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地域の食卓を支える新鮮な生鮮食材をお安く提供する小売店を展開している「八百鮮」。たくさんのお客様に支持されて関西や名古屋を中心に急成長している、今最も活気あるスーパーの一つです！

目次

・【八百鮮】とは？　神戸で一挙3店舗オープン
・【八百鮮】垂水駅前店に行ってみた
・ほかのスーパーでは見られないような激安価格！
・惣菜2品、果物1つを実食！
・【八百鮮】野菜が激安で最高！　今後の成長にも期待大

※価格はすべて税抜き。
※1月22日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

【八百鮮】とは？　神戸で一挙3店舗オープン

　「日本に、鮮度を。」をミッションに、「八百屋を、かっこよく。」をビジョンに掲げる“生鮮強化型食品スーパー”「八百鮮」。創業2011年、社名の由来は「八百屋と鮮魚」と「八百万（やおよろず）の鮮度」を掛け合わせ付けられました。

　超薄利多売に苦しんだ時期もあったものの、ビジョンをしっかり持つことで確実に利益を上げることに成功。しかし、1店舗を開くには莫大な資金がかかることから、このままだと「“日本一”かっこいい八百屋」にはなれないと悩んだ社長は、2021年、夢実現のためにオーナーの地位を捨て、東海地区最大の小売会社「バローグループ」へ参画することを決意しました。

　同グループは、東海エリアで人気の食品スーパー「バロー」をはじめ、ホームセンター、ドラッグストアなども擁しています。

　そして24年、社長が創業時当時から持つ「無限の鮮度が集まる店にしたい」というぶれない思いとともに、神戸で一挙3店舗を開設。どの店舗も活気に満ちており、「新鮮な食材が安く手に入る」「市場っぽい」「気持ちよく買い物できる」と評判が良く、メディアにも取り上げられるようになり、たちまち話題に。

　「うちの街にも来てほしい！」と言われるスーパーとなったのです。

【八百鮮】昨年10月にオープンした垂水駅前店に行ってみた

　明石海峡大橋を望む神戸市のベッドタウン垂水区。JR三ノ宮駅まで電車で20分と神戸中心部へのアクセスが良いのものさることながら、「買い物しやすい」ということも大きな魅力である街です。

JR垂水駅周辺は、業務スーパー、イオン、北野エースがあり、いわゆるスーパー激戦区。トーホーストアも駅からすぐの商店街にありましたが、全店舗撤退に伴い昨年6月に閉店してしまい「さっと買い物したい便利なスーパーがなくなった」と残念がる声が上がっていました。

　そんなトーホーストアの跡地に、昨年10月18日にオープンしたのが「八百鮮 垂水駅前店」。大阪市中央卸市場から直接買い付け、店に直送する方式を取り、定休日の日曜日以外の午前10時から午後6時まで、新鮮な生鮮食品をお安く提供するスーパーということで、開店前から大きな話題に。

　そんな垂水駅前店は、小規模店舗ながら、お客様目線で考えられた回遊性が高い動線になっているので、商品をきちんとチェックしながらスピーディに買い物ができるので大助かり。

　話しかけやすい雰囲気を出している店員さんが、声がけをしながら商品の補充をしていたのですが、みなさんとても生き生きしており、「これが市場っぽさなのか！」と実感。

　筆者が買い物をしたのは、オープンから3カ月目の1月下旬でしたが、すでに垂水エリアの「主婦・主夫の大きな味方」的存在を確立していました。

【八百鮮】ほかのスーパーでは見られないような激安価格！

　1月22日午後2時の価格帯は、野菜はエリア内のどこよりも安い印象。

　春キャベツ1玉 299円（税抜、以下同）、はくさい1／4切 129円、しめじ 100円、ピーマン（パック）111円、にんじん2本 100円など。

　納豆は、「なっとういち」（3パック）が89円、牛乳は「まごこころ牛乳」1,000mlが209円。卵は、「大あり小あり サイズいろいろ　たまご」10個入りパックで239円。「兵庫の赤たまご」8個入りパックで299円です。

　納豆、牛乳、卵のチョイスは少ないものの、安く自信を持ってオススメできる商品を提供している印象。

　野菜と果物は、ほかのスーパーでは見られないような激安価格で、「畑から持ってきたばかり!?」と思うような新鮮なものばかり。「高いなぁ」とちゅうちょすることなく、かごに入れられるうれしさを感じました。

　ほかにも、きれいな色の豚肉が大特価で、「生姜焼用」「しゃぶしゃぶに最適」国産豚ロースが、100gあたり139円！　国産大豆100%使用の木綿とうふ、絹とうふも200g×2ダブルパックで109円で販売されており、「今夜は鍋で決まりだね！」という気分に。思い切った値段設定をしているな、とテンションが上がります。

　食材が充実している分、お惣菜は少なめでしたが、1,500円という予算内で八百鮮らしい味を感じることができるか挑戦してみました。

【八百鮮】惣菜2品、果物1つを実食！

ご飯がススム「わかさぎ甘露煮」、394円！

　加工者「八百鮮垂水駅前店 鮮魚部」と記載された「わかさぎ甘露煮」。100gあたり299円という価格設定になっており、132gを394円で購入。税込426円ですが、パックにぎっしり入っており、お得感万歳です。

　「これは旨い!!」というキャッチフレーズ通り、見るからおいしそうですが、そのお味はまさしくご飯がススム味付け！　ホカホカのご飯はもちろんのこと、冷めたご飯との相性もばっちりでお弁当に重宝する一品だなと感じました。

　甘ったるくなりがちな甘露煮ですが、八百鮮のわかさぎ甘露煮は水飴の甘さが生きておりわかさぎの旨みをしっかりと味わうことができました。

「いなり寿司」は5個入り、299円！

　八百鮮のお寿司は、おいしく新鮮な魚が安く買えることが売り。ネタが大きく酢飯もおいしいことで有名で、お寿司目当てのお客さんも多いのではないでしょうか。

　今回は、その店の味付けがよくわかるいなり寿司をチョイス。「八百鮮垂水駅前店 寿司部」が製造したおおぶりのおいなりさんが、5つも入って299円（税込323円）という気前良さにまずびっくり！　味がしみこんだ油揚げのテカリに高鳴る胸を押さえながら購入しました。

　黒胡麻が混ぜられた酢飯は上品な味付けで、甘辛な味付けの油揚げとの相性ばっちり！　油揚げは期待通りのジューシーさ！　噛み締めると素材のおいしさが口の中に広がり、作り手の丁寧な調理を感じることができました。

新鮮で安い「きんかん」、1パック399円！

　お惣菜が少ないので、今回は旬の果物でありながら意外にも当たり外れがある「きんかん」を食べてみることに。宮崎産で、見るからに食べごろの色をしたきんかんを399円（税込430円）で購入しました。

　濃厚な匂いのきんかんは、皮は薄く、果肉はしっかりと厚く、大満足の食べ応え！　期待以上の濃い甘味にびっくりしましたが、酸味もきちんとあり、さっぱりとした後味が楽しめました。

　生で食べるのが一番おいしいとわかりつつ、せっかくなので別の楽しみ方もと、輪切りにしたきんかんを紅茶に入れて飲んでみたところ、優しい味わいになりほっこり。

　ビタミンCが豊富なきんかんはこの季節風邪予防に持ってこいですが、いろいろな食べ方を楽しめる量を、このお値段で提供してくれることにうれしくなりました。

【八百鮮】八百屋ならではの激安野菜・果物が最高！

　新鮮な野菜、果物、お肉にお魚をお安く提供してくれる「八百鮮垂水駅前店」。狭い店舗ではあるものの、野菜の種類は豊富で、ラディッシュ、レッドキャベツ、パプリカ、カリフラワーなど、大きなスーパーに行かなくてもここで全て揃うなという印象を受けました。

　支払いは現金のみですが、レジ打ちしてもらい機械で払うスタイルなので、店内が人でいっぱいでも長蛇の列になることもなく、「いい買い物がサッとできたな」と気分良くお店を出られました。

　周辺のスーパーと併用しながら利用すれば、日々の買い物が大きく節約できること間違いなし！　今後の「八百鮮」成長には期待大です！