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【ロピア】新商品惣菜12品! 実食レビューまとめ|ミシュラン店とコラボ鍋登場(2025年1月30日最新)

 2031年度までに「300店舗体制」「グループ売上高2兆円」の目標を掲げ、新店舗が各地でオープンしている話題のスーパーマーケットチェーン「食生活♥♥ロピア」(読み:しょくせいかつラブラブロピア)。店内で製造する大容量の惣菜が人気です! そこでスーパーマーケットファンで9月から12月に実食した新商品を、まとめて紹介します。

目次

【ロピア】「旨味凝縮『鶏白湯』鍋セット」839.16円
【ロピア】「あっさり鶏出汁醤油鍋セット」839.16円
【ロピア】冷凍「ほぼ海老とにんにく」1069.2円
【ロピア】「フライドチキン(スパイシーカレー入り)」432円
【ロピア】「麻辣火鍋風 びゃんびゃん麺」756円
【ロピア】冷凍「エスカルゴ ガーリックバター」1078.92円
【ロピア】「やわらか焼豚」100gあたり324円
【ロピア】「玉子焼きどーん!牛すき焼き重」648円
【ロピア】冷凍「からあげの山 塩」970円
【ロピア】「ギリシャ風ポテトロール」432円
【ロピア】「小林さんちのナポリタン(がっつりチキンカツ)」599.4円
「【ロピア】肉屋が作ったピリッと黒こしょう餃子」754.92円

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。

【ロピア】「旨味凝縮『鶏白湯』鍋セット」839.16円

※2025年1月23日時点の情報です。

 ロピアと「ミシュラン」ビブグルマン掲載店「ソラノイロ」とコラボした鍋セットです。

「ソラノイロ」宮崎代表の似顔絵が描かれたパッケージ(写真:スーパーマーケットファン)
容器は大きめ(写真:スーパーマーケットファン)

 ストーレートタイプの鶏白湯スープ(750g)、味変用の辛味噌、しめ用の麺(200g)の3点セット。

スープのラベル(写真:スーパーマーケットファン)

 消費期限は製造日の1週間後。鶏ガラは国産です。

しめのラーメンは、直接投入して40秒ほどで食べられるようです(写真:スーパーマーケットファン)

 スープの下に、イラスト入りの説明書が入っていました。それによれば、「お好みで塩・コショーを追加できる味付けにしてます」とのこと。わざと薄めの味付けにしているようです。

ブリンブリン!(写真:スーパーマーケットファン)

 スープをグリル鍋に投入すると、冷えている時は煮こごり状態。コラーゲン豊富で肌艶がよくなりそう。

ロピアユーザーにはおなじみの「みなもと鶏」などを入れていきます(写真:スーパーマーケットファン)
筆者が用意した具材は鶏肉、白菜、鶏つみれ、長ネギ(写真:スーパーマーケットファン)

 具材投入後、ひと煮立ちさせて完成。普段、「ミツカン」などの市販の鍋スープをよく使いますが、こんなにとろみのある鍋スープは初体験です。

いただきます(写真:スーパーマーケットファン)

 スープは鶏の旨味がギュッと凝縮されていて、クリーミーで超濃厚! 白菜を食べるとまるで「白菜のクリーム煮」のよう。

 どことなく「天下一品」の「こってりラーメン」を彷彿とさせる濃厚さで、「天一」好きの筆者は早くもこのスープに“ぞっこん”です!

黒胡椒も合う!(写真:スーパーマーケットファン)

 スープは塩味が控えめで優しい味つけ。塩や胡椒を足すと味が締まりますが、個人的には足さなくても全然OKでした。

付属の辛味噌をイン(写真:スーパーマーケットファン)

 辛味噌で味変するとスープにパンチが生まれ、まったく別の鍋を食べているかのよう。これはラーメン屋さんならではの味変アイテムですね。

しめの麺(写真:スーパーマーケットファン)

 しめのラーメンをいただきます。公式の商品説明では「中太麺」ということですが、実際は細麺に近い印象。小麦感が強く、細い麺にとろみのあるスープがよく絡みます。

【ロピア】「あっさり鶏出汁醤油鍋セット」839.16円

※2025年1月23日時点の情報です。

値段は「鶏白湯」と同じ839.16円(写真:スーパーマーケットファン)
鶏油は別添え(写真:スーパーマーケットファン)

 こちらは醬油味の鍋スープ(750g)、鶏油、「鶏白湯」と同じ麺(200g)と辛味噌の4点がセットになっています。

スープのラベル(写真:スーパーマーケットファン)

 消費期限は製造日の1週間後。鶏ガラは国産です。

作り方(写真:スーパーマーケットファン)

 封入されていた説明書きによれば、鶏油はラーメンを入れるタイミングで加えるようです。

透き通った茶色いスープ(写真:スーパーマーケットファン)

 スープには、東京駅にある店舗「そらのいろ NIPPON」でも使っている醤油を使用しているそう。

 なお、都内に数店舗ある「ソラノイロ」系列店ですが、「そらのいろ NIPPON」はヴィーガンやグルテンフリーにも対応した「日本の最先端のラーメンを追求した店舗」だとか。

いただきます(写真:スーパーマーケットファン)

 スープを飲んでみると、丸みのある醤油味で、どことなく「日清チキンラーメン」のような特徴的な香りも。この奥行きのある味は、鍋では味わったことがありません。

 確かにあっさりしているので、具材の風味をいかしたいなら「鶏白湯」よりもこちらのほうがおすすめです。

鶏油を投入(写真:スーパーマーケットファン)

 40秒ほど煮た麺に鶏油を加えていただくと、さらにコク深いスープに変化。個人的には鶏油を加えた味のほうが好きだったので、最初から鍋に入れるパターンもありかも?

【ロピア】冷凍「ほぼ海老とにんにく」1069.2円

※2025年1月21日時点の情報です。

 ロピアの魚売り場に新登場した冷凍商品「ほぼ海老とにんにく」(1069.2円)を紹介。こちらは少しの調理で完成する半調理品です。

密封パック(写真:スーパーマーケットファン)

 消費期限は、購入日から約1カ月後。

 売り場にはこのほかにも「ほぼ海老」「ほぼ牡蠣」「ほぼムール貝とタコのアヒージョ」「ほぼいか下足」といった商品があり、シリーズ展開されていました。

左上に「魚萬」(写真:スーパーマーケットファン)

 なお、ロピアは売り場ごとに全店舗共通の屋号を掲げており、魚売り場は「魚萬(うおまん)」。

 「ロピア」と書かれていない商品でも、この「魚萬」の文字が入っていればロピアオリジナル商品ということになります。

大きなにんにくやバターがごろごろと入っていて迫力がすごい(写真:スーパーマーケットファン)
内容量は405g(写真:スーパーマーケットファン)

 製造者は広島県の海鮮系食品会社「マルケー食品」。海老はインド産の養殖もので、ブロッコリー、フライドポテト、にんにく、バターなども入っています。

 記載の作り方によれば、冷蔵庫か流水で解凍したのち、大さじ1杯の油を入れたフライパンで約5分加熱するようです。

 別袋の調味液を投入する手間がないのはうれしい! イメージとしては、いまや時短家事の定番となっている“漬け込み冷凍”ですね。

フライパンに投入(写真:スーパーマーケットファン)

 フライパンで油とともに炒めていきます。流水で十分解凍したつもりでしたが、まだ少し凍っていたかも……。

なんとなく転がしながら炒めます(写真:スーパーマーケットファン)

 弱火から中火で5分ほど加熱していきます。途中で汁気が出てきました。

もはやレストランの一品料理(写真:スーパーマーケットファン)

 超簡単なのに、想像以上においしそうな料理が完成してびっくり! 一瞬、自分が「料理上手になった」と錯覚してしまいました。

これほど食欲をそそる香りがあるでしょうか……(写真:スーパーマーケットファン)

 海老は大きめなのでしっかり食べ応えがあります。塩加減がベストで、ごはん泥棒なのはもちろんですが、個人的にはフランスパンと食べたい!

でかいにんにくが衝撃的!(写真:スーパーマーケットファン)

 ごろごろと入ったにんにくも食べ応えのある具材の一つ。にんにく好きにはたまらないのでは?

ブロッコリーも大きめサイズ(写真:スーパーマーケットファン)

 冷凍ブロッコリーは火入れ加減が難しいイメージがあったものの、ちゃんと歯ごたえが残っていて大成功! 中までたれが染みていて、海老に負けないおいしさです。

フライドポテトは皮付き(写真:スーパーマーケットファン)

 炒めながら「なぜ海老の炒め物にフライドポテト?」と少々疑問を感じていましたが、ガーリックバターをスポンジのごとく吸いこんだフライドポテトがかなりおいしい!

 個人的には、海老を差し置いて「フライドポテトがメインでは?」と言いたくなるほど欠かせない存在でした。

 また、家族3人ほどのメインおかずとしてちょうどいいボリューム。価格は1,000円超えですが、「1人あたり300円ちょっと」と考えれば、まったく高くは感じませんでした。

 衝撃的なおいしさだった「ほぼ海老とにんにく」。簡単なのに“ドヤ顔”で食卓に出せるクオリティーなので、日々の献立に迷っている方にもおすすめです。

【ロピア】「フライドチキン(スパイシーカレー入り)」432円

※2025年1月15日時点の情報です。

消費期限は当日(写真:スーパーマーケットファン)
スクエア型(写真:スーパーマーケットファン)

 2個入りで、1個あたり216円。見た目が似ている「ファミリーマート」の「ファミチキ」(230円)と比べると、14円安いです。

原材料など(写真:スーパーマーケットファン)

 カレーソース入りフライドチキンは「中国製造」とのこと。これをロピアの店舗で揚げています。

半分にカットした断面(写真:スーパーマーケットファン)
とろみのあるカレーソース(写真:スーパーマーケットファン)

 表面を剥がしてみると、チキンと衣の間からカレーソースが出てきました。よく見ると肉や野菜らしき具も入っています。

いただきます!(写真:スーパーマーケットファン)

 食べてみると、衣がクリスピーで、チキンはしっとりジューシー。噛むごとに肉汁がジュワ~と染み出します。

 カレー味のフライドチキンは珍しくありませんが、衣の中にカレーソースを閉じ込めたタイプは初体験。ソースがたっぷりと入っていて、新鮮かつ画期的に感じました。

 そして、商品名で「スパイシー」と謳っているだけあって、カレーソースがちゃんと“ピリ辛”なのがうれしい! 辛味がある分、満足感があります。

 普通のフライドチキンに飽きた人にも、ぜひ味わってもらいたい「フライドチキン(スパイシーカレー入り)」。ロピアの大発明といえるかも?

【ロピア】「麻辣火鍋風 びゃんびゃん麺」756円

※2025年1月15日時点の情報です。

消費期限は購入日当日(写真:スーパーマーケットファン)

 中国料理のビャンビャン麺は、小麦粉、水、食塩で作った幅広の手延麺のこと。

 近年はコンビニでも扱いがあり、「ファミリーマート」で売られている冷凍の「香酢が効いた旨辛たれビャンビャン麺」(321円)は一定の人気を獲得。23年には「セブン-イレブン」のチルドコーナーでもビャンビャン麺が並んでいました。

具がたっぷり(写真:スーパーマーケットファン)

 温める前にフタを開けると、豚肉や野菜がたっぷり。中央には唐辛子が丸ごとのっています。

熱量は565kcal(写真:スーパーマーケットファン)

 製造者は、ロピアのオリジナル惣菜ではおなじみの「利恵産業」。ロピアの人気商品「ニューヨークチーズケーキ」(430円)や冷凍の「シチリア風カッサータ」(626.4円)もこの利恵産業の製造です。

 原材料表示によると、麺は国内製造で、具材は白菜、豚肉、もやし、キャベツ、にんじん、小ねぎ、にらなど。

 さらに、豆板醤、魚醤、昆布だし調味料、味噌などの調味料に加え、唐辛子、花椒、スターアニス、シナモン、ローリエといった香辛料も入っています。

 ラベルの説明どおり、500Wの電子レンジで10分温めてからいただきます。

火鍋風のスープ(写真:スーパーマーケットファン)

 まずスープを飲んでみると、辛さがしっかりとありながらも、まろやかさもあって飲みやすい! 

 さまざまな旨味の中に薬膳スープのような香辛料の独特な風味も感じられ、その本格的な味つけにびっくりしました。このスープは間違いなく絶品!

麺もいただきます(写真:スーパーマーケットファン)

 平たい麺は、もちもち感はあまりなく、箸で持ち上げただけでプツっと切れることもあるほどの軟らかさ。麺というより、「ぶ厚いワンタン」のような食感です。ワンタン好きの筆者は、このツルツル食感が気に入りました!

具もおいしい!(写真:スーパーマーケットファン)

 野菜と肉がたっぷりと入っていて、麺料理というよりもお鍋を食べているような感覚。「麻辣火鍋風」のネーミングにも納得です。

チーズを入れてみました(写真:スーパーマーケットファン)

 後半では、味変アイテムとして家にあったとろけるチーズを投入。乳製品のコクがプラスされ、印象がガラリと変わりました。チーズ好きはお試しあれ。

 旨辛スープのクオリティの高さが際立っていた今回の実食。ロピアのお弁当コーナーでぜひ探してみてくださいね。

【ロピア】冷凍「エスカルゴ ガーリックバター」1078.92円

※2024年12月25日の情報です。

 今回実食するのは、冷凍コーナーに並んでいた「エスカルゴ ガーリックバター」(1078.92円)。ロピアの惣菜シリーズ「GOCHI」の商品です。

中がよく見えるパッケージ(写真:スーパーマーケットファン)
輸入者はユーラス(写真:スーパーマーケットファン)

 原材料名には「カタツムリ肉、バター、パセリ、にんにく、食塩、こしょう、オレンジ繊維、スパイスミックス/香料」とあります。

 賞味期限は購入日から約2カ月後でした。

整列したエスカルゴ(写真:スーパーマーケットファン)

 12個入りなので、1個あたり89.91円。「サイゼリヤ」の「エスカルゴのオーブン焼き」(6個、400円)が1個あたり約67円なので、これと比べると少し高めでしょうか。

エスカルゴを耐熱皿に移します(写真:スーパーマーケットファン)

 商品ラベルの説明によると「自然解凍してオーブンレンジで180℃5分で加熱して下さい」とのこと。筆者はキッチンの事情により、オーブンレンジではなく200度のトースターで5分焼いてみることに。

正解がわかりませんが、おそらく良さそう(写真:スーパーマーケットファン)

 家でエスカルゴを焼くのは初めてで「失敗なく焼けるのか?」と少々心配でしたが、難しいことは何もありませんでした。焼くとバジルの香りが部屋に広がり、食欲をそそります。

どうやって持とう……(写真:スーパーマーケットファン)

 熱いうちに中の身をつまようじで出して食べようとしたところ、いきなり「殻が熱くて持てない」という壁にぶちあたりました。

 レストランならエスカルゴ用のトングが添えられていますが、我が家にあるわけがありません。「何かで代用できないか……」とキッチンをうろついたところ、100円ショップでゲットしたシリコン製のミニ鍋つかみを発見。

いけるか?(写真:スーパーマーケットファン)

 早速つかんでみたところ、エスカルゴの殻が想像以上にツルツルと滑りやすく、ガーリックバターを床にまき散らしながらポーンとすっ飛んでしまいました。

床に落ちたエスカルゴにあ然(写真:スーパーマーケットファン)
最初からこれでよかった(写真:スーパーマーケットファン)

 そこで、近くにあったウェットティッシュをかませて持ったところ、熱さはちゃんと軽減されました。

殻の中身(写真:スーパーマーケットファン)

 つまようじで刺すと、身は簡単に取ることができました。黒っぽい身を口に入れると、軟らかくて芳醇な味わい! 焼き加減もベストで、エスカルゴ特有の旨味とバジルがしっかりときいたバターソースが合よく合います。これはワインが進むこと請け合いです。

 また、エスカルゴ初体験の子どもの反応が見たくて家族の夕食に出したところ、「サイゼリヤのメニューにあるやつ!」「おいしい!」と大興奮。何より殻から身を取り出す作業が楽しかったようで、結局子どもにほとんど食べられちゃいました。

【ロピア】「やわらか焼豚」100gあたり324円

※2024年12月7日の情報です。

 今回紹介するのは、ロピア新商品の「やわらか焼豚」(100gあたり324円)です。今回は売り場で小さめのものを選んで900.72円でした。

和風のトレーに入った焼豚(写真:スーパーマーケットファン)
消費期限は当日(写真:スーパーマーケットファン)

 製造者は店舗の惣菜部になっていますが、原材料の表示に「焼豚(国内製造)、たれ」などとあるので、たれに絡める作業だけを店舗でやっているのかもしれません。

 また、はちみつを使用しているため「一歳未満の乳児に与えないでください」という注意書きもあります。

テリテリ!(写真:スーパーマーケットファン)

 パックの長さは30cm近くあります。

 焼豚はちょうどいい厚さにカットされているので、切る手間がいらないのが最高! 筆者が買ったパックには17切れも入っていました。

いただきます(写真:スーパーマーケットファン)

 食べてみると、油っぽさがなく、ヘルシーな味わい。肉質がなめらかで軟らかいので、筆者の子どもも食べやすそうでした。

 ごはんが進みそうな甘辛い味付けですが、決してしょっぱすぎないので、そのままおつまみとしてもパクパクいただけます。

ラーメンにトッピングしても◎(写真:スーパーマーケットファン)

 筆者はラーメンに3切れトッピングしたところ、袋麺が一気にグレードアップ!

 1切れあたりの価格は53円ほどなので、この3切れで160円ほど。160円でいつものラーメンがここまで豪華になることを思えば、100gあたり324円の焼豚は「良コスパ」だと感じました。

【ロピア】「玉子焼きどーん!牛すき焼き重」648円

※2024年11月29日時点の情報です。

 こちらが今回紹介するロピアの新商品「玉子焼きどーん!牛すき焼き重」(648円)です。

ビジュアルのインパクトがすごい(写真:スーパーマーケットファン)

 左が牛すき焼き重、右に巨大な玉子焼きが収まっています。すき焼きに生卵ではなく、玉子焼きを添えるパターンは新しいかも?

消費期限は当日(写真:スーパーマーケットファン)

 原材料を見ると、すき焼きの具には牛肉、ねぎ、こんにゃく粉、牛脂などが書かれています。

まさに「どーん!」という感じ(写真:スーパーマーケットファン)
大きなねぎが印象的(写真:スーパーマーケットファン)
玉子焼きを測定(写真:スーパーマーケットファン)

 玉子焼きの長さは8cmほど。あえてカットしないあたり、インパクトを重要視しているロピアっぽい発想です。

長い牛肉(写真:スーパーマーケットファン)

 お箸で持ち上げると、牛肉は意外とカットが大きくてびっくり。これは食べ応えが期待できます。

牛肉&白米(写真:スーパーマーケットファン)

 牛肉でごはんを巻いて食べてみると、牛肉が軟らかくて食べやすい! 具材に甘辛い割り下が染みこんでいて、ごはんが進みます。

ねぎも甘くておいしい!(写真:スーパーマーケットファン)
短い麺状の何か(写真:スーパーマーケットファン)

 こちらの透き通った麺は、掴んでみると弾力がなく、すき焼きの定番具材であるしらたきではなさそう。角があるので、ふやけたマロニーか!?

玉子焼きの断面(写真:スーパーマーケットファン)

 「これで卵何個分?」と予想したくなるほど大きな玉子焼きは、甘い玉子焼きが大好きな人にはたまらない味付け。

 このお弁当はごはんの量が軽めですが、玉子焼きが結構おなかに溜まります。これだけ牛肉が入っていて600円なら、十分「良コスパ」と言えるのではないでしょうか。

 ちなみにロピアでは、ごはんの上に大きな玉子焼きとうなぎの蒲焼がのった「うな玉丼」や、おそらく同じ玉子焼きをパンで挟んだ「玉子サンド」など、玉子焼きを大胆にアレンジしたお弁当を見かけることがあります。鮮やかな黄色が売り場で目立つので、玉子焼きを使ったお弁当は売れ行きがいいのかもしれません。

【ロピア】冷凍「からあげの山 塩」970円

※2024年12月5日時点の情報です。

 今回紹介する新商品は、ロピアの人気商品「からあげの山」(970円)の新作「からあげの山 塩」(970円)です。

「からあげの山」シリーズ新作(写真:スーパーマーケットファン)

 しょうゆ味の「からあげの山」は900g入りですが、「からあげの山 塩」はなぜか800g入り。

ニワトリに扮するロピタくん(写真:スーパーマーケットファン)
原材料など(写真:スーパーマーケットファン)

 原産国はタイ。ロピアと同じOICグループの「ユーラス」が輸入しています。ちなみに、ロピアの冷凍売り場のオリジナル商品は、だいたいユーラスの商品です。

 原材料を見ると、味付けには塩のほか、しょうがペースト、ぶどう糖、かつおぶしエキスが使用されているもよう。

袋の中を覗いたところ(写真:スーパーマーケットファン)
圧巻(写真:スーパーマーケットファン)

 個数を数えてみると、22個入り。凍ったからあげをお皿に出すと、商品名どおり“山”ができました。以前、しょうゆ味の「からあげの山」を数えた際には24個だったので、同じ値段で2個ほどの差があるようです。

 1袋970円なので、1個あたりの値段は44円ほど。1個あたり40.5円ほどのしょうゆ味と比べると、3.5円ほどの差があります。

 大容量ですが袋にチャックが付いているので、「小腹が減ったから1個だけ食べたい」ということも気軽にできるのがうれしい!

大きい!(写真:スーパーマーケットファン)
レンチンしました(写真:スーパーマーケットファン)

 こちらの商品はレンジ専用とのこと。1個なら600Wで50秒、4個なら3分50秒レンジにかけます。

クリスピーな衣(写真:スーパーマーケットファン)
ジュワ~(写真:スーパーマーケットファン)

 食べてみると、食感は衣がサクッとしていて、鶏肉の脂がジューシー! お肉にしっかり弾力があって、食べ応えも十分です。

 味は塩やかつおエキスがしっかりきいていて、ごはんがどんどん進みそう。大容量で便利なので、筆者は「冷凍庫でのストック確定!」と判断しました。

 また、「からあげの山」はビールに合いそうなスパイシーさがありましたが、塩味はシンプルで優しい味付け。スパイスが苦手なお子さまがいるご家庭には、塩味のほうをおすすめします。

【ロピア】「ギリシャ風ポテトロール」432円

※2024年11月21日時点の情報です。

 今回紹介する「ギリシャ風ポテトロール」(432円)。20%オフで買うことができました。

手持ち袋入り(写真:スーパーマーケットファン)

 ポテトロールはフタのないプラスチック容器に入っており、さらに手持ちできるビニル袋で覆われていました。

 ロピアでは唐揚げやフライドポテトなどもこの形状で売られているのですが、おそらく揚げ物のカリカリ感をキープしつつ、ほこりなどが付かないための工夫と思われます。

袋から出しました(写真:スーパーマーケットファン)
ポテトロールは6本入りで、1本あたり72円(写真:スーパーマーケットファン)
消費期限は製造日当日(写真:スーパーマーケットファン)

 ポテトロールは「ギリシャ製造」だそうで、原材料は小麦粉、ポテトフレーク、植物油脂、たまねぎ、ほうれん草、でん粉、食塩、ぶどう糖、香辛料。

 どうやら、「ギリシャ風」のなんちゃって料理ではなく、ちゃんと「ギリシャで作られた惣菜」のようです。

 ただ、製造者には店舗の惣菜部が書かれているので、ギリシャ製のポテトロールを店舗で揚げ、トマトソースを添えて販売しているのだと推測できます。

ピザソースっぽい(写真:スーパーマーケットファン)
ソースを付けていただきます!(写真:スーパーマーケットファン)

 ソースをディップして食べてみると、ポテトロールとトマトソースが合う! 外の皮がサクっとしていて、中のポテトフィリングはなめらかです。

黄色い中身(写真:スーパーマーケットファン)

 ただ、香辛料のせいか、明らかに“初めて食べた味”で、「○○みたい」と形容しがたいんです。強いて言えば、中身はポテトチーズグラタンに近いでしょうか。原材料に「チーズ」の表記はありませんが、「植物油脂」がチーズっぽさを感じさせるのかも?

 ほかにも「中身はなぜ黄色っぽいんだろう」「この風味は何?」と食べてもわからないことだらけ。そこでヒントを探すため、縦に切ってみることにしました。

カットしました(写真:スーパーマーケットファン)

 真っ二つにしてみましたが、細かく刻まれたほうれん草とたまねぎが見えただけで、結局何もわかりませんでした。ただ、個人的には大好きな味と食感です!

【ロピア】「小林さんちのナポリタン(がっつりチキンカツ)」599.4円

※2024年9月18日時点の情報です。

すごいボリューム(写真:スーパーマーケットファン)

 こちらが「小林さんちのナポリタン(がっつりチキンカツ)」です。重量500g超えのビッグサイズですが、599.4円と良心的な価格。ナポリタンにチキンカツをのせただけなのに、迫力が一気に増すのはなぜでしょう……。

ド迫力(写真:スーパーマーケットファン)
シンプルな原材料(写真:スーパーマーケットファン)
チキンカツの断面(写真:スーパーマーケットファン)

 チキンカツは4切れ。鶏肉自体は薄めですが、刺身の削ぎ切りのような斜めカットの“断面マジック”で実際よりぶ厚く見えます。

衣がおいしい(写真:スーパーマーケットファン)

 食べてみると、チキンはしっとりしており、ソースがかかった衣はサクサク感が残っていました。

 このチキンカツは、鶏肉のジューシーさよりも、衣のスナッキーな食感を楽しむタイプといえそう。

具は1種類(写真:スーパーマーケットファン)

 最近のスーパーのナポリタンといえば、「昔ながら」や「喫茶店風」を謳い、太めでもちもちの麺だったり、香ばしい焼き目がついていたりする商品も目立ちますが、これは特にそういった特徴はなさそう。

 筆者の勝手なプロファイリングですが、小林さんはきっと竹を割ったような性格で、洒落臭い御託やおしゃれなうんちくは嫌いなタイプなのでしょう。

 そんな性格なので、具は潔く「玉ねぎのみ」。個人的にはピーマンやベーコンが欲しいところですが、600円以下で提供するにはこれが限界なのかもしれません。

 それでも、味は普通においしい! コクがあり、トマトケチャップの懐かしい味わいが楽しめます。

【ロピア】「肉屋が作ったピリッと黒こしょう餃子」754.92円

※2024年9月18日時点の情報です。

パッケージ(写真:スーパーマーケットファン)

 「肉屋が作ったピリッと黒こしょう餃子」(754.92円)です。「餃子本舗荒井」というシリーズのようで、ほかに「やみつき肉餃子」と「にんにくマシマシ餃子」も展開。

 パッケージにロピア感がないため、筆者はほかのスーパーでも取り扱っている商品だとばかり思っていたのですが、先日放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系)ではロピアオリジナル商品として紹介されていました。

 さらに、ロピア菖蒲店公式インスタグラムによれば、6月時点で「新商品」だったもよう。まだ発売から数カ月しかたっていないようです。

製造は福岡の食品メーカー(写真:スーパーマーケットファン)

 製造しているのは、「八洋食品」。ラーメンチェーン「一風堂」や「博多八助」が監修した商品をはじめ、数多くの冷凍餃子商品を製造・販売している食品メーカーです。

賞味期限は約1年後(写真:スーパーマーケットファン)

 1袋で30粒入りなので、1粒あたり約25円。それより、餃子の助数詞が「粒」であることを初めて知りました。

 なお、サイゾーウーマンでは、22年9月にロピアで販売されていた「餃子の岡本」シリーズの「肉屋が作ったやみつき肉餃子」を紹介しましたが、その頃のパッケージがこちら。

22年当時のロピアの餃子(写真:スーパーマーケットファン)

 デザインが似ているので、「餃子本舗荒井」はこれを継承するシリーズではないでしょうか。ただ、なぜ「餃子の岡本」から「餃子本舗荒井」に変更されたかは不明。ロピアの餃子開発担当者の苗字でしょうか……。また、この頃は餃子を「30粒」ではなく「30個」と表記していたようです。

 ちなみに、パッケージに印刷された餃子のイメージ画像は今回の黒こしょう餃子とおそらく同じ。イメージ画像とはいえ、思わず「黒こしょう餃子の写真じゃないんかい!」とツッコんでしまいました。

袋から取り出した餃子(写真:スーパーマーケットファン)

 袋を開けると、15粒入りのトレーが2段に重なっています。これは「餃子の岡本」時代と同じです。

作り方(写真:スーパーマーケットファン)

 油をひいたフライパンに冷凍のまま並べ、10個あたり100ccの水を入れて蒸し焼きにしたのち、フタを開けて焼き目をつけます。

水を入れたところ(写真:スーパーマーケットファン)
料理下手な筆者でもおいしそうに焼けました(写真:スーパーマーケットファン)
粗びき黒こしょうがめちゃくちゃ入ってる!(写真:スーパーマーケットファン)

 食べてみると、どこを食べても粗びき黒こしょうの粒が感じられ、ピリッとしたスパイシーさがたまらない!

 タレが不要なほど肉だねにしっかりと味がついているので、食卓にしょう油やラー油を並べなくてもよさそうです。ただ、さっぱりいただきたい時には、お酢をつけても◎。

 薄めの皮にはもちもち感があり、大きめにカットされた国産キャベツはシャキシャキで、食感のバランスが絶妙! 味の素「ギョーザ」などは肉だねが細かめで歯ごたえが単調気味にも感じられますが、こちらは手作り餃子のようなしっかりとした食べ応えが感じられます。

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  • 沢口ピア子(ライター)
  • 沢口ピア子(ライター)

    スーパーマーケット大好きライター。「ロピア」にほぼ毎日通うロピアウォッチャーとしても知られる。

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