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チェーン
- 2025/09/04 17:00
【日高屋】の別業態「焼き鳥専門店」おいしさに驚がく!全串メニューを実食、おすすめベスト3は?
リーズナブルな中華料理チェーンとして知られる「日高屋」。その別業態である「焼鳥日高」をグルメライターが訪れ、串メニュー8品を実食してベスト3を決めてみました。
「焼鳥日高」の店舗外観(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【焼鳥日高】中華料理チェーン「日高屋」の別業態
・【焼鳥日高】入口には店名表記がない?
・【焼鳥日高】串メニューの内容は?
・【焼鳥日高】「やきとり串」4品を実食
・【焼鳥日高】「豚串」4品を実食
・【焼鳥日高】串メニュー全8品、ベスト3
※価格はすべて税込み。
※2025年8月時点の情報です。【焼鳥日高】中華料理チェーン「日高屋」の別業態
株式会社ハイデイ日高が運営する中華料理チェーン「日高屋」。
“熱烈中華食堂”を名乗り、ラーメンや定食メニュー、おつまみ、アルコールなどの幅広いメニューがリーズナブルな値段で提供され、食事はもちろん、ちょい飲みからガッツリ飲みまで対応した幅広い使い方ができるチェーンとして人気を博しています。
ハイデイ日高の公式サイトにあるIR情報によれば、2025年2月期の決算では営業利益は前期比18.9%増となる55億1400万円、当期純利益は前期比26.6%増となる40億9200万円など、それぞれ過去最高となるなど好調のようです。
そんな「日高屋」の別業態として展開されているのが「焼鳥日高」。こちらは中華ではなく、焼鳥やおつまみをメインとした、より居酒屋に近いメニュー構成の店舗で、関東地方に25店舗が存在しています。
【焼鳥日高】入口には店名表記がない?
以前「やきとり竜鳳」や「新時代」の取材を行った影響で、串メニューにプチはまり中の筆者は、この「焼鳥日高」にも興味を惹かれたため、店舗を訪れて串メニューを実食し、オススメベスト3を決めてみることにしました。
▶急増中チェーン【新時代】全串メニュー実食、おすすめベスト3は?
▶スーパーで見かける移動販売【やきとり竜鳳】全14メニューを実食!
今回、「焼鳥日高 日暮里東口店」に向かうことにしましたが、訪れてみると入口には「やきとり もつ煮 立ち飲み日高」と書かれた看板が。「あれ、別の業態に変わっちゃったのかな?」と思いながら入って確認してみると、焼鳥メニューは存在しており、注文用のタブレットにも「焼鳥日高」の文字がありました。
公式サイトを確認しても「焼鳥日高」として紹介されているため、そのまま取材を続行。ネット上では「立ち飲み日高」と呼ぶ人と「焼鳥日高」とする人の2パターンが確認できました。
【焼鳥日高】串メニューの内容は?
公式サイトでは串メニューについて7品が紹介されています。この店舗では、その中にはない「かしら」が販売されており、新商品かもしれません。
特製スタミナ焼を除いた全串で、タレと塩が選択できる形となっていたため、店員さんにオススメを聞いてそれぞれ最適な味付けで楽しもうと思ったものの、対応してくれた外国人の店員さんは「ちょっと、わからない……」とのこと。
今回は筆者がより合いそうな味付けを自分で選んでオーダーしています。
<やきとり串>
・ぼんじり【塩】 辛味噌付 290円
・ねぎま【塩】 辛味噌付 290円
・かわ【タレ】 270円
・つくね【タレ】 290円
<豚串メニュー>
・特製スタミナ焼 辛味噌付 310円
・かしら【塩】 辛味噌付 290円
・シロ【タレ】 270円
・レバー【タレ】 290円店内注文用タブレットに表示された「やきとり串」メニュー(写真:スーパーマーケットファン) 同じく豚串メニュー。公式サイトのメニュー紹介にはなかった「かしら」が販売されています(写真:スーパーマーケットファン) それでは、これら8品を「味」「食感」「満足度」の3つの指標について、それぞれ5点満点、計15点満点での評価を行い、オススメベスト3を決めていくことにします。
なお、今回はドリンクとして「からだすこやか茶W」(230円)を注文。氷入りのジョッキとペットボトルを渡されるスタイルに、居酒屋っぽさを感じました(写真:スーパーマーケットファン) 【焼鳥日高】「やきとり串」4品を実食
まずは、「やきとり串」の4品から実食していきます。
「やきとり串」メニュー4品。9時方向から時計回りに「ぼんじり【塩】」「ねぎま【塩】」「かわ【タレ】」「つくね【タレ】」(写真:スーパーマーケットファン) ぼんじり【塩】 辛味噌付 290円(税込/以下同)
ぼんじり【塩】(写真:スーパーマーケットファン) ジューシーでコクのある味わいのぼんじりは、噛むたびに脂のおいしさを堪能できる一品。塩だけで十分おいしいのですが、辛味噌に付けるとかなりお酒に合いそうな味になるため、おつまみとしても優秀だと思います。
味 ★★★★☆
食感 ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
計 ★12/15ねぎま【塩】 辛味噌付 290円
ねぎま【塩】(写真:スーパーマーケットファン) ねぎがかなり焦げたビジュアルにちょっと身構える部分がありましたが、こちらはトロリとした食感と甘さが引き出されており◎。しかし、肝心の鶏肉がかなりパサついた食感となっていたため、全体的にはちょっと微妙でした。
味 ★★☆☆☆
食感 ★★★☆☆
満足度 ★★☆☆☆
計 ★7/15かわ【タレ】 270円
かわ【タレ】(写真:スーパーマーケットファン) こちらもジューシーなおいしさのある一品でしたが、表面のパリッと焼かれた部分が少なく、全体的にグチャッとした食感なのがマイナス。もう少し強めに火を通してくれた方が個人的には好みです。
味 ★★★☆☆
食感 ★★☆☆☆
満足度 ★★☆☆☆
計 ★7/15つくね【タレ】 290円
つくね【タレ】(写真:スーパーマーケットファン) ネギの風味が控えめに香るつくねには、やはり控えめな量の軟骨が入っており、奥ゆかしさを感じる一品。名バイプレイヤーとしてほかの串を輝かせるという意味ではいいのかもしれませんが、もう少し個性が欲しいところです。
味 ★★★☆☆
食感 ★★★☆☆
満足度 ★★★☆☆
計 ★9/15【焼鳥日高】の「豚串」4品を実食
続いては「豚串」メニュー4品の実力を確かめます。
「豚串」メニュー4品。9時方向から時計回りに「特製スタミナ焼」「かしら【塩】」「シロ【タレ】」「レバー【タレ】」(写真:スーパーマーケットファン) 特製スタミナ焼 辛味噌付 310円
特製スタミナ焼(写真:スーパーマーケットファン) 豚ハラミが使われたこのメニューは表面がカリッとしつつも、中は柔らかくジューシーな食感に仕上がっており、まさに理想の焼き加減。うま味が強い肉自体の味わいにも大満足で、再訪した際には絶対リピートしようと思いました。
味 ★★★★☆
食感 ★★★★★
満足度 ★★★★☆
計 ★13/15かしら【塩】 辛味噌付 290円
かしら【塩】(写真:スーパーマーケットファン) かしらはちょっとゴリッとしたワイルドな食感で、その点はかなり好み。ですが、うま味は十分ながらもちょっと臭みを感じてしまったのがネック。辛味噌をつけるとその部分をフォローできるため、たっぷりつけて食べるのがオススメです。
味 ★★★☆☆
食感 ★★★★☆
満足度 ★★★☆☆
計 ★10/15シロ【タレ】 270円
シロ【タレ】(写真:スーパーマーケットファン) 内臓特有の臭みは控えめな点はナイスなのですが、こちらも「かわ【タレ】」と同じく、かなりグチャッとした食感だったのが難点。シロはカリッカリに仕上げるタイプが筆者的にはベストなので、ぜひご検討を!
味 ★★★☆☆
食感 ★★☆☆☆
満足度 ★★★☆☆
計 ★8/15レバー【タレ】 290円
レバー【タレ】(写真:スーパーマーケットファン) 正直まったく期待していませんでしたが、臭みが全くない上に、ボソボソ感も皆無でクリーミーな食感に仕上がっているのに驚がく。
個人的にはさらに柔らかい食感であればベストでしたが、値段なども加味すれば今回の取材でベストの一品はこれでした。次回はタレと塩の両方をいっぱい注文したいと思います。
味 ★★★★★
食感 ★★★★☆
満足度 ★★★★★
計 ★14/15【焼鳥日高】【焼鳥日高】串メニュー全8品、ベスト3
以上、8品を実食したところ、オススメベスト3は以下のようになりました。
1位 レバー【タレ】 ★14/15
2位 特製スタミナ焼 ★13/15
3位 ぼんじり【塩】 ★12/151位の「レバー【タレ】」に関しては、「チェーンのだし、ちょっとパサパサな感じなのかな……」とまったく期待をしていなかったにもかかわらず、かなりハイレベルなおいしさだったのにかなり驚きました。
これと「特製スタミナ焼」については、再訪した時には絶対頼もうと思っています。「日高屋」の系列らしく、手軽な値段で串メニューを楽しめた「焼鳥日高」。この記事で興味を持った方は、ぜひ店舗を訪れお気に入りの一本を探してみてくださいね!
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