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チェーン
- 2025/07/24 17:00
【ドミノ】と【ヤオコー】900円以下「マルゲリータ」ホールピザ食べ比べ! コスパ◎で満足度が高いのは?
宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」が昨年の7月から始めたおひとり様向け商品「ピザBENTO」。今月リニューアルされた同商品のお得感を試すべく、「ヤオコー」を愛するグルメライターが、同店のホールピザと食べ比べてみました。
「ドミノ・ピザ」と「ヤオコー」の看板(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【ドミノ・ピザ】ランチ向け商品「ピザBENTO」をリニューアル
・【ドミノ】と【ヤオコー】「マルゲリータ」の価格は?
・【ヤオコー】のホールピザにドリンクをつけたほうがお得?
・【ドミノ・ピザ】ピザBENTO マルゲリータ ドリンクセット(890円)実食
・【ヤオコー】生ハム&マルゲリータピザ(645円)実食
・【ヤオコー】マルゲリータピザ、コスパ&満足度に軍配!
※価格はすべて税込みです。
※2025年7月時点の情報です。【ドミノ・ピザ】ランチメニュー「ピザBENTO」をリニューアル
「ドミノ・ピザ」の外観(写真:スーパーマーケットファン) 株式会社ドミノ・ピザ ジャパンが運営する宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」。
コロナ禍における“巣ごもり需要”にフィットし、人気を博した同チェーンは、2020年度から23年度にかけて、400店舗以上を新規オープンし国内1,000店舗を突破、大幅に事業の拡大に成功しました。
しかし、コロナの流行が終わって以降は不採算店舗が増加し、年内をめどに172店舗を閉店することを発表するなど、勢いを失いつつあるのが現状です。
そんな「ドミノ・ピザ」は昨年の7月から「ピザBENTO」なるランチ向け商品の販売を開始しています。
こちらは23年2月から販売されていたピザをはじめとしたメインメニューとサイドメニュー2品を組み合わせて、自分好みのセットを作れる「マイドミノ」という商品をリニューアルしたもの。ピザのサイズを食べきりサイズにすることで、よりリーズナブルな価格での提供を可能とした商品となっているそうです。
発売から約1年となる今月、この「ピザBENTO」がリニューアルされ、ランチの時間帯(開店から午後4時まで)に最大100円引きされるサービス「ドミランチ」と合体して提供が始まりました。
【ドミノ】と【ヤオコー】「マルゲリータ」の価格は?
このリニューアル後の「ピザBENTO」に興味を持った筆者は、店舗を訪れ商品を購入し、その実力を確かめることに。
比較対象として、筆者が愛する埼玉の人気スーパー「ヤオコー」のベーカリーコーナーに置かれているホールピザと食べ比べを行いました。
左がヤオコー「生ハム&マルゲリータピザ」645円、右が「ピザBENTO マルゲリータドリンクセット」890円(写真:スーパーマーケットファン) なお、「ピザBENTO」は「アメリカン」「マルゲリータ」「ドミノ・デラックス」「マヨじゃが」「ガーリック・マスター」「炭火焼チキテリ」の6種類から選択が可能(メニューによって価格差あり)ですが、「ヤオコー」と両方共通していたメニューのマルゲリータにしました。
【ドミノ・ピザ】
・ピザBENTO マルゲリータ ドリンクセット 890円
【ヤオコー】
・生ハム&マルゲリータピザ 645円「ドミノ・ピザ」の「ピザBENTO マルゲリータ ドリンクセット」は「ドミランチ」が適用される時間内に注文。時間外では940円のところ、890円で購入できました。
こちらはランチの時間中、50円引きになるようです。なお、サイドメニューは「ポテトフライ ※ケチャップなし」「チキンナゲット(3ピース) ※BBQソースなし」「ジューシーからあげ(3ピース)」「エッグタルト(2個)」「骨付きフライドチキン(3ピース)」「のび~るチーズ棒(3本)」の6種類から選択できましたが、「ポテトフライ」以外は追加料金が必要とのことで、「ポテトフライ」を選択。
公式サイト上の「ピザEBNTO」のサイドメニュー選択ページ。「フライドポテト」以外有料オプションなのがちょっと残念(写真:スーパーマーケットファン) 個人的には、無料のオプションがもう少しあってもいいのではないかと思いました。ドリンクは「コカ・コーラ」や「ドクターペッパー」「レッドブル・エナジードリンク(+50円)」などの8種類から選択できますが、今回は「コカ・コーラゼロ」をチョイスしています。
同じくドリンクの選択ページ。画面内に収まりませんでしたが、8種類から選べます。こちらは有料オプションとなっているのは「レッドブル・エナジードリンク」だけでした(写真:スーパーマーケットファン) 「ヤオコー」の「生ハム&マルゲリータピザ」は、筆者の最寄りのなる店舗では土日にしか販売されていないことが発覚。
いくつかの店舗を巡ってみたところ、比較的都市部の店舗では平日でも販売されており、入手することができました。平日の取り扱いがあるかどうかは、電話などで店舗に確認したあと訪れるほうがいいかもしれません。
【ヤオコー】のホールピザにドリンクをつけたほうがお得?
購入した時点での感想としては、「これ、『ヤオコー』のホールピザにドリンクつけたほうがお得じゃない?」というもの。「ヤオコー」をはじめとしたスーパーでは500mlのペットボトル飲料が100円以下で多く販売されています。
ドミノのほうはサイドメニューがついているので価格差も十分許容範囲ではありますが、包装のサイズから考えると「ヤオコー」のピザのほうがサイドメニュー込みでも明らかにサイズが大きく見えました。
そのため、少なくともコスパの観点からは「ヤオコー」に軍配が上がりそうに思えたのです。
とはいえ、味わいなどももちろん重要な要素です。そのため、今回はこれら2品を実食し、味、コスパ、満足度の3つの指標について、それぞれ5点満点で評価していくことにします。
【ドミノ・ピザ】ピザBENTO マルゲリータ ドリンクセット(890円)実食
「ピザBENTO」のふたを開けたところ(写真:スーパーマーケットファン) マルゲリータピザのアップ。ミニトマトが散りばめられているのが食欲をそそります(写真:スーパーマーケットファン) ピースのアップ。トマトソースの酸味が強めで、少しとがった味わいでした。生地はふわふわ系です(写真:スーパーマーケットファン) サイドメニューのフライドポテト。シンプルな塩味ながら十分なおいしさ(写真:スーパーマーケットファン) ピザとコーラの組み合わせはやはり鉄板!(写真:スーパーマーケットファン) 評価
味 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
満足度 ★★☆☆☆
計 ★10まずは「ドミノ・ピザ」の「ピザBENTO」から実食。
箱を開けた瞬間に、「やっぱりちょっと小さいな……」と思ってしまった部分はありますが、ミニトマトが散りばめられたビジュアルは、さすが専門店と言った趣があります。
味のほうはトマトソースがうまみもさることながら酸味も強く、そこにミニトマトの味も加わることで、少しとがった印象。
一方、バジルなどの香りもしっかりとしており、焼きたてでふわふわとした食感の生地もハイレベルで、全体としては本格的でフレッシュとも言える味わいでした。専門店らしいピザが好みの人は、絶対にハマる味ではないでしょうか。
サイドメニューのフライドポテトは、シンプルに塩味ながらも、揚げられてからあまり時間がたっていなかったこともあり、十分においしく感じられましたし、コーラとの相性も抜群でした。
一方、ピザとポテトという炭水化物オンリーな組み合わせと、量の少なさから満足度という意味ではちょっと物足りない部分があったことも否めません。
今回はメニューを合わせるためにマルゲリータにしましたが、ほかのピザ、あるいは有料のサイドメニューを選択することで肉類などのたんぱく質を足した方が、満足感はより高まると思います。
【ヤオコー】生ハム&マルゲリータピザ(645円)実食
「生ハム&マルゲリータピザ」のふたを取ったところ(写真:スーパーマーケットファン) 800Wのオーブントースターで2~3分温めることが推奨されていました(写真:スーパーマーケットファン) 指定通りにオーブントースターで焼き、皿に乗せたところ(写真:スーパーマーケットファン) 名前の通り、ピザの上に小さ目ながら生ハムが乗っています(写真:スーパーマーケットファン) ピースのアップ。落ち着いた味わいのトマトソースと、薄くパリパリの生地が個人的にはかなり好み(写真:スーパーマーケットファン) 評価
味 ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
満足度 ★★★★☆
計 ★12
続いては「ヤオコー」の「生ハム&マルゲリータピザ」。こちらは作り置きされている製品であることもあり、オープントースターで温めて食べることが推奨されていました。
味に関しては、酸味の少ないトマトソースと、塩気の利いた生ハム、薄めでクリスピーな生地と、個人的にはかなり安心できる味わいで、「ドミノ・ピザ」に勝るとも劣らないおいしさを感じました。
強いて言えば、バジルがもう少し多ければ、完ぺきだったと思います。量に関してはホールピザということもあり、まさに文句なし。
満足度という点では、こちらのほうがかなりあるように思いました。自宅での作業がメインとなる筆者としては、どちらをリピートするか? と言われた場合、こちらを選ぶだろうなというのが正直なところです。
【ヤオコー】マルゲリータピザ、コスパ&満足度に軍配!
利便性と本格的な味わいを持った「ドミノ・ピザ」の「ピザBENTO」。コスパの良さと安心できる味わいのある「ヤオコー」の「生ハム&マルゲリータピザ」。
筆者の状況や好みの問題で今回は後者の評価が高くなりましたが、ピザを手軽に食べたいというシーンでは両方とも有用な選択肢になると思いました。
今回は両方とも自宅に持ち帰ってから実食したので、作り置きのヤオコーピザを温め直すことが可能でしたが、外出先などでは、「ピザBENTO」のほうが便利そうです。
皆さんもぜひこれらの商品を試し、好みの味を見つけてみてくださいね!
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