【トップバリュ】プリングルズ系「ポテトチップス」5品を実食！　ジャンクな「サワークリームオニオン味」に大満足

イオン系列のプライベートブランド（以下、PB）である「トップバリュ」。同ブランドで数多く販売されているポテトチップスのうち、筒形包装入りの5品について、グルメライターが実食しレビューしてみました。

目次

・イオングループの【トップバリュ】、3ブランドを展開
・【トップバリュ】筒形包装入り「ポテトチップス」5品を購入
・【トップバリュ】「8種野菜のポテトチップス しお味」を実食！
・【トップバリュ】「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス しお味」を実食！
・【トップバリュ】「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス サワークリームオニオン味」を実食！
・【トップバリュ】「ポテトクリスプ しお味」を実食！
・【トップバリュ】「ポテトクリスプ サワークリーム＆オニオン味」を実食！
・お得感はあるが、しお味はかなり強烈！

※価格はすべて税込みです。
※2025年6月時点の情報です。

イオングループの【トップバリュ】3ブランドを展開

　総合スーパーやスーパーマーケットを中心として、グループ全体で1万8086店舗（公式サイトによる）を展開するイオングループ。

　公式サイト内の財務・業績情報のページによれば、2025年2月期の決算では営業収益が10兆1348億7700万円と前年比6.1%の増加で過去最高を記録したほか、2021年から4期連続で営業収益が増加するなど、堅実な経営を行っているようです。

　そんな同グループがPBとして展開しているのが「トップバリュ」。

　スタンダードシリーズである「トップバリュ」のほか、安全性や自然環境への配慮をコンセプトとした「トップバリュ グリーンアイ」、コストパフォーマンスを重視した「トップバリュ ベストプライス」という3つのブランドに分かれた同ブランドは、中心事業である「イオン」のほか、グループに加盟している他店舗でも購入が可能となっています。

【トップバリュ】筒形包装入り「ポテトチップス」5品を購入

　今回はそんな「トップバリュ」の商品のうち、手軽なおやつとして楽しめるポテトチップスをフィーチャー。筒形包装入りの5種類を購入し、実食してみました。

　最寄りのイオンを訪れ、購入したのは以下の5品です。

・8種野菜のポテトチップス しお味　213円（税込み／以下同）
・ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス しお味　213円
・ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス サワークリームオニオン味　213円
・ポテトクリスプ しお味　181円
・ポテトクリスプ サワークリーム＆オニオン味　181円

　このうち、「8種野菜のポテトチップス」は90g入りで480kcal。「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス」はいずれも100g入りで、「しお味」が534kcal、「サワークリームオニオン味」が528kcalとなっています。

　「ポテトクリスプ」はいずれも115g入りで、100gあたりのカロリーが「しお味」が487kcal、「サワークリーム＆オニオン味」が486Kcalでした。

　価格と内容量を考えると、「ポテトクリスプ」のコスパがほかに比べて若干いいように感じます。

　とはいえ、この手の商品として代表格とも言える「プリングルズ」は、希望小売価格はオープン価格となっているものの、105g入りのもので200円半ばぐらいが一般的な価格となっていることから、お得感はどの商品も十分にあると言えるでしょう。

　では、これらの商品について、実食して実力を確かめていこうと思います。

【トップバリュ】「8種野菜のポテトチップス しお味」実食！

　まずは「8種野菜のポテトチップス しお味」。

　こちらはポテトのほかに、玉ねぎ、カボチャ、トマト、ほうれん草、赤ピーマン、えんどう豆、にんじん、パセリの8種類の野菜の粉末などが練り込まれたものとなっています。

　口に入れると最初は普通のポテトチップスと同じような味わいながら、噛み続けていると様々な野菜の味わいが出てきて、まるで野菜チップスを食べているようなヘルシーな味わいに変化。

　このヘルシーさをより際立たせるため、アイスルイボスティーと合わせてみました。ルイボスティー特有の香りが野菜の味わいとマッチすることから、味の面からの相性も良く、オススメの組み合わせです。

【トップバリュ】「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス しお味」実食！

　続いては「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス しお味」。

　原材料を見ると、チキンオイルや酵母エキス、チキン粉末なども入っているようです。

　筆者はこうしたマッシュポテトを使用した成型ポテトチップスは、カットしたポテトを使用したものに比べ、口の中に入れたときに早くポテトの味わいが出てくるように思えて好みなのですが、こちらの商品は名前の通りザクザクした食感こそアリなものの、少し塩の味が尖っているように感じました。

　もう少しマイルドな味の塩を使用した方が、よりフィットするかもしれません。

　塩の味をリセットしながら食べ進めるため、今回はアイスウーロン茶と合わせて食べてみました。ビールなどのアルコールと合わせるのもいいかも知れません。

【トップバリュ】「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス サワークリームオニオン味」実食！

　次は「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス サワークリームオニオン味」。

　ポテトチップスは派手な味を好み、なかでもサワークリームオニオン味は大好物である筆者としては、ド本命ともいえる1品ですが、期待通りにほどよい酸味とオニオンのコクが感じられる味わいで大満足。今回の5品の中では、これがベストのおいしさでした。

　サワークリームオニオンの強いうま味に負けないよう、クセ強炭酸飲料の代名詞でもある「ドクターペッパー」と合わせてみましたが、杏仁豆腐のようなケミカルな味わいがまさにベストマッチでハッピーが炸裂。

　ジャンクなおやつとしては、この組み合わせはかなり“強い”と思います。

【トップバリュ】「ポテトクリスプ しお味」実食！

　ここからは「ポテトクリスプ」2種を食べていきます。まずは「しお味」を食べてみましたが、こちらは「ほど良いかたさでザクザクとした食感のポテトチップス」のそれに比べても、かなり強烈な塩気を感じて驚がく。

　思わず栄養成分表示を見てみると、100gあたりの食塩相当量が1.9gと、「ほど良い～」の100gあたり1.1gと比較しても、かなり多めの塩分量となっていました。

　食感自体はこちらもザクザク感が強く、悪くはなかったのですが、筆者としては塩気がきつすぎてちょっと苦手です。

　今回はかなり甘くしたカフェラテと合わせ、糖分も塩分もたっぷりの体に悪そうな間食としてまとめてみましたが、こちらもアルコールが得意な方は、ビールやハイボールなどと合わせるのが良いと思います。

【トップバリュ】「ポテトクリスプ サワークリーム＆オニオン味」実食！

　最後は、「ポテトクリスプ サワークリーム＆オニオン味」。

　「しお味」を踏まえて栄養成分表示を見てみると、こちらも100gあたりの食塩相当量が1.9gと、かなり多めとなっていました。

　戦々恐々としながら口に入れてみると、確かにかなり強い塩気は感じるものの、オニオンのうま味なども相当に強く、パンチの効いた濃い目の味付けと言ったテイスト。

　十分おいしく食べられましたが、個人的には酸味ももう少し足してくれた方がより好みかもしれません。

　そんなこちらの商品の相棒としては、ブラジルの国民的炭酸飲料で、同国サッカー代表の公式スポンサー飲料としても知られる「ガラナ アンタルチカ」をチョイス。

　ガラナの風味と少し強めの酸味が、サワークリームオニオンの味わいとバッチリかみ合い、かなりアリなペアだと思います。

お得感はあるが、しお味はかなり強烈！

　5品を食べ比べた「トップバリュ」の筒形包装入りポテトチップス5品。どれもお得感はありましたが、シンプルなしお味のものに関しては、かなり濃口の人向けにできているな、と思いました。

　皆さんもぜひこれらの商品をトライし、お気に入りの一品を探してみてくださいね！