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- 人気チェーン実食レビュー
- 2025/09/24 08:00
「長~い!」【モロゾフ】1,404円「限定プリン」は見るのも初めて!食べたら「普通のプリンと違う」!
ガラス容器入りのプリンでおなじみの老舗洋菓子メーカー「モロゾフ」。5日間限定の貴重なスイーツが販売されると聞き、早速お店に行ってきました!
モロゾフのロゴ(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・【モロゾフ】純利益44%減、売上約70%は干菓子
・【モロゾフ】5日間限定「パンプディン」1,404円を購入
・【モロゾフ】5日間限定「パンプディン」1,404円を実食
・【モロゾフ】期間限定商品の多さにびっくり!※価格は税込み。
※2025年9月22日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。【モロゾフ】純利益44%減、売上約70%は干菓子
1931年に兵庫県神戸市で誕生し、プリン、チョコレート、チーズケーキ、焼き菓子などが人気のモロゾフ。直営の菓子店35店のほか、百貨店や専門店に1,277店、喫茶店舗28店の計1,340店舗(公式サイトより)を展開しています。
そんな老舗のモロゾフですが、経済メディアはこのところ同チェーンの業績悪化について報道。
カカオ豆など原材料価格の高騰が影響したとみられ、実際、2025年9月に発表した同2~7月期の連結決算では、純利益が前年同期比44%減の2億7,100万円、営業利益が同42%減の4億2,400万円で、厳しい状況にも見えます。
一方、焼き菓子など干菓子の売上は順調。商品群別の売上高比率では干菓子が70%近くを占めており、根強い人気がうかがえます。
【モロゾフ】5日間限定「パンプディン」1,404円を購入
モロゾフでは、9月19日~23日の5日間限定で「パンプディン」を販売。同品は1988年に発売されて以来の人気商品なんだとか。
このチャンスを逃さぬよう、筆者は初日に店舗へ向かいました。ショーケースには、「パンプキンプリン」(432円、10月下旬まで)や「濃い蜜芋のプリン」(486円、11月中旬まで)、「モンブランプリン」(486円、同)など、秋らしい期間限定プリンがずらり。どれもおいしそう!
秋季限定プリンが並ぶショーケース(写真:スーパーマーケットファン) お目当ての5日間限定商品のポップ(写真:スーパーマーケットファン) 今回は期間限定商品を2点購入。まずは、「パンプディン」をチェックしていきます。
立派な箱に入っています(写真:スーパーマーケットファン) 公式サイトによれば「卵や牛乳、生パン粉と生クリームで仕立てた生地」「生パン粉などで仕立てた独特の食感のカスタードプリン」とのこと。
パンではなく“パン粉”を使用したパンプディンは、食べるのも見るのも初めて!
箱の中身。長~い!(写真:スーパーマーケットファン) パンプディンは、長さ26cmほどのアルミ製テリーヌ型に入っています。公式から発表されている容器を含むサイズは、「幅250mm×奥行き84 mm×高さ43mm」。
原材料名など(写真:スーパーマーケットファン) 熱量は1包装あたり681kcal。消費期限は購入日の2日後でした。
原材料を見ると、牛乳、液卵、クリーム、砂糖といったプリンの材料の次に「パン粉」とあります。
フタをオープン(写真:スーパーマーケットファン) パン粉が入っているからか、表面がデコボコしています。
【モロゾフ】5日間限定「パンプディン」1,404円を実食
型の外し方の説明書き(写真:スーパーマーケットファン) 型から取り出す際は、容器とプリンの間に空気を入れた後、大きめのお皿をかぶせてひっくり返すとのこと。
我が家にはこのサイズのプリンを出せる平らなお皿がないため、クッキングシートを敷いたまな板の上に出してみます。
成功!(写真:スーパーマーケットファン) 難なくきれいに取り出せました!
大きなパンプディンとたっぷりのカラメルソースを前に、テンションが上がります。
1人分にカット(写真:スーパーマーケットファン) 今回は6等分にカット。家族や友人とシェアして食べられますね。
表面がザラザラしています(写真:スーパーマーケットファン) 蒸し焼きする際に容器の底にパン粉が沈みやすいのか、カラメルソースを吸ったパン粉らしきものが見えます。
いただきます!(写真:スーパーマーケットファン) スプーンですくって食べてみると、どこか懐かしさを感じるシンプルな味わいの中に、ふわっと香るラム酒がおしゃれな印象。パン粉が入っているため、時おり小麦粉の風味も感じられます。
なめらかな普通のプリンと違い、舌にぶつぶつとしたものが当たる感じがありますが、これが良い意味で新鮮に感じられ、食べる手が止まりませんでした。
しっかりと甘さがあるので、これは紅茶やコーヒーと一緒に食べたら最高ですね。
【モロゾフ】期間限定「ファヤージュ(瀬戸内レモン)」378円を実食
続いて、モロゾフを代表する焼き菓子「ファヤージュ」の期間限定の味「瀬戸内レモン」を実食します。
キラキラと光沢のあるパッケージ(写真:スーパーマーケットファン) モロゾフの代表的な焼き菓子「ファヤージュ」は、フランス語で「木の葉」を意味する「フィヤージュ(Feuillage)」が名前の由来で、1986年から発売されているロングセラー商品です。
1日に約10万枚を焼き上げるほどの人気商品だそうです。
原材料名(写真:スーパーマーケットファン) 砂糖、液卵白、アーモンド、チョコレート、小麦粉、レモン果汁パウダーなどが入っています。
4個入り(写真:スーパーマーケットファン) トレーで守られているので、割れにくいのがいいですね。
クッキーは長さ8cmほど(写真:スーパーマーケットファン) ナッツぎっしり!(写真:スーパーマーケットファン) ナッツの風味をいかすため、クッキー生地には油を使用せず、小麦粉と卵と砂糖だけというシンプルな素材にこだわっているそう。
レモンの香りがさわやか!(写真:スーパーマーケットファン) かじってみると、クッキー生地に敷きつめられたナッツの香りと、サンドされたレモン風味のチョコレートの相性が抜群!
シンプルなクッキーは砂糖を焼いた時の香ばしさがあり、子どもの頃に食べたカルメ焼きを思い出して懐かしい気持ちに。
個人的には「ちょっといい手土産」のイメージがあったモロゾフですが、「たまには自分用に買ってもいいな~」と感じました。
【モロゾフ】期間限定商品の多さにびっくり!
今回、約10年ぶりにモロゾフの店舗で買い物をした筆者。そこで驚いたのは、期間限定商品の多さ。
もしかしたら初登場の商品は多くないのかもしれませんが、マンネリ化防止のためか、多くの商品が「期間限定」として売られており、「今買わなきゃ、なくなっちゃう!」という気持ちにさせられました。
なお、今秋から年末にかけてはハロウィンやクリスマスの限定商品が次々と店頭に並び、洋菓子業界は書き入れ時。
モロゾフの社長は今月の説明会で、下期にこうしたイベントが続くことに触れつつ「秋以降に新製品や季節限定商品を投入して売り上げはキープできるとみている」と話しており、今後の業績が注目されます。
あらためてモロゾフの洋菓子が「安定のおいしさ」であることを実感した今回の実食。5日間限定の「パンプディン」が次回、いつ登場するかはわかりませんが、気になる方はチェックしてみては?
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