食! おすすめベスト3は?
数ある焼肉食べ放題チェーンの中でもトップクラスの人気を集めるチェーン「焼肉きんぐ」。同チェーンが行っているランチ食べ放題をグルメライターが実食し、おすすめベスト3を決めてみました。
「焼肉きんぐ」の看板(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【焼肉きんぐ】業界トップの焼肉食べ放題チェーン
・【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題を注文
・【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題の肉メニューは全21種類
・カルビメニュー5品を実食
・ロースメニュー3品を実食
・タン・ハラミメニュー5品を実食
・ホルモンメニュー6品を実食
・ほりにし焼肉メニュー2品を実食
・【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題おすすめベスト3
※価格は税込みです。
※2025年9月時点の情報です。【焼肉きんぐ】業界トップの焼肉食べ放題チェーン
「焼肉きんぐ」の店舗外観(写真:スーパーマーケットファン) 株式会社物語コーポレーションが運営する「焼肉きんぐ」。数ある焼肉食べ放題チェーンですが、マーケット調査会社である株式会社富士経済の「外食産業マーケティング便覧2023」によれば、同チェーンの2023年6月期の売上は770億円で業界トップ。
物語コーポレーションが8月8日に発表した25年6月期の決算では、営業利益は前期比13%増の92億円、純利益が前期比9%増の61億円と好調をキープしているようです。
【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題を注文
「焼肉きんぐ」が、週末限定(一部の店舗では平日も実施)で提供している「ランチ食べ放題コース」(2508円、税込/以下同)を訪れ、全部の肉メニューをオーダー。おすすめの3品を決めてみることにしました。
さっそくアプリで予約後、店舗を訪れてみると、店内はお客さんでほぼ満員。「週末だけど、さすがにランチから焼肉の食べ放題する人はあまりいないんじゃない?」と思っていましたが、業界トップの人気は伊達ではないようです。
予約したこともあってか、5分程度の待ちで席へと案内され、「ランチ食べ放題コース」と「ソフトドリンク飲み放題」(319円)を注文。制限時間は100分、ラストオーダーは80分となっています。
注文用のタブレットでランチ食べ放題コースをオーダー(写真:スーパーマーケットファン) ソフトドリンク飲み放題もつけちゃいました(写真:スーパーマーケットファン) 【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題の肉メニューは全21種類
タブレットに表示された肉メニュー。カルビ・ロース(写真:スーパーマーケットファン) タン・ハラミ(写真:スーパーマーケットファン) ホルモン(写真:スーパーマーケットファン) 旨辛焼肉(写真:スーパーマーケットファン) ほりにし焼肉(写真:スーパーマーケットファン) 今回は以下の肉メニューを注文しました。
・炙りバラカルビ(タレ・塩)
・厚切り豚カルビ(タレ・塩)
・【旨辛焼肉】炎の厚切り豚カルビ
・鶏カルビ(タレ・塩・味噌)
・【旨辛焼肉】炎の鶏カルビ
・ロース(タレ・塩)
・炙り熟成肩ロース【ポーク】(タレ)
・炙り熟成肩ロース【ポーク】(塩)
・きんぐ塩タン【ポーク】
・やみつきハラミ【ポーク】(タレ)
・【ほりにし焼肉】やみつきハラミ【ポーク】
・幻の鶏ハラミ(タレ)
・幻の鶏ハラミ(塩)
・やわらかホルモン(塩・味噌)
・【旨辛焼肉】炎のやわらかホルモン
・【ほりにし焼肉】やわらかホルモン
・鶏皮(塩・味噌)
・【旨辛焼肉】炎の鶏皮
・鶏なんこつ焼(塩・味噌)
・【ほりにし焼肉】鶏カルビ
・【ほりにし焼肉】鶏皮味付けが選べるものに関しては、タレがあるものはタレ、ない場合は味噌をチョイスして統一しています。
メニュー表示の気になる点
メニュー表からオーダーした際、2点ほど気になった点がありました。
まず、それぞれのカテゴリーの中に商品かぶりがある(例えば、「【旨辛焼肉】炎の厚切り豚カルビ」の場合、「カルビ・ロース」のカテゴリーにも、「旨辛焼肉」のカテゴリーにも掲載されています)一方で、なぜか「【ほりにし焼肉】鶏カルビ」「【ほりにし焼肉】鶏皮」は他のカテゴリーに掲載されていないという点。
これに関しては、カテゴリーが複数にわたるものについてはすべて掲載するか、あるいは片方のカテゴリーだけに掲載するかで統一してほしいな、と思いました。
もうひとつは、「旨辛焼肉」と「ほりにし焼肉」以外のメニューは“(タレ・塩)”のようにメニューを選択後、味を選択できる形式になっているのに対し、なぜか「炙り熟成肩ロース【ポーク】」と「幻の鶏ハラミ」だけはタレと塩が両方メニューに掲載されている点です。
推しているメニューだから両方の味付けで食べてほしいということなのでしょうか? 今回はタブレットに表示されている肉メニューを全部頼むつもりだったので両方オーダーしましたが、少し不思議に思ってしまいました。
【焼肉きんぐ】カルビメニュー5品を実食
それでは、肉メニューの実食をしていきたいと思います。
カルビメニュー5品。左から「厚切り豚カルビ」「鶏カルビ」「炙りバラカルビ」「【旨辛焼肉】炎の厚切り豚カルビ」「【旨辛焼肉】炎の鶏カルビ」(写真:スーパーマーケットファン) まずはカルビメニュー5品。「炙りバラカルビ」は、かなり薄めではあるものの、サッと表面に焼き色を付けるように焼くことで、これぞ焼肉! という正統派の味わいを楽しめます。
「炙りバラカルビ」はかなり薄めのため、焼き加減に注意が必要ですが……(写真:スーパーマーケットファン) スタンダードなおいしさがやはりベストです(写真:スーパーマーケットファン) 結果として、今回の取材ではこれがベストの味わいでした。
「厚切り豚カルビ」は、ジューシーな脂のおいしさがありますが、火力の強い網の真ん中で焼くと、外側がカリッとする状態になってもまだ中が生っぽい状態になりがちなので、表面を焼いた後、端のほうで少し火を通してから食べるのがいいでしょう。
個人的には、味付けは「旨辛焼肉」がより合っているように感じました。
「鶏カルビ」は、やはり端で時間をかけて焼く必要がありますが、こちらは水分多めで豚とは別のジューシーさを感じることができます。
とはいえ、時間制限のある食べ放題で、焼くのに時間がかかり、かつ安価であろう鶏をあえて食べるかと言われると、個人的には頼まなくてもいいかな、とも思いました。
【焼肉きんぐ】ロースメニュー3品を実食
ロースメニュー3品。左から「炙り熟成肩ロース【ポーク】(タレ)」「ロース」「炙り熟成肩ロース【ポーク】(塩)」(写真:スーパーマーケットファン) 続いてはロース3品。「ロース」はかなりさっぱりとした脂が少なめの牛肉ですが、ちょっと火を通しすぎるとパサついてしまうのが難点。
完全に火を通しながらも、ジューシーに仕上げるにはかなりのスキルが必要そうです。
その点、「炙り熟成肩ロース【ポーク】」は、薄めのカットで火が通りやすくなっている上、適度に入った脂のコクも感じられるのがナイス。
「炙り熟成肩ロース【ポーク】(塩)」は火の通りも適度に早く好印象(写真:スーパーマーケットファン) 味も豚のおいしさをダイレクトに感じられる絶品でした(写真:スーパーマーケットファン) 特に塩に関しては、うま味こそかなり強いものの、シンプルな味わいのタレで、豚肉のおいしさがダイレクトに感じられる絶品でした。今後もリピートしたいと思います。
【焼肉きんぐ】タン・ハラミメニュー5品を実食
タン・ハラミメニュー5品のうち、「きんぐ塩タン【ポーク】」に関しては、先付メニューとしてオーダーした際に頼む形式となっており(もちろん追加注文も可能です)、何も考えずに2人前頼んだ上に、皿の写真を撮り忘れてしまいました……。
先付けとして出てきた「きんぐ塩タン【ポーク】」(写真:スーパーマーケットファン) 味に関しては、かなり塩コショウがしっかりと振られているため、卓上調味料のレモンたれで、塩気をすこし流しながら食べるのがオススメです。
ハラミメニュー4品に関しては、「やみつきハラミ」は適度な噛み応えと肉のおいしさがあり、豚ハラミであっても十分なおいしさを感じました。
ハラミ4メニュー。上段左から「やみつきハラミ【ポーク】」「【ほりにし焼肉】やみつきハラミ【ポーク】」、下段左から「幻の鶏ハラミ(塩)」「幻の鶏ハラミ(タレ)」(写真:スーパーマーケットファン) 一方、「幻の鶏ハラミ」に関しては、正直「鶏カルビ」との違いがほぼわかりませんでした。
【焼肉きんぐ】ホルモンメニュー6品を実食
ホルモンメニュー6品。上段左から「やわらかホルモン」「【ほりにし焼肉】やわらかホルモン」「【旨辛焼肉】炎のやわらかホルモン」、下段左から「鶏皮」「【旨辛焼肉】炎の鶏皮」「鶏なんこつ焼」(写真:スーパーマーケットファン) お次はホルモン6品。おそらく豚の腸であると思われる「やわらかホルモン」は、若干のクセがあるのがちょっと残念な感じでした。
しかし、「【ほりにし焼肉】やわらかホルモン」に関しては、スパイスとの相性が絶妙で、そのクセも全然アリな個性に思えるような味わいとなり驚がく。
ちょっとクセのある「やわらかホルモン」ですが、ほりにしのスパイスと合わさると、そのクセも個性に感じられるパーフェクトな相性(写真:スーパーマーケットファン) スパイスの妙を感じられるこちらも絶対リピしようと思います(写真:スーパーマーケットファン) 肉自体の評価ではないかもしれませんが、香辛料の素晴らしさを感じることのできるこの一品は、再訪した際にもぜひ頼もうと思いました。
「鶏皮」に関しては、かつて「すたみな太郎」の取材でも述べた通り、こうしたロースターでおいしく仕上げるのが筆者にとっては難易度がかなり高いため、どうしても微妙な味わいに。
一度、上手に焼ける人が仕上げたものを食べてみたいなと思っているので、我こそは鶏皮焼き名人! という方がいらっしゃいましたら、一緒に「焼肉きんぐ」に行ってその真髄を教えてください。
「鶏なんこつ焼」は、ヤゲン軟骨と周りの肉がついたメニュー。こちらは焼けるのにかなーり時間がかかるということを除けば、個人的には好きな味わいでした。
ほりにし焼肉メニュー2品を実食
ほりにし焼肉メニュー2品。左から「【ほりにし焼肉】鶏カルビ」「【ほりにし焼肉】鶏皮」(写真:スーパーマーケットファン) 最後は、他カテゴリーになぜか掲載されていなかった「ほりにし焼肉」メニュー2品。
「鶏カルビ」に関しては、香草焼き的な味わいになるので、この味付けが一番おいしいと思いました。
「鶏皮」に関しても、タレや「旨辛焼肉」に比べると焦げにくいので、比較的おいしく焼けるのがメリット。とはいえ、上で述べたような理由から、個人的にはあまり頼まないだろうな、と思います。
【焼肉きんぐ】2508円ランチ食べ放題おすすめベスト3
以上、21種類を食べた結果、筆者のおすすめベスト3は以下のようになりました。
1位 炙りバラカルビ
2位 炙り熟成肩ロース【ポーク】(塩)
3位 【ほりにし焼肉】やわらかホルモン焼肉の花形とも言える牛肉を使ったメニューが「炙りバラカルビ」と「ロース」しかないのは若干寂しい気もしましたが、値段を考えれば仕方のない事かもしれません。
その分、「炙り熟成肩ロース【ポーク】」など、豚肉系のメニューでかなりおいしさを感じるものが多かったため、それらを好む方にはかなりおすすめと言えると思います。
興味を持たれた方は、ぜひ「焼肉きんぐ」を訪れ、お気に入りの一品を探してみてください。
最後に、ぜいたくなお願いになってしまう部分はありますが、「焼肉きんぐ」のスタンダードコースである「きんぐコース」(3718円~、店舗によって価格の変動あり)以上で注文が可能な、「こりこり牛ホルモン」をぜひ「ランチ食べ放題コース」にも加えてもらえないでしょうか。
赤センマイが大好きな筆者は毎週末通い詰めると思います。「焼肉きんぐ」さん、なにとぞご検討頂けますと幸いです!
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