-
コラム
- プウ美ねえさんのエプロンメモ
- 2025/02/28 21:00
【プウ美ねえさんのお悩み相談】ダイエットにいまいち本気になれません
家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。
目次
・今回のお悩み:「ダイエットにいまいち本気になれません」
・プウ美ねえさんの回答
・今月のエプロンメモ<今回のお悩み>
「ダイエットにいまいち本気になれません」(イラスト:熊田プウ助) プウ美ねえさん、いつも楽しみに連載を読ませていただいております。悩みは体形の崩れについてです。子どもの頃からやせ型で「太っている」というセルフイメージを持ったことがありませんでした。体重についても無頓着なほうだったと思います。
ですが、30代の後半から腹肉が増え始め、40代の今では典型的な洋梨体型に。かつて月亭方正がやっていた「ダンシング・ベイビー」のような腹になっています。体重も60kgを突破。先日は「特定保健指導」を受けるよう、健康保険組合から電話がかかってきました。
「これはダメだ」と、にわかにサプリメントを飲んでみたり、酒の量を減らしたり、運動してみたりもしたのですが、取り組みが中途半端なのでしょうか。あまり成果が出ません。
おそらく「昔はやせていた」という事実があるため、「本気出せばすぐ戻るだろ」という甘えというか、どこかナメた態度があるのだと思います。プウ美おねえさんは体形維持のため、何か取り組まれていることはありますか? いまいち本気になれないわたしに、喝を入れていただけるとうれしいです。(ズボンが苦しい・43歳)
プウ美ねえさんの回答
色んな見ため・考えかたの人が共存する世の中が好きです。そのほうが特別な人に出会える可能性が高まるからです。それに、集団内の個性の幅がせまいと行動も似通って、災害や疫病発生時に生き残る個体が減る可能性があります。長期的には会社の不利益だということを保険組合は理解すべきですね。
そして聞きたい。なぜ洋梨はダメですか。洋梨体型好きは大勢います。ズボンが苦しいといったって同じものを20年30年履くわけではありません。というわけで、もし組合からの電話と、誰かが決めた数値内に収まっていたいことだけが減量の動機なら、おねえさんは全力で阻止したいのです。
とはいうものの、ご相談に書かれてない部分で切実な理由があるのかも知れませんね。血圧200超えとか、日常動作で息切れとかは大変です。その場合に限ってアドバイスいたします。軽いお気持ちの「昔を取り戻せたらいいな~」が理由だとしたら、私の文章は効きめがありませんので、ご承知おきください。
確実に体重コントロールしたいなら、食事や飲みの誘いをふくめ全対人関係を断ちましょう。おねえさんはその方法でストレスなく10kg痩せました。
「人目がなければダイエットの意味ない」は甘い。まず「生き物として、何キロなら快適に行動できるか」を自分に問うのです。他人の意見など基準にしてはなりません。ほんとうに減量が必要と確信して、はじめて生活改善に集中できるのです。おねえさんが実行したのは「自分に気づかれない程度食事量を減らす/同じく他人にわからないくらい歩く量増やす」の2つだけです。ひと月1~2kg減と低速でしたが、リバウンドしにくい方法だと思います。
今月のエプロンメモ
おねえさんはデブ専ホモです。しかもデブ同士で愛しあいたいナルシスティック派。当然自分の体重も好きな相手と同じぐらいのなる高・なる重でキープしたかったのですが、近年もうそれどころではなくヒザが痛くなってきて、とうとうセックスより健康を選びました。セツジツだったのです。
お悩み大募集
スーパーマーケットファン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。
-
アクセスランキング
- ACCESS RANKING
2025.03.10.18:00更新編集部おすすめ
- PICK UP
「スーパー玉出」が【肉のハナマサ】に変貌! 大阪人が驚いた498円の「食べないと損」絶品は?
プロが解説
- PROFESSIONAL
【ダイソー】「ジョイントラック」で空間スッキリ! プロによる収納アイデア8