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スーパー
- 2025/02/17 08:00
【ロピア】どころじゃない、【しずてつストア】298円「ビッ具すぎるおにぎり」牡蠣4つ! ぜいたくなおいしさ
「お弁当・お惣菜大賞2025」のブース(写真:スーパーマーケットファン) 目次
・「お弁当・お惣菜大賞2025」とは? 全国から大小スーパーがノミネート!
・静岡県【しずてつストア】298円「ビッ具すぎるおにぎり」を実食!
・「おにぎり部門」最優秀賞、福岡県の郷土料理に注目※価格はすべて税抜きです。
※受賞商品は23年10月1日〜24年9月20日に販売されたもののため、すでに店頭販売が終了しているケースもあります。
※最新の情報は各スーパーの公式サイト等をご確認ください。
「お弁当・お惣菜大賞2025」とは? 全国から大小スーパーがノミネート!
フードコートで販売していた受賞商品(写真:スーパーマーケットファン) 2025年2月12日、幕張メッセ8ホールで開催された「お弁当・お惣菜大賞2025」の表彰式。日本全国から全1万5,256件の応募があった中から選ばれた、各賞の最優秀賞受賞者が登壇しました。
『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)をはじめ、テレビ出演多数の福岡県「ダイキョーバリュー」惣菜部長・梶原正子さんや、同番組の1月12日放送で特集された埼玉発のスーパー「マミーマート」社員の姿も見られました。
「お弁当・お惣菜大賞2025」は、これが14回目となる開催。スーパーマーケットのみならず、専門店やコンビニの商品も対象とし、「魚弁当部門」「弁当部門」「惣菜部門」「おにぎり部門」など全11部門で審査。各部門ごと、「スーパーマーケット」「専門店・コンビニ」の2業態に分け、最優秀賞(20件)、優秀賞(49件)、特別賞(12件)、入選(144件)が選ばれます。
今回、表彰式と同時に、一部の受賞・入選商品の展示と25品の販売も行われました。
静岡県【しずてつストア】298円「ビッ具すぎるおにぎり」を実食!
「お弁当・お惣菜大賞2025」の会場内で販売していた商品のうち、「これは!」と目を引いたのが静岡県のスーパー「しずてつストア」の「ビッ具すぎるおにぎり(ふっくら牡蠣の佃煮風焼き)」。おにぎり部門優秀賞の一品です。
おにぎり部門優秀賞の一品(写真:スーパーマーケットファン) 静岡県の「しずてつストア」のおにぎり(写真:スーパーマーケットファン) 牡蠣が惜しげもなくドンドンドン!! と乗っかったビジュアルがインパクト大!
ふたを外してみると、ブリッとした見事な牡蠣が4つも! 大きさを計測アプリで測ったところ、長さ6cm、幅3cm。火を通してこのサイズということは、生はどれだけの大きさだったのかと感心してしまいます。
牡蠣がおいしそう!(写真:スーパーマーケットファン) ふっくらした牡蠣に味が染みてそう(写真:スーパーマーケットファン) おにぎり全体の大きさは一辺9センチ、高さ4センチ(写真:スーパーマーケットファン) では、牡蠣をひとついただきます。ふっくらとした身の食感とクリーミーな味わいが濃い! 見た目の通り、佃煮の味付けも染み込んでいて、クリーミーさと相性バツグンのおいしさです。
大きな牡蠣は味もおいしい(写真:スーパーマーケットファン) ご飯の部分は、牡蠣の旨みがと出汁がしっかりと感じられます。しっとりとしたおこわのようだと思ったら、使っているのはうるち米! このおいしさ、デパ地下にあるおこわ専門店に匹敵する味わいです。298円で食べていいおにぎりではありません。
スーパーのおにぎりといえば、ロピアの「小林さんちのおにぎり」が巨大&具が大きいと評判ですよね。そのサイズは1辺が10cm前後のようなので、しずてつストアの1辺9cmは、ほぼ互角といえるでしょう。それどころか、ふっくらとした牡蠣の旨みを生かした佃煮と出汁が染みたご飯の掛け合わせは、ロピアどころの騒ぎじゃないのでは?
どうやら、このしずてつストアはスーパー業界で評判の店のようで、フードコートで並んでいるときから「しずてつさんの……」とささやく声があちこちで聞こえました。そして、私が購入して数分後に完売!
298円とは思えないデパ地下クラスのものを日常的に食べられる「しずてつストア」ユーザーさんがうらやましいと思うのは、筆者だけではなさそうです。
「おにぎり部門」最優秀賞、福岡県の郷土料理に注目
しずてつストアのほか、おにぎり部門の受賞商品も駆け足でチェックしていきます。
北海道の「スーパーアークス」の248円「ほたて松前漬けにぎり飯」。お米は北海道産のななつぼしを使用。松前漬けを使った、本場函館の味とのこと。
おにぎり優秀賞の2つ(写真:スーパーマーケットファン) 北海道の「スーパーアークス」の248円「ほたて松前漬けにぎり飯」(写真:スーパーマーケットファン) 長崎県の「中村興産(カミティバリュー)」から169円「長崎たこ飯おにぎり」。
五島列島のたこから出る出汁で炊き込んだご飯に、にんじんや枝豆を合わせて、栄養と彩りのバランスが良いおにぎりとのことです。
(写真:スーパーマーケットファン) 長崎県の「中村興産(カミティバリュー)」から169円「長崎たこ飯おにぎり」(写真:スーパーマーケットファン) そして、おにぎり部門の最優秀賞は、埼玉中心のスーパー「マミーマート」の399円「割烹おにぎり膳(白海老と桜海老・たこ飯)」と、福岡県の鮮魚店「魚盛」の398円「魚盛の縁おむすび(いわしぬか炊き巻き)」。
(写真:スーパーマーケットファン) 福岡県の鮮魚店「魚盛」の398円「魚盛の縁おむすび(いわしぬか炊き巻き)」(写真:スーパーマーケットファン) 魚好きな筆者が注目したのは、「魚盛」のおむすびで、なんでも「ぬか炊き」は北九州市の名物メニューであるものの、食べる家庭が減っているそう。
そこで多くの若者に食文化を引き継いでいってもらいたいという思いから開発。しょう油や砂糖、みりんなどにゆか床のぬか味噌を加えて炊くことで、青魚の臭みがなくなり、ほのかな酸味と旨みが加わるんだとか。使っているいわしは真いわしの最上級「大羽いわし」。実際、商品を見たときに、いわしの大きさに驚きましたよ。
入賞作の展示を見ながら、すでにスーパーのお弁当・お総菜はデパ地下を超えていると実感した今回。早くも、次回の開催が楽しみです!
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