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【トップバリュ】添加物・原材料に配慮「ポテトチップス」4品の味わいは? 105円「のりしお味」に驚き!

イオン系列のプライベートブランド(以下、PB)である「トップバリュ」。同ブランドで数多く販売されているポテトチップスのうち、「フリーフロム」シリーズの4品について、グルメライターが実食しレビューしてみました。

【トップバリュ】添加物・原材料に配慮「ポテトチップス」4品の味わいは? 105円「のりしお味」に驚き!の画像1
イオンの入口(写真:スーパーマーケットファン)

目次

イオングループの【トップバリュ】、3ブランドを展開
【トップバリュ】フリーフロムとは? ポテトチップス4品を購入
【トップバリュ フリーフロム】塩だけで味付けしたポテトチップスを実食!
【トップバリュ フリーフロム】堅めに揚げたポテトチップスを実食!
【トップバリュ フリーフロム】こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップスを実食!
【トップバリュ フリーフロム】国産素材だけで作ったこめ油で揚げたポテトチップス のりしお味を実食!
ポテトのシンプルなおいしさが楽しめる

※価格はすべて税込みです。
※2025年6月時点の情報です。

イオングループの【トップバリュ】3ブランドを展開

 総合スーパーやスーパーマーケットを中心として、グループ全体で1万8086店舗(公式サイトによる)を展開するイオングループ。

 公式サイト内の財務・業績情報のページによれば、2025年2月期の決算では営業収益が10兆1348億7700万円と前年比6.1%の増加で過去最高を記録したほか、2021年から4期連続で営業収益が増加するなど、堅実な経営を行っているようです。

 そんな同グループがPBとして展開しているのが「トップバリュ」。

 スタンダードシリーズである「トップバリュ」のほか、安全性や自然環境への配慮をコンセプトとした「トップバリュ グリーンアイ」、コストパフォーマンスを重視した「トップバリュ ベストプライス」という3つのブランドに分かれた同ブランドは、中心事業である「イオン」のほか、グループに加盟している他店舗でも購入が可能となっています。

【トップバリュ】フリーフロムとは? ポテトチップス4品を購入

  今回は「トップバリュ」の商品のうち、手軽なおやつとして楽しめるポテトチップスをフィーチャー。「フリーフロム」シリーズの4種類を購入し、実食してみました。

【トップバリュ】添加物・原材料に配慮「ポテトチップス」4品の味わいは? 105円「のりしお味」に驚き!の画像2
今回購入した4品(写真:スーパーマーケットファン)

・フリーフロム 塩だけで味付けしたポテトチップス 105円
・フリーフロム 堅めに揚げたポテトチップス 105円
・フリーフロム こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップス 105円
・フリーフロム 国産素材だけで作ったこめ油で揚げたポテトチップス のりしお味 105円

 「トップバリュ」の公式サイトによれば、この「フリーフロム」シリーズとは、“気になるものは入れない、いらない。”をコンセプトに、109種類の添加物や原材料に配慮し、安全性を重視した食品のシリーズとのこと。

 コンセプトを見る限りでは、「トップバリュ グリーンアイ」にカテゴライズされているのが自然なようにも思いましたが、あちらは環境への配慮も含んでいるので、その部分で違いがあるのかもしれません。

 価格はいずれも105円とお手頃ではありますが、「塩だけで味付けしたポテトチップス」が60g入り、「硬めに揚げたポテトチップス」が55g入りなのに対して、こめ油で揚げたことをウリにしている後者2つは40g入りと、内容量が少なめとなっていました。

【トップバリュ フリーフロム】「塩だけで味付けしたポテトチップス」実食!

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「フリーフロム 塩だけで味付けしたポテトチップス」のアップ(写真:スーパーマーケットファン)
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パッケージ裏の栄養成分表示。1包装60gあたり336kcalとなっています(写真:スーパーマーケットファン)
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袋を開けて皿に盛ったところ。舌の側面にミネラルの味が感じられる海塩と、ポテトの素朴な甘さが好相性(写真:スーパーマーケットファン)

 さっそく、「塩だけで味付けしたポテトチップス」から実食していきます。

 「フリーフロム」シリーズだけあり、原材料は国産のばれいしょ、植物油、食塩の3つだけといたってシンプル。

 食塩には南オーストラリア州で製造された海塩を使っているとの表記がありましたが、実際に食べてみると、塩味のほかに、舌の側面に苦みとコクが合わさったようなミネラル分の味が感じられ、噛んでいるうちに甘さを感じられるようになるポテトそのものの味と相性が良く感じました。

 ミネラル分のコクに負けず、かつ繊細な甘みも楽しめるよう、今回は無糖の豆乳ラテを合わせてみました。

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ミネラルのコクに負けないよう、無糖の豆乳ラテと合わせました(写真:スーパーマーケットファン)

【トップバリュ フリーフロム】「堅めに揚げたポテトチップス」実食!

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「フリーフロム 堅めに揚げたポテトチップス」のアップ(写真:スーパーマーケットファン)
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パッケージ裏の栄養成分表示。1包装55gあたり267kcal(写真:スーパーマーケットファン)
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袋を開けて皿に盛ったところ。正直、堅揚げ系にシンプルな塩味はあまり合わない気がします(写真:スーパーマーケットファン)

 続いては「堅めに揚げたポテトチップス」。

 こちらも原材料表記を見てみると、国産のばれいしょ、植物油、食塩と3つだけとなっています。筆者は堅揚げ系のポテトチップスはかなり好みではありますが、この商品を食べた時に「シンプルな塩味だけって、堅揚げに合わないな……」と思ってしまいました。

 通常のポテトチップスに比べ、堅めに揚げられたものは、口の中にポテトの味わいが出てくるまでに時間がかかるため、塩の味だけが感じられる期間が長くなってしまい、どうしても単調に感じられてしまうのです。

 原材料にこだわってシンプルな味わいにするのはコンセプトを考えれば仕方ないのかもしれませんが、胡椒などのスパイスを加えるなど、もう一工夫が欲しいように思えました。

 そのため、味との相性を無視して、食感を楽しむものと割り切り、サイダーと合わせることに。ある程度ザクザク感を楽しんだあと、炭酸で一気に流し込むような食べ方がオススメです。

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食感を楽しむものと割り切ってサイダーを合わせてみました(写真:スーパーマーケットファン)

【トップバリュ フリーフロム】「こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップス」実食!

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「フリーフロム こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップス」のアップ(写真:スーパーマーケットファン)
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パッケージ裏の栄養成分表示。1包装40gあたり232kcal。「塩だけで味付けしたポテトチップス」よりも、グラムあたりのカロリーは高くなっています(写真:スーパーマーケットファン)
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袋を開けて皿に盛ったところ。内モンゴル産の岩塩を使用しているのとことでしたが、あまりミネラル分の味を感じない味わいでした(写真:スーパーマーケットファン)

 次は「こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップス」。

 原材料は国産のじゃがいも(こめ油で揚げた2種は、「ばれいしょ」ではなく「じゃがいも」表記になっていました)、こめ油、食塩となっています。

 パッケージによると、こちらは“内モンゴル産のうま味のある岩塩”を使用した商品となっているようですが、「塩だけで味付けしたポテトチップス」に比べて少しミネラル分のうま味が感じられにくいです。

 こめ油で揚げたという部分についても、「塩だけで~」と必死に食べ比べてみましたが、残念ながら筆者の舌では違いを見出すことができず。

 もちろん、ポテトの甘みと塩という素材の味を楽しむことができるのは変わらないため、よりシンプルにブラックコーヒーと合わせるのがいいのではないでしょうか。

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こちらはシンプルにブラックコーヒーと合わせるのが一番いいと思います(写真:スーパーマーケットファン)

【トップバリュ フリーフロム】「国産素材だけで作ったこめ油で揚げたポテトチップス のりしお味」実食!

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「フリーフロム 国産素材だけで作ったこめ油で揚げたポテトチップス のりしお味」のアップ(写真:スーパーマーケットファン)
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パッケージ裏の栄養成分表示。1包装40gあたり220kcalと、「こめ油で揚げ、塩だけで味付けしたポテトチップス」に比べるとローカロリー(写真:スーパーマーケットファン)
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袋を開けて皿に盛ったところ。以前レビューした「ポテトチップス のりしお味」に比べてのりが多いように見えましたがが、反面のりの味わいはちょっと不足しているような……?(写真:スーパーマーケットファン)

 ラストは、「国産素材だけで作ったこめ油で揚げたポテトチップス のりしお味」。

 原材料表記では、国産のじゃがいも、こめ油、食塩、焼きのりとなっています。

 以前レビューした「トップバリュ ベストプライス」の「ポテトチップス のりしお味」では、青のりやあおさが使われていましたが、こちらは焼きのりが使用されていることに驚きです。ポテトチップスに付着しているのりも実際に黒っぽく見えました。

 のりの量自体はベストプライスのものに比べてかなり多めのように見えた半面、風味はかなり柔らかくなっています。口の中で噛んでいるとポテトとのりの風味がいい塩梅で出てくるため、一気に食べるよりは、1枚ずつゆっくり噛みしめていく食べほうが、よりこの商品のおいしさを味わうのに適していると思いました。

 香ばしさがのりの風味を引き立ててくれるほうじ茶と一緒に、ゆとりのあるおやつとして楽しむのがオススメです。

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ほうじ茶の香ばしさと合わせると、よりのりしおの良さが引き立つように感じました(写真:スーパーマーケットファン)

【トップバリュ フリーフロム】ポテトのシンプルなおいしさが楽しめる

 素材の味を楽しむようなシンプルな味付けの商品となっていた「フリーフロム」シリーズのポテトチップス4品。

 個人的にはポテトチップスは派手な味のほうが好みではありますが、ポテト本来のシンプルなおいしさを楽しむにはピッタリだと思います。

 この記事で興味を持った方はぜひトライして、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね!

 

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  • 阿左美賢治(ライター)
  • 阿左美賢治(ライター)

    食品スーパー「ヤオコー」を愛する埼玉在住グルメライター。中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢でもある。コンビニやチェーン店のグルメにも詳しい。趣味はスイーツ作り。

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