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暮らし
- 「お片付けSOS」相談!
- 2025/02/05 17:00
【リビング本棚】ごちゃごちゃがスッキリ片付く! プロが教える「下段は220円のコレ」が正解
整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、片付けに悩む読者の自宅を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「煩悩部屋」ビフォーアフター】。
連載企画『ビフォーアフター』新シーズンです。第10回目の片付けモニターは、東京都世田谷区・1SLDKで暮らす3人家族のまいさん(32歳)。今回は、汚部屋の片付けではなく「リノベマンション」の収納を手直しする特別編です。
目次
・【お悩み】リビングの本棚を使いやすくしたい
・【はじめに】棚板の数を増やすほど使いやすい
・【本棚上段】収納ビフォーアフター&改善ポイント
・【本棚中段】収納ビフォーアフター&改善ポイント
・韓国ブランド「リテム」の収納ボックスが優秀
・【本棚下段】収納ビフォーアフター&改善ポイント
・スタンダードプロダクツ「R30ボックス」を活用
・【まとめ】「毎日使う」小物入れにすると◎
・【保育園式おもちゃ収納】子どもが自分でお片付けできる仕組み【お悩み】リビングの本棚を使いやすくしたい
リビングの本棚(写真:maki_organize) クライアントプロフィール
・まいさん(32歳)
・保育園の園長先生(フルワーク)
・育児系インフルエンサー“まい先生“としても活躍
・3人家族
・1SLDK
・中古マンションをリノベーション購入(持ち家)
・東京都世田谷区在住収納に関する要望
・掃除や片付けの頻度を少なくしたい
・子どもが自分で身支度できる仕組みを作りたい
・ベッドルームのレイアウトを変えたい
・シンプルに暮らしたいので、家具を増やしたくない写真はリビングの「本棚」です。書籍や化粧品などの小物、子どものおもちゃが置かれていますが、空間をうまく活用できていません。そこで今回は、子どもでも「自分で出し入れできる」スペースに手直し。3つのスッキリ改善ポイントをご紹介します。
【はじめに】棚板の数を増やすほど使いやすい
収納するモノの高さに合わせて調整できる可動棚(写真:maki_organize) 写真は棚板の位置を調整できる「可動棚」。約30cm間隔で5枚の棚板が付いているのが一般的です。
ホームセンターで同じサイズの化粧板をカットする(写真:maki_organize) リビングにある本棚なので、頻繁に出し入れするモノや子どものおもちゃを中心に収納を考えることにしました。小物類が多くなるので、約18〜20cm間隔で棚板があると使いやすくなります。そこで今回は棚板を2枚追加し、スペースを増やしました。
次からは、本棚を「上段」「中段」「下段」の3つのゾーンに分けた使い方と改善ポイントをビフォーアフターで紹介します。
【上段ビフォーアフター】「大人の私物」をまとめて収納
モノの種類がバラバラでした(写真:maki_organize) 飾るモノと出し入れするモノで分けた配置に(写真:maki_organize) 上段に大人の私物(文庫本と小物)をまとめました。思い出の写真や、飾りモノなどは「子どもの手が届かない最上段」に置いています。
【改善ポイント】レシートの保管ボックスを簡単化!
レシートを保管している靴の空き箱(写真:maki_organize) 上が開いているレターボックスに変更(写真:maki_organize) ビフォーの状態では、2種類の「毎日使う小物」が置かれていました。
[1]レシートなどの保管資料(赤い箱)
[2]爪切りなどの、グルーミンググッズ
大人が使う[1]のみ、最上段に残します。「靴の空き箱」を使っていましたが、蓋の開閉などアクション数が多いので「レターボックス」に変更し、上から入れるだけに。増えたら別の場所へ移動した「靴の空き箱」へまとめる仕組みです。【中段ビフォーアフター】「毎日使う」モノの置き場に
ゴチャゴチャして出し入れしにくい(写真:maki_organize) グルーミンググッズとおもちゃでスペースを分けました(写真:maki_organize) 中段には、グルーミンググッズ[2]や文房具、大人が管理したい子どものおもちゃを収納しました。ところどころに保湿剤が置かれていましたが、本棚横のクローゼットに移動しています。
【改善ポイント】韓国ブランド「リテム」の収納ボックスが優秀
引き出しはペンやハサミなどの文房具入れに(写真:maki_organize) 小物収納におすすめなのが、韓国ブランド「リテム」のボックス。写真のように取り出しやすい「斜め入れタイプ」は、「デスクオーガナイザー」2,380円(Amazon価格)です。
【下段ビフォーアフター】子ども専用の「おもちゃ収納」スペースへ
使用頻度が低い書類は別の場所へ移動(写真:maki_organize) 「毎日使う」子どものおもちゃを収納(写真:maki_organize) 約30cm間隔(A4書類の高さ)の本棚なので、書類や文庫を置いてしまいがちですが、これらは「使用頻度が低いモノ」になります。下段は子どもが自分で出し入れしやすい場所だからこそ「おもちゃ」を収納するのが正解です。
【改善ポイント】スタンダードプロダクツ「R30ボックス」を活用
商品サイズ:W16×D26×H18cm(写真:maki_organize) 緑色のボックスは、スタンダードプロダクツ「R30 ボックス」220円です。大中小でスタッキングできる組み合わせ型ボックスで、多彩なカラーから選べる点が魅力。ダイソーにも、白とグレー2色展開の「R30 ボックス」があります。
【まとめ】「毎日使う」小物入れにすると使いやすい
棚板の数は約30cm間隔で5枚でした(写真:maki_organize) 棚板の数を約20cm間隔の7枚に変更(写真:maki_organize) リビングに唯一ある「オープンラック」なので、本棚として使うよりも「毎日使う小物入れ」にしたほうが散らかりにくい部屋に。子どもが自分で出し入れできる仕組みを作ることで、置き家具も買わずに済みます。
【保育園式おもちゃ収納】子どもが自分でお片付けできる仕組み
仕上げは保育園の先生におまかせ(写真:maki_organize) この家の住人であるまいさん(保育園の先生)に、保育園式「おもちゃ収納」を作ってもらいました。箱の前面に写真やイラストを貼ることで「自分でお片付けできる仕組み」になります。成長とともに中身が変わるので、家庭では「イラスト&手書き文字」でOKです。
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