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- 2025/03/09 08:00
韓国食品スーパー【イエスマート】一斉閉店から復活! 行ってみたら、イートインコーナーがかなり面白かった!!
「イエスマート」の看板(写真:スーパーマーケットファン) 2月7日に埼玉県春日部市に直営1号店がオープンした韓国食品スーパー「イエスマート」。かつて都内を中心に人気を集めながらも、親会社の倒産により一斉閉店したことが話題となった同チェーンが“復活”です。実際に店舗を訪れ、さまざまな商品を購入してみました。
目次
・韓国スーパー【イエスマート】とは? 全国展開するも、2023年に倒産
・【イエスマート】イートインコーナーがスゴい!
・即席麺の調理器、かなり面白い! 実際に使ってみた
・【イエスマート】購入品を実食! ドバイチョコは最高だけど……
・【イエスマート】2号店も決定、かなりオススメ!韓国スーパー【イエスマート】とは? 全国展開するも、2023年に倒産
「イエスマート」直営1号店、春日部店(写真:スーパーマーケットファン) 株式会社ナックが運営する韓国食品スーパー「イエスマート」の直営1号店が、2月7日に埼玉県春日部市にオープンしました。
この「イエスマート」とはもともと、首都圏を中心として、全国的に展開され人気を獲得していましたが、親会社である株式会社永山が2023年に経営破綻したことで、ほとんどの店舗が閉店。
その後、株式会社コンビボックスという企業が同チェーンの商標権を取得し、宮城県仙台市や福島県郡山市などで展開を行っていましたが、昨年の12月にナックがコンビボックスを子会社化したことで、「イエスマート」の商標権を入手し、今回同社における直営1号店が春日部にオープンした、ということのようです。
【イエスマート】イートインコーナーがスゴい! 袋麺のセルフ調理器とは?
これまで「イエスマート」を訪れたことはありませんでしたが、ブルダックやカンジャンセウなどを自作するなど、食べ物方面に関しては熱烈な韓流ファンと言えなくもないはず(?)の筆者。今回、店舗を訪れてみました。
「リアルチーズラーメン」と店内調理用の器(写真:スーパーマーケットファン) この「イエスマート」オープンのニュースを見た際、筆者はもっとも興味を持ったのは、店内のイートインコーナーにある即席麺の調理器がある、ということでした。
「カップ麺にお湯を入れるためのポットなら珍しくないけど、それよりおいしく作れるってことなのかな……?」と思いながら店舗を訪れてみると、どうやらカップ麺ではなく、袋タイプの即席麺を別売りの専用容器(100円、税込み/以下同)とともに購入し、その場で調理して食べられるというもののようです。
【イエスマート】即席麺の調理器、実際に使ってみた
今回は、販売されているさまざまな種類の袋麺の中から、「リアルチーズラーメン」(238円)を購入し、調理してみることにしました。
イートインコーナーに置いてあった即席麺の調理器。下部に使用方法を説明したパネル(写真:スーパーマーケットファン) どうやら汁のある麺以外にも、焼きそば的な炒め麺や、再加熱も可能なようです(写真:スーパーマーケットファン) さっそく、容器に麺や粉末スープを入れて調理器にセットし、調理にトライ。
調理器の下部にあった使用方法を説明するパネルを見ると、普通のラーメンや焼きそばのような炒め麺、再加熱など、それぞれ対応する調理方法を指定するボタンを押した後、スタートボタンを押すと調理が始まるようです。
調理を開始するとまずお湯が注がれ……(写真:スーパーマーケットファン) その後、麺が煮立ち始めます(写真:スーパーマーケットファン) 4分弱で調理が終わりました(写真:スーパーマーケットファン) (恐らく)後入れのチーズソースを混ぜて完成!(写真:スーパーマーケットファン) スタートボタンを押すと、まずお湯が注がれてから、器が加熱されて中のお湯が沸騰し、麺を煮込み始めました。容器は紙製でしたが、いわゆるIH調理器のような形で加熱をしているのかもしれません。
その後、4分弱で調理が終了。韓国語なので筆者には読めませんでしたが、恐らく後入れだと思われるチーズソースを混ぜて食べてみると、チーズの味わいが口の中で炸裂するような濃厚な味わいで絶品でした。
なお、麺の茹で具合などもちょうどよくなっており、調理のクオリティは問題なし。容器に100円かかることを考えるとコスパとしては微妙な気もしますが、体験としてはかなり面白いので、同店を訪れた際にはぜひ一度試してみてください。
【イエスマート】購入品を実食! ドバイチョコは最高だけど……
購入した4品(写真:スーパーマーケットファン) 調理器でのイートインを終えた後、店内で気になった以下の商品を購入し、帰宅後にその味を確かめてみました。
・イカちゃんぽん大カップ 289円
・宗家の冷麺SET 320円
・韓国おでんバー オリジナル 365円
・ドバイチョコレート 540円
イカちゃんぽん大カップ(289円)実食!
「イカちゃんぽん大カップ」のアップ(写真:スーパーマーケットファン) 調理後。ちょっと人を選ぶ味だと思います(写真:スーパーマーケットファン) 「イカちゃんぽん大カップ」は、日清の「シーフードヌードル」的な味をベースに、かなりイカの風味が効いたカップ麺。スルメのような濃厚なイカの風味は、筆者的にはアリでしたが、恐らくダメな人も多いだろうと思われ、好みが分かれそうな味でした。
宗家の冷麺SET(320円)実食!
「宗家の冷麺SET」のアップ(写真:スーパーマーケットファン) 調理後。最初からかなり酢が効いているのにびっくり(写真:スーパーマーケットファン) 「宗家の冷麺SET」は、「宗家の冷麺」の麺とスープがセットとなった商品。歯ごたえの強さが楽しい麺と、韓国風牛肉だしのさっぱりしながらも濃厚なおいしさがベースとなったスープの相性が抜群で、するすると食べ進めることができる味わいです。
スープに最初からかなり酢が効いているので、その部分については好き嫌いが分かれるかもしれませんが、筆者にはかなりハマる味わいだったので、再訪した際にはいっぱい買い込もうと思います。
・韓国おでんバー オリジナル(365円)実食!
「韓国おでんバー オリジナル」のアップ(写真:スーパーマーケットファン) 断面。個人的にはちょっとナシかも……?(写真:スーパーマーケットファン) 「韓国おでんバー オリジナル」は、魚肉のすり身の中に、玉ねぎやにんじんなどの野菜が入っている、いわゆる練り物系のおでんの具がくし打ちされている一品。
「韓国風のおでんってどういう味だろう?」と興味を持ったため購入しましたが、味付けが比較的薄めの練り物といった味わいで、個人的にはあまり好みに合いませんでした。
ドバイチョコレート(540円)実食
「ドバイチョコレート」(写真:スーパーマーケットファン) 断面。濃厚なピスタチオクリームが最高ですが、正直高い!(写真:スーパーマーケットファン) 「ドバイチョコレート」は、2021年にアラブ首長国連邦のドバイで開発されたチョコレートで、インフルエンサーなどが宣伝したことで近年世界的に流行。中でも韓国では爆発的な人気を獲得したチョコレートです。
ピスタチオ風味のクリームの中にカダイフという麺の一種が入っており、クリスピーな食感が楽しめるのが特徴ですが、こちらはピスタチオクリームこそ濃厚な味わいで最高だったものの、カダイフの量が少なくクリスピーな食感は控えめ。
30gで540円というかなりぜいたくな値段であることを考えると、スーパーやコンビニのチョコレートでいいかな……と思ってしまったのが正直なところでした。
【イエスマート】かなりオススメのスーパー
日本では珍しい即席麺の調理器を使ったイートインや、韓国ならではの食材を購入して楽しめた「イエスマート」。輸入物ということもあってか、少し値段は高めに感じましたが、韓国の本場の味を楽しみたいという人にとっては、かなりオススメのように感じました。
運営元の株式会社ナックの発表によれば、今年の春には栃木県宇都宮市に直営2店舗目のオープンを予定しているほか、中長期的には全国展開を目指しているとのこと。
現状では筆者の家から少し遠いのがネックではありますが、今後店舗数が拡大し、気軽に韓国の味を楽しめるようになるよう、それなりの頻度で通って応援していこうと思います!
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